Z会中学コースには、日々、会員・保護者のみなさまから様々な学習相談や質問が届きます。
このブログは、そんな学習相談にお答えする「学習アドバイザー」の日々をつづったブログです。
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[2008年06月26日(木) ]
はじめまして!
社会の学習アドバイザーをしております、しんぞうです
。
緊張しております
。
う〜ん、こういうブログを書くのって始めてだし、
日記も書いた経験ないし…。
いきなりZ会ブログの先輩方にまじって、
Z会ブログ上にアップされてしまうなんて、ハードル高いなぁ。
でも、自分なりに頑張るぞぉ!
で、最初にどんなことを書こうか迷ったのですが、
他の学習アドバイザーのみなさんが柔らかめのことを書いているので、
あえて硬めの話、高校入試
の話題でいきますよ!
最近、一部の都道府県ではありますが、各都道府県のホームページ上で、今春の入試の状況をまとめた資料がアップされています。
その資料では、5教科の入試問題の平均点や、県によっては小問ごとの正答率などがまとめられていて、受験生がどのような問題を苦手としているかをチェックする上で、とても貴重なデータとなっています。
以前からちょっと気になることがありましたので、公開されている一部の都道府県ではありますが、一般入試問題の平均得点率のデータをまとめてみました。
■各都道府県の一般入試問題(共通問題)平均得点率
都県名 英語 数学 国語 3科計 理科 社会 5科計
青森県 43.7% 42.7% 54.9% 47.1% 49.6% 58.1% 49.8%
宮城県 70.4% 63.6% 62.1% 65.4% 53.6% 56.2% 61.2%
福島県 53.2% 52.8% 57.0% 54.3% 42.0% 53.0% 51.6%
埼玉県 55.0% 48.8% 64.8% 56.2% 51.8% 58.8% 55.8%
千葉県 51.0% 51.5% 60.9% 54.5% 51.2% 50.5% 53.0%
東京都 50.8% 58.8% 63.8% 57.8% 61.8% 60.6% 59.2%
神奈川県 67.0% 62.2% 69.6% 66.3% 64.6% 70.8% 66.8%
新潟県 57.6% 46.9% 60.1% 54.9% 58.5% 56.0% 55.8%
山梨県 54.1% 54.0% 65.4% 57.8% 70.1% 60.4% 60.8%
長野県 62.3% 49.0% 58.1% 56.5% 60.1% 60.5% 58.0%
静岡県 50.6% 41.8% 56.6% 49.7% 52.8% 58.8% 52.1%
愛知県A 65.5% 50.0% 74.0% 63.2% 57.5% 59.0% 61.2%
愛知県B 54.0% 53.0% 75.5% 60.8% 57.0% 61.5% 60.2%
滋賀県 50.3% 32.8% 52.2% 45.1% 45.5% 48.5% 45.9%
鳥取県 62.2% 42.4% 50.4% 51.7% 51.0% 55.6% 52.3%
島根県 54.6% 40.2% 56.4% 50.4% 63.9% 58.6% 54.7%
広島県 60.0% 45.6% 59.2% 54.9% 63.0% 56.6% 56.8%
山口県 46.0% 49.2% 58.4% 51.2% 54.2% 59.4% 53.4%
香川県 58.4% 55.6% 56.4% 56.8% 58.8% 63.6% 58.6%
鹿児島県 63.8% 56.4% 60.2% 60.1% 52.8% 58.4% 58.3%
平均 56.6% 49.0% 60.9% 55.5% 56.6% 58.4% 56.3%
※各県によって、100満点から40満点までさまざまですので、
百分率で表しています。
※各県で平均点のもっとも低い科目に、下線を引いてあります。
※宮城県は、英語と数学でA問題とB問題がありますが、
上のデータはB問題のものです。
※東京都・神奈川県などでは、独自入試問題 (自校作成問題)を
一部の高校で採用していますが、
それらのデータは含まれていません。
※神奈川県のデータは、受験者ではなく、合格者の教科別平均点と
なっております。
現段階でホームページ上で公表されている都道府県のデータだけに
なってしまいますが、次のことがわかるかと思います。
1.数学の平均点が低い県が多い。
平均点が低いということは、その科目が得意な人と苦手な人で差が
つきやすいということです。他の科目に比べて、著しく数学の平均点が低い県の受験生で、特に数学の苦手な生徒さんは、数学の苦手意識をなくすことが合格への近道になりますよ!
2.5教科合計で平均が5割台となっている県が多い。
一般入試問題(共通問題)は、もっとも多くの受験生が受ける入試ですから、やはり5割台の平均点が妥当なのかもしれません。
過去問を解くのは秋以降になるかと思いますが、上位校を目指す受験生は、平均点から2割増しの得点を目安として取り組んでください。
3.平均点が7割前後のところもある。
平均点が7割前後のところもありますが、その科目が得意な受験生は要注意です。受験生全体の平均点が7割前後ということは、上位校を受ける受験生は9割前後の得点が多くなりますので、自分にとっては得意科目でも、他の受験生に差をつけることができません!
気になっていたことについて一言
あらためて神奈川県の一般入試問題は、平均点が高いなぁと。
神奈川県では一部の上位校(湘南、横浜翠嵐、柏陽など)では英数国の3教科で一般入試問題よりも難しい独自入試問題を採用しています。そうした高校を目指している受験生に、社会の勉強法について相談されることもあるのですが、どうしても「社会よりも英数国を重視したほうがよい」「社会は効率よく勉強して満点を目指せ」と言ってしまうんですよね。
社会担当としては、もっと社会を勉強してほしいのですが…
。
最後に中学3年生のみなさんへ!
遅くとも夏休みが終わるまでには、1・2年で学習した理社の内容を復習しておきましょう。秋以降はやらなければいけないことがたくさん出てきます。受験生にとっては、時間はいくらあったとしても足りませんから。
(しんぞう/社会)