Z会中学コースには、日々、会員・保護者のみなさまから様々な学習相談や質問が届きます。
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[2008年11月18日(火) ]
こんにちは。数学アドバイザーの牙です。
東大合格者のノートを紹介した本が人気のようですね。そこで、ぼくもそのコラボノートを買ってみました。興味本位で買ってみましたが、意外に使いやすい!!
もちろん、使いやすいところと使いにくいところはあります(個人的な感想ですよ。)。そこで、どう使うのが効率的か、自分なりに書いてみたいと思います。
◆全体的な特徴
まず全体的な特徴として、日本語と図が書きやすいです。したがって、日本語や図をたくさん書くノートでは簡単にきれいで見やすいノートを作ることが出来ます。
さらに情報を整理できるので、暗記科目では抜群の威力を発揮します。暗記がうまく出来ない、という人はだまされたと思って使ってみることをお勧めします。
◆基本的な使い方
どんな便利な道具も、使いこなせなければ意味がありません。各教科についてはこのあと述べるとして、まずはどのように使っていけばいいかを書いていきたいと思います。
・情報の整理〜目次を活用する〜
まず、覚えるべき情報を整理しますが、その方法としてはリストアップがもっとも簡単でしょう。どこに何が書いてあるのかを簡単にわかるようにします。このとき、ただリストアップすればいいと言うものではありません。情報のまとまりを意識してリストアップしましょう。
情報のまとまりを判断する一番の方法は、目次を使うことです。目次はすでにまとめられているので、もっともわかりやすい分類になっています。したがって、まずは目次を使いましょう。
・重要性を判断
つぎに、情報の中で重要な情報と重要でない情報を探します。これが難しいのですが、暗記科目であればたいてい教科書で太字になっているので、とりあえずまず太字を集めましょう。
・全体を網羅〜完璧を目指さない〜
最後に、完璧を目指さないようにしましょう。特に暗記科目であれば、細かいことはいくらでも出てきます。そんなことを覚えても仕方ないですし、やっていない範囲があるほうがはるかに得点が落ちます。ですからまず定期テストであれば定期テスト、受験であれば受験の全範囲を網羅することを目標にしましょう。全範囲が網羅できて全て覚えることができたら、また最初に戻ってより細かな情報だけを集めたノートを作ればいいのです。完璧を目指すあまり、途中で挫折することはありがちです。ほどほどに力を抜いて、最後まで到達することを重視してください。
◆科目別利用法
【英語】
まず使いやすいのは和訳でしょう。ページを見開きで使い、左側の上に問題集の文章を貼り付けて、下に和訳を書き、赤ペンで丸付けをする。そのあとに右側に覚えるべき単語・熟語・構文をリストアップする。あとは復習するときに右側の単語などを覚えているか確認するとともに左側の文章がすらすら訳せるか、どこが大切なのかの説明を考えましょう。
【数学】
数学で使うのであれば、幾何の問題、特に平面図形の問題を解くときがお勧めです。空間図形だと立体的に見えるようにするときにノートの下に振ってある点がかえって邪魔になることがありますが、平面図形ではこの点のおかげできれいな図を書くことが出来ます。実践している人がどれだけいるかは分かりませんが、図形の問題を解くときは図を書くべきです。自分の手で図をていねいに書くことで、解答の方針が思いつくことも多々あります。特に証明問題を解くときは有効ですから、苦手にしている人はこのノートできれいな図を書いてみてはいかがでしょうか。
【国語】
国語は縦に書くときに書きやすいので、授業などのノートが取りやすいですね。マス通り一文字一文字書いていけばいいでしょう。便利ですが、特別な使い方は思いつきませんでした。
【理科】
理科のなかで一番お勧めできるのは生物の勉強のときです。覚えるべき事柄を分類し、リストアップするようにして書いていくといいでしょう。また、覚えていたほうがいい定義なども書くことをすすめます。
AだからBのようなときはA→B、ある項目の中に書きたいけどうまくリストに組み込めないときはcf)、など自分なりに分かりやすい記号を使って整理するといいでしょう。
【社会】
おそらくこのノートが一番効力を発揮する科目です。地理・歴史ともに教科書または授業の流れに沿って、覚えるべきことをリストアップしていきましょう。
また、地図は自分の手で書くと覚えやすく、非常に効果的です。地図をコピーしてくる手間と、自分で簡単な(模式的な)地図を書くことと、実はたいして作業量に差はありません。しかし記憶への貢献度はまったく異なります。簡単でいいので、地図は自分で書くようにしましょう。
◆まとめ
科目ごとの有用性を考えると
社会>理科>国語>英語>数学
といった印象です。理科社会の暗記はとても便利に使えます。したがって、暗記科目のまとめノートを作るときに重点的に使うのがいいのではないでしょうか。
また、一番大切なことは書いたノートを覚えるということです。書きっぱなしでは意味がありません。その方法は、書いたノートを白紙から何も見ずに自分の手で再現できるようにするのが一番です。これができるまで、まとめたノートを何度も復習するといいでしょう。