Z会中学コースには、日々、会員・保護者のみなさまから様々な学習相談や質問が届きます。
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[2008年09月07日(日) ]
こんにちは。学習アドバイザーのカズです。
今回は、新宿高校について見ていきます。
新宿高校は、日比谷高校を解いたあとに取り組んだので、だいぶ楽な感じがしました。
しかし、日比谷の問題が受験生にはきついのであって、こちらのほうが良心的な試験問題のように思えます。受験生を必要以上に不安にさせない学力を測るのに適切な難易度と言えるでしょう。対策としては、基本的には、教科書+入試標準問題を演習することで対応できると思います。
それぞれの問題を見ながら、特筆すべきことをいくつか拾ってみます。
1番の〔問5〕で、日比谷が2a+bが素数になる確率で新宿が3a+bが素数になる確率を求めさせていたのは、偶然とはいえ興味深かったです。もちろん、目新しい問題というわけではなく、簡単に作れる問題で頻出のものだからたまたま似た問題が出たのでしょうが、推測すると、どちらも前年度の墨田川の問題に出てきた10a+bをヒントにして作ったのだろうと思います。そしてこのことから、私だったら次年度の問題は、24/2a+bが整数になるときの確率を予想問題としてみたいです。
日比谷では、前年度もさいころの問題を出題しているのでとくに驚くことではないですが、出題者は間違いなく自校および他校の問題に目を通して問題を作成しています。これは、2003年度の八王子東の1番〔問6〕と2005年度の両国高校の3番の〔問3〕のネタが類似していると思ったときにも感じたことでもあります。
しかし、そうでなくても容易に想像がつくでしょう。
そのようなことから、入試標準問題の演習は、都立の自校作成問題を中心にやっていくのがお得です。作図の問題が必ず入っているなど、傾向や元ネタが同じになることがあると思いますので絶対にオススメです。都立の自校作成入試を受ける受験生は、時間の許す範囲で多くの問題に取り組んでみてください。
最後に、1番〔問6〕、3番〔問1〕にもあるように、円と直径を斜辺とする直角三角形の関係は、知っているだけでなく使えるようにすることが大事です。すぐに思いつくまで練習しておきましょう。ここで考えていたのでは、時間内に問題を解き終えることはできません。