Z会中学コースには、日々、会員・保護者のみなさまから様々な学習相談や質問が届きます。
このブログは、そんな学習相談にお答えする「学習アドバイザー」の日々をつづったブログです。
(ブログの「コメント」からの学習に関する質問にはお答えできません。ご了承ください。
また、コメント・トラックバックは承認制となりますので、公開までお時間をいただきます。)
[2008年07月21日(月) ]
英語の学習アドバイザーをしていると、似たような質問に数多く遭遇します。その中でも頻出なのが
This is my car.
This car is mine.
のような文の訳しわけです
これらに対応する日本語はそれぞれ、
「これは私の車です。」
「この車は私のです。」
で、これらが入れ替わると当然訳としては×になります。ここまでは大丈夫だと思います。
しかしこの二つの文が意味としてどう違うか分かりますか? 私にはよくわかりませんでした。
もし会員の方に「その二つの文はどう意味が違うのですか?」と聞かれたときに答えられないと困るわけですから、理解は必要です。
まず分解して言いなおす、のようなことをしてみました。
・「これ」が「私の車である」という性質を持っている。
・「この車」が「私のである」という性質を持っている。
一つ目の文で話題となっているのは「これ」であるのに対して、二つ目の文では「この車」が対象となっています。対象が「車である」ことは二つ目の文では言及されていないわけです。
車であることが二つ目の文の対象が持つべき性質でないということは、文自体が「車である」ことを前提としている、つまり
「この車」が(もし車であるならば)「私のである」という性質を持っている。
と言い換えられます。
すると話題となっているものが車でない(私のものであるかないかは関係なく)場合、一つ目の文は偽となるけれども、二つ目の文は真であるということになるのではないでしょうか?
ここまでわりと適当です。ごめんなさい。
だから意味として何が違うのだ、と問われると結局何も提示できなかったわけで、二つの文が違うということだけが分かっただけの試みとなったわけでした。
[2008年07月20日(日) ]
こんにちは。学習アドバイザーのカズです。今回は、2005年度の東大の入試問題を中学生のみなさんにも解けるように作り変えて紹介します。数学に自信のある中学生は、ぜひ取り組んでみてください。
キスじゃなかった。奇数です。
好きな奇数を3以上でひとつ選んでください。その好きな奇数とその奇数から1をひいた数をかけ合わせた数が10000でわり切れるとき、選んだ奇数はいくつだったでしょう。考えられるもののうち、もっとも小さい数を求めてください。
どうでしょう。
うまくすれば中学受験をひかえた小学生にも解ける問題です。
でも、ふつうは難しいと思います。数学が好きだったら考えてみてください。反応があればまたの機会に答えを書き込みます。
この元の問題を解いて合格したアドバイザーは、いま4年生のはず。文理共通の問題だけど、覚えてるかな?
[2008年07月19日(土) ]
はじめまして。yummy(ヤミー)
です。
初ぶろぐ
です。
初なので、自己紹介なんぞを。
このブログは「Z会アドバイザー」が書くぶろぐですが
私自身はアドバイザーではありません。
何をしているかって言うと、事務です、事務。
事務って?
ヘルプサービスには電話
・メール
・シート(紙)
があるんですよ。
紙って、FAXで送ったり、郵送で送ったりする質問シート(ヘルプシート)のこと。
それをアドバイザーのみんなが受け付けてるわけではないんです。
なぜって、アドバイザーは電話
に答えたり、メール
にお返事したり、
紙で届いた質問の回答(解答ではないのよ)をつくったりで
忙しい
から。
なんたって全国からきますからね、質問が。
で、変わりに事務的なお仕事をする人が
必要なわけ。そう、私。正確には「私たち」
。
会員のみんな
から届く、メール
やシート
を
各教科のアドバイザーへ振り分けたり
できあがった回答をアドバイザーから受け取って
返信したりするのですよ。
毎日々々、全国の会員のみんなからいろいろな質問が届きます。
それを読んでると、「みんながんばってるな〜」としみじみ。
学校の勉強やらZ会の教材の質問やら。ほんといろいろ。
悩み多きお年頃。なんだよね。
だから中には恋愛相談
なんかもある。たまに。
でもね〜、ごめん
これムリ。
だって、「学習に関する相談」だからね。ヘルプサービスって。
だれかに相談したい気持ちはわかる。わかるけどね。
↑こういうのは、「パルティオゼット」ですよ。覗いてみてね。
そんなこんなで、
日々間接的に会員のみんなとつながっているのでした
。
がんばれ〜中学生!
[2008年07月18日(金) ]
こんにちは.オビです.
ヘルプサービスでは,一生懸命考えて「わからない」という悩みを抱えた皆様と格闘している毎日です.
ヒントも読んで,教科書,サポートを読んで….
「ここまで考えたんですけど,わかりません!!!」
と質問がくると,「みんな本当にがんばっているんだぁ.」と感じます.
自分で考えることって大切です.答にたどりつくには,時間もかかりますし,それはそれは辛いと思いますが,自分で答を見つけたときは,表現できないような喜びに包まれます.
添削が返ってくるのも楽しみでしかたないのではないでしょうか?
アドバイザーの多くも
考える→答を発見する→喜ぶ
のサイクルを繰り返しいます.
つまり,このサイクルを繰り返すことが,合格,成績向上の一番の近道なんですよ.(楽して答を見つけようなんて思わないでくださいね.)
もうすぐ,長期休みの時期に入りますね.時間も沢山とれると思いますので,時間を有効に利用して,このサイクルの勉強を実践してください.
1学期復習用教材として,夏期集中シリーズもあるので,Z会教材をうまく利用して,実力アップにつなげてもらえればなぁと思います.
では,今日も数学でみなさんと格闘してきます!
お互いがんばりましょう.
数学/オビ
[2008年07月17日(木) ]
「高彬のバカっ!死んでやる!」
と叫ぶ大臣家の姫あれば
、
「どうせぼくはお坊ちゃんだよ
」
と頬を膨らます公達がいて、
「わたくしの座右の銘は『人を見たら泥棒と思え』ですのよ。」
と涼しく笑う宮姫までいる(オイオイ
)
つい先日、氷室冴子さんが亡くなった。享年51歳だったという。まずは最初に、氷室さんのご冥福をお祈りしたい。
今こうして、曲がりなりにも私が「文学」あるいは「国語」というものに対して日々あーでもない、こーでもない、とやっているのは、間違えなく氷室作品のおかげだろうと思う。
彼女の持ち味は「なんて素敵にジャパネスク」「ざ・ちぇんじ!」に代表される、古典パロディだろう。
「古典」というと「何が書いているのかイマイチわからない小難しいこと」というように考えてしまうのは、今も昔も変わらない多くの日本人が(失礼
)共感するところではないだろうか。
しかし、ちょっとよく考えてみれば、千年前の人間だって同じ人間で、
叫びもすれば
頬も膨らませるし
妙な人生観
を持っている
こともあるだろう。
当たり前のことなのだが、机の上で古文のテキストを開いていてもなかなかそこに気づけない。
だが、氷室作品では一風変わったというというか、
余りある個性を武器に
、
好き勝手に人間している姫や貴族が、私たちを無理矢理巻き込もうと本の中から騒ぎ立てる


冒頭に挙げた例はあくまでほんの一部にすぎない。もっと破天荒で、
「自分も一緒に飛び込みたい
」
そう思わせるトラブルを彼女たちはしでかしてくれる。
その一方で、時に救いきれないものがあり
、どうしようもない立場に縛られる彼女たち。
その苦悩や無情さは多くのドラマを生み、千年前に生きるということを私たちに「体感」させてくれる。
そんな魅惑の氷室作品では、当時の風習
や和歌
についてもしっかりとした時代考証がなされている。
読み終わる頃には、アニメやドラマの設定のように、
思わず他の人に説明したくなる
当時の「常識」。
そうした「常識」は古典の知識として、テストなどでも十分通用するというのだから嬉しい
一口で二度、三度オイシイ
とはこのことだろう。
我が家の「ジャパネスク」はボロボロになっても読まれ続けている(現在進行形
)。
ぜひ、中学生の皆さんにおすすめしたい作品であるがどうだろうか?
そして、「ジャパネスク」や「ざ・ちぇんじ」に物足りなくなったら、改めて本物の古典を読み直してみてほしい。最初は現代語訳などでも構わない。今まで見えづらかった、より私たちを突き動かす一人一人の「想い」を、触れるように感じることができるはずだ。
本来の古典作品にこそ、氷室作品と同じように、あるいはそれを上回る生き様が刻まれている。
様々な人と人が交わり、ドラマが生まれる。
それが古典作品となって長い間愛されてきた。
氷室さんはそのことを伝えるために、魅力的な扉を作ってくれたのだと思う。「小難しい」という壁を少しだけ溶かし、私たちに中身をそーっとのぞき見
させてくれているのだと思う。
ところで、作中で帥の宮がこのような例えを使っている場面がある。
「栗は苦労して刺を取り除いてみれば、実はとても美味なもの。今回のお話も、悪評や風評という刺を苦労して取り除いてみれば、案外中身は素敵かもしれませんね」
(なんて素敵にジャパネスク3/集英社)
この例えを、そのまま古典文学にあてはめたい。
(そーいち/国語)
[2008年07月16日(水) ]
こんにちは! 理科の学習アドバイザーの健康優良児です。
今日は、ぼくは読書について語りたいと思います。みなさんは、学校の先生から読書を勧められたことはありませんか? 恥ずかしながら、ぼくは読書をするという習慣がなく、先生の言うことなどあまり気にしていませんでした。したがって、そんなぼくにとって学校の課題として出される「読書感想文」は、本当にいやでいやで仕方なかった。あとがきから本の内容を推測して読書感想文を書いたこともあるくらいです。ぼくのような読書嫌いは中学生のみなさんの中にも少なからずいる(ハズ!)と思うのですが、そんなみなさんにオススメしたいことがあります。
「本が無理なら、漫画を読もう!」
「漫画にだって知識の宝庫となる良書もある!」
ちなみにぼくは本をあまり読みませんでした。それに比べると漫画はかなり読んだ方だと思います。確かに本と比べたら、漫画は活字が少ないと思いますが、よく読んでみると、漫画には意外と難しい言葉(主に四字熟語)が使われていたり、歴史や文化についての話と関連付けられていたりします。さらに少年漫画に多いのですが、意外と理科的な内容も含まれていたりするのですね(これは事実です! 理科のアドバイザーが言うのだから間違いない!)。したがって、漫画と言えども甘く見てはいけません(といっても、本を読むのが必要ないわけじゃないですよ。お間違えなく〜)。
意外なものが意外なときに役に立つことがよくあります。読書が嫌いな人も、何もせずということではなく、まずは役立ちそうな漫画を選んでどんどん読んでみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、学校のテストでも
「解けるぞ〜! 漫画で見たものとおんなじだ!」
というような、どっかの漫画のような事態が起きるかもわかりません。
冗談は抜きにして、ぼく自身、持っている知識の多くを漫画から吸収しているのではないかという実感をもっています。したがって、本を食わず嫌いせず、みなさんも、ぜひぜひ! 漫画からでも構いません。この夏休みに、まずは好きなものから読んでみてください。もしかしたら、それをきっかけに本好きになるかもしれませんよ。
[2008年07月15日(火) ]
初めまして。とある数学アドバイザーのにっこりガムです。変なペンネームと思ったあなた、由来は仕事中にこっそりガムを食べてて、ばれたら笑ってごまかす…から(上司談)だそうですが、僕の名誉のために言っておくと、捏造された全くの嘘です。
さて、僕はとてもまじめな人間なので、読んでる人のためになるブログを書こうと思います。初めはやっぱり僕の中学・高校時代にちなんだお話にしようかな。。心して読んでくださいね。
僕は岡山県という最近ホットな地方出身で、中学・高校時代はまあかなり平凡でした。生活の中心は部活で、毎日どろどろになりながらサッカーをしてましたっけ。勉強はテストが近づくとちょいちょいとこなし、ごくたま〜にふわふわと浮わついた体験をする、どこにでもいる学生ですね。
平凡だけど、いま思えば充実した6年間だったと思います。ただ、やっぱり「もっと部活がんばればよかった…」「あそこでもっとあの子にアプローチできたらなあ…」なんて後悔は山ほどあります。思うに人は青春時代を振り返るとき、少なからず誰でもあの頃に戻りたい!って思いを持つものですね。そういう、おっさん的な発想をやっと僕も持てるようになったのでした。後悔の数が少なければ少ないほど充実した学生生活だったと言えるのでしょうが、その数を完全に0にすることは誰にもできません。
さて、これを読んでくれている中学生の皆さんの青春はまだまだこれからですね。皆さんは、「刹那」という言葉をご存知ですか? 「刹那」とは時間の長さの単位なんですが、指をパチっとひとはじきする間に65刹那あると言われています。要するに、ほんとに一瞬の出来事です。
長い人生の中で、今の日常のひとコマひとコマはまさしく刹那と言えるほど取るに足らない出来事かもしれません。でも、短い学生生活の刹那をほんとうに大切にしてほしいと思います。10年後に振り返ってみて、後悔の数が少なければあなたは勝ち組ですね。
ちょっと長々と書きすぎてしまいました。ところで、僕はブログに今日の一言を載せることを習慣にしたいと思っています。ので、今日の一言!!
「いまやらねば、いつできる わしがやらねば、だれがやる」
高名な彫刻家、平櫛田中先生の言葉です。皆さん、刹那を大切に。。
[2008年07月14日(月) ]
先日弟から聞かれました。
This is Janet. (She; He; It) is from New York.
カッコの中から適切な語を選ぶ問題なのですが、
「Itではないことは分かったが、SheとHeのどっちを使えばいいかわからない。判別方法はないか?」とのこと。
…(内心)困った。これはもう判別方法なんてないので「Janetは女性の名前」というように一つ一つ覚えていくしかないんだよ、なんて兄の権威を見せて答えたのですが…
よく考えると、この問題は英語圏だからから存在しうる問題なのですよね。英語圏は名前の種類が少ないのでそれが男か女かある程度推測可能です。でももし日本語だったら
・この人の名前は翼です。(彼; 彼女; これ)は東京からきました。
これはなかなか答えられないのではないかと。
「ゆうき」とか「未来」とかも男女の判断は困難ですね。
そう考えると、Heを間違いとするのは果たして正しいのか、という疑問が頭をよぎります。Janetという名前の男の子である可能性が0ではない以上(Janetという名前の男の子は必ずどこかにいるでしょう)、heでJanetを指す可能性も残っているわけです。
この考えをくだらない、と一蹴するのはちょっと待っていただきたいのです。私には昔Jamieという名前の女性の友人がいたので、Jamieは女の子の名前だとずっと思っていました。しかしシドニー・シェルダンの「ゲームの達人」を読んで、Jamieって普通は男の子の名前だったのか!と驚いた経験があります(Jamieはこの小説の、男の主人公の名前です)。つまり英語圏でも男の子の名前を女の子に、女の子の名前を男の子につける例は実際にあるのです。
今回の問題は「Janetは女性の名前である」という一般的な了解の下で作られているので、結局は常識の範囲内で答えろということですね。深く考えてはいけないようです。
最後に、じゃitはありえないか。Janetは大文字で始まっているので固有名詞です。またaがついていないのでuniqueです(製品名とかではありえませんね)。ひとつしかないものでニューヨークからきている、となるとどうしても人が妥当に思えますが、たとえば
・Janetという名前のロボット
・Janetという名前の動物
・Janetという名前の建物
・Janetという名前の…
と何でもありになりそうです。建物がニューヨークからくるということはあまりない気もしますが…
弟もちょっとは勉強をするようになったんだなー、兄をヒヤッとさせる質問をするようになって…とちょっと嬉しいような複雑な気分でした。
(@わらびー/英語)
[2008年07月13日(日) ]
こんにちは。カズです。きょうは、向かいで仕事をしているオビさんを見ながら考えたことを書きます。
私もオビさんも数学の学習アドバイザーです。
会員からの質問に答えているのですが、タイプが違うな、と感じることがあります。それは、私が会員の聞きたいことはこういうことだからこういうふうに答えればいいんじゃないの? と思うことでも、オビさんは数学的に正しいかどうかにこだわることです。将棋の棋士に例えると、私が勝負にこだわるのに対して、オビさんはその局面での最善手にこだわる感じでしょうか。私は、相手の心理を読み、オビさんは真理を追究する。「心理」と「真理」の違いです。
もちろん、私も最善手は大切だと思っていますし、オビさんも勝負は大切だと思っています。車の両輪のような関係でしょうか。
でも、人によって、指導の価値観が違う。そんなところに人の個性を感じるきょうこの頃です。
[2008年07月12日(土) ]
こんにちは。マユエルです。
今日は、はじめましてなので、まずは簡単に自己紹介を。
今はヘルプサービスの裏方担当をしています。
以前、国語の学習アドバイザーのとりまとめをしていたこともあり、
ヘルプコールで会員の方々とお話することもありました。
そのもっと前は、国語の教材を作ったりも。
家に帰れば、1歳4ヶ月の女の子
のママです。
「裏方担当」ということで、いろいろな仕事をこまごまとしていますが、
最近気になっていること…… それは、FAXについてです。
ヘルプサービスでは、FAXでの質問・相談も受け付けています。
たくさんのFAXがZ会に届くのですが、時々「おばけFAX」が届くのです。

「おばけFAX」とは、文字が縦にビロ〜〜ンと伸びてしまったFAX。
最初に見たときは「なんだろう???」と思いました。
なんで「おばけ」になってしまったか、わかりますか?
たぶん、FAXを送信するとき、機械が文字を全部読み取る前に
原稿を引っ張ってしまっているんでしょうね。
たしかに、FAXの送信が完了するまでって、微妙な間がありますよね。
それを待っていると、原稿が床にヒラリと落ちてしまったり。。。
落ちるのを防ぐために、何をするでもなく立って待っていると、
手持ちぶさたなものです。
だから、もう終わったと思って、つい引っ張ってしまうんですよね。
その途端(?)、送信先のFAXには「おばけ」が出現します。
思えば、私もやった記憶があるような…
でも、「おばけFAX」では、いくら
精鋭の学習アドバイザー
でも、
正しく読み取ることができません。
(なんとか読めないか、皆で頭を寄せ合って分析するんですけどね…)
そうすると、またFAXを送り直してもらうことになってしまい、
回答の返送までに、余分に時間がかかってしまうのが歯がゆいっ!!
ということで、会員のアナタもそうでないアナタも、
FAXを送信するときは、ひとつ気長にいきましょう!
お互いに、ね。。。
(マユエル)