カヲル思考−目的と手段の地平−

世の中のよしなしごとを《論理》によって《目的》と《手段》に切り分けると、ものごとの《本質》が見えてきます。
どんな難しいことでも本質は至って単純、逆に当たり前のことほど本質は難しいものです。
私の料理した《本質》のお味はいかが?

     
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隠居制度復活
[2008年07月05日(土) ]

先週読んだ本で紹介する最後の一冊
『この国の失敗の本質 柳田邦男 講談社文庫』

薬害エイズ問題を中心に、水俣病放置や伝染病差別などの医療問題や、阪神淡路大震災などの災害問題について分析しています。

それにしても、薬害肝炎問題を見るまでもなく、結局、官僚たちの醜態は何も変わっていないと痛感させられる書です。

そして、この問題は戦後始まったのではなく、戦前から延々と続いていたとして、筆者はこのように述べています。

ミッドウェー海戦は、戦争全体を通じての日本軍の組織・戦略・行動の問題点が、ほとんど出揃っていたという点で重要であるばかりでなく、戦後の日本の官僚システムの欠陥や巨大プロジェクトの失敗に通じる普遍的な教訓を含んだ事件だったのだ。
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