みなさんこんにちは、カヲルです。
大変遅くなってしまいましたが、先週はこんな本を読んでいました。
『ミステリアス学園』
『隕石誘拐 宮沢賢治の迷宮』
『九つの殺人メルヘン』 いずれも鯨統一郎、光文社文庫
『アーロン収容所 会田雄次 中公文庫』
『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか? 猪瀬直樹 文春文庫』
『侵略か自衛か 「大東亜戦争」白熱のディベート 藤岡信勝 徳間文庫』
先週は大当たりの週!
読んだ本のほとんどから新たな視点、知識が得られ「よかった」と思えた上に、全ての本が105円コーナーの本だったというコストパフォーマンスに大いに満足した一週間でした。
まずは、何度もお薦めしている鯨統一郎氏の一連の作品。
最初の一冊は『ミステリアス学園』
タイトルの通りミステリ―、もちろん私はミステリなど、漫画(『
名探偵コナン』『
金田一少年の事件簿』)以外ほとんど読んだことがありません…、が、面白かった!
なんといっても最初の注意書きがミステリにはありえない…。
どちらかというとミステリ好きにお薦めの一冊です。
次の一冊は『隕石誘拐 宮沢賢治の迷宮』
私は詩や短歌に全くといっていいほど興味がないのですが、鯨統一郎が宮沢賢治の謎について書いた本ということで読んでみて、宮沢賢治も面白いかもと思わせられた一冊でした。
実は『隕石誘拐』と次に紹介する『九つの殺人メルヘン』のいずれも中高生にはちょっと…、という部分があるのですが、でも人間は結局そこから離れられないと考え、紹介します。
人間がどこから離れられないのか、それは読んでみてのお楽しみです。
鯨統一郎の先週最後の一冊は、『九つの殺人メルヘン』
これは、一時期流行った「あの有名な童話(民話、昔話)は実はこんな残酷な話だった」系列の話。
単に残酷な話だったということではなく、一見特に疑問に思わないような設定(例:白雪姫に出てくる鏡)には実はこんな意味がある!といった謎解きの要素も含まれる私の大好きな系統の作品です。
それにしても鯨統一郎の知識の広さには驚かされます。
あまりメルヘンと関係のない蘊蓄も多いので、冗長に感じる部分はあるのですが…。
でも、この手の童話や昔話の分析を見ると、以前の人間社会が如何に残酷だったのかがよくわかります。姥捨てだけではなく、間引き、子捨てが当たり前の社会があったのです。
そんな残酷だった「以前の人間社会」とは遠い昔の話ではなく、少なくとも私たちの祖父、曾祖父の時代までもそうだった再認識させられたのが、次の一冊『アーロン収容所』です。
(続く)