[2008年02月22日(金) ]
何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、教育研究者の間では意見が対立するポイントについて今日は考えましょう。
どういうことかというと、「今の時代100円ショップで電卓が手に入るのだから、算盤や九九の暗算能力なんて100円しかない」という過激な主張があるのです。これは主にゆとり教育を推進してきた人たちの言い分ですが、どう思われるでしょうか。
確かに、大学入試ともなると単純な計算ミスをしてもその後の展開が合っていれば、殆ど減点されません。僕が前期入試で3点不足して落ちたことは以前書きましたが、実は数学の計算ミス分だったと知ったときの悲しさといったら…!!(得点開示したら、式の途中で36を3で割って13としてしまい、結局それが割り切れず、答えの分母が10桁にもなった問題で殆ど万点がついていたのです)。
また、大学の理系でも、数学も物理も式を立てたら9割は解けたとみなすようで、後は何も考えずに手を動かして式を解くだけと言って憚らない友人もいます。
ですがそれらはあくまで大学入学後の話で、それまでは一定の計算能力を要求されます。当然入試に計算機の持込などできません。また、どの解法が少ない計算で済みそうか見分けがつかない問題も、怒涛の計算で押し切る強引さも絶対役に立つでしょう。
僕は、計算力を馬鹿にしないほうがいいと思います。
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