なぜ医者になるのか? 第3回〜高校時代に感じた違和感〜

[2008年03月05日(水) ]

なぜ医者になるのか第3回ということで医者を目指す人に覚悟を持って欲しいと思う理由についてお話します。
うちの高校は1学年120人しかいない小さな学校です。
でも、進学実績は一学年で東大、医学部合わせれば60人近くは行っています。
医学部は50人くらい。これは生徒数との比率でいけば全国的にも結構いい線いっているでしょう。
先生もこのことを誇りに思っているようですし、一見、なんの問題もないように見えます。
しかし、ここに問題があります。

それは他の人に流されて医者になってしまうという問題です。
理系の誰に聞いても、「医者になる」しかかえってきません。
「なんで?」と聞くと「なんとなく。みんなそうだし。」
周りがそうだから自分も流されてそうなる。
これを数多く見かけてしまったのです。
他人に流されて医者という崇高な職業に就くことを選ぶ彼らを信頼していいものか?
私はそこに疑問を抱くのです。
正直、高校の同期でいくら友達といえども、将来、診てもらって安心な人は1人だけです。
もちろん、これは僕の感じた主観であって、一般的なものではありません。
けれども、医者になるときの責任。
これを早いうちからわかってほしいのです。

明日からはまた「僕はこんな本を読んできたシリーズ」に戻ります。
明日は青春時代に読みたい本についてです。

(今日のお勧めミュージック)
いしわたり淳二のサインは宝物です。
 スーパーカー 「Lucky」

なぜ医者になるのか第2回!!

[2008年03月04日(火) ]

なぜか現在、書いている「僕はこんな本を読んできた」シリーズを今日はお休みして少し書きます。
先日、2月22日に更新した「なぜ医者になるのか」にこんなコメントがありました。

そんなことを全て分かっている高校生が多くいるわけないと思います。
ただ医者になりたいという志だけでいいのではないですか?
責任や現実の壁に出会ったとき自分が適応者ではないと気づいたならそこで医者の道から外れていけばいいと僕は思います。

ここでの彼が言うことももっともです。
確かに、現実問題、高校生が医者のすべてをわかるには無理があります。
そして当然、自分も医者のことはわかっていないと思います。
大学で医学部に入り、自分にあってないと感じたら別の道を進む。
それもまた人生における選択の1つでまったくそのとおりです。

僕があの日記で言いたかったことは

ただ漠然と成績が良いから。なんとなく将来、安定そうだから。という理由で医者になってほしくない。
医者の重要性。生死を預かる立場だということを分かった上で医者になってほしい

という僕の思いから来ています。
なんでこんな風に僕が思うようになったかの原因は自分の高校時代にあります。
詳しくは明日、お話しましょう。

(お勧めミュージック)
なぜだか彼女の演じるキャラクターが好き。
Tommy hevenly6 「Pray」

なんで医者になるのか?

[2008年02月22日(金) ]

最近、進学校と言われる高校においては医学部志望者が多いらしいです。実際、僕の卒業した高校においても理系のほとんどが医学部志望でした。ZCLUBの2月号の「中学生のためのお仕事ファイル」のアンケートでも男子、女子ともになりたいと思う職業では医師がトップでした。どうしてみんな医者になりたいのでしょうか?というか医者になりたいと思う人々が人の命を担うということを本気で考えているかどうか僕は不安に思うのです。
 医者になったとすると確実に人の死と向い合うことがでてくるでしょう。その時に大丈夫だと思いますか?人の死に対して責任を持つことはできますか?悲しみにくれる家族に対してちゃんとケアができますか?医者になるということは人の死に対して責任を持つということです。それらを本気で考えた上で医者になろうと思っているか僕は医者になりたいと思う人々に聞きたいのです。
 なおかつ医学部は入ることも、入ってからも大変です。医学部の入試は志望者の増加に伴い難度を増しています。3浪、4浪も当たり前。大学に入ってからも試験続き、そして医者になってからもリアル「ブラックジャックによろしく」の世界が待っています。

それでもあなたには医者になりたいと思う理由はありますか?

(今日のお勧めミュージック)
ミュージックビデオを見てください
「本能」 椎名林檎