カヲル思考−目的と手段の地平−

世の中のよしなしごとを《論理》によって《目的》と《手段》に切り分けると、ものごとの《本質》が見えてきます。
どんな難しいことでも本質は至って単純、逆に当たり前のことほど本質は難しいものです。
私の料理した《本質》のお味はいかが?

     
英語に悩む
[2008年06月23日(月) ]

みなさんこんにちは、カヲルです。

あらかじめ告白しておきますが、私は英語が全くダメです。
日本語は得意なのですが、英語は全くダメです。

なぜダメなのか…、

少なくとも受験に使う程度の英語力は日々の努力である程度伸びますから、私自身の努力不足なのが主因です。

もう一つ、おそらく中高生のみなさんも強く思っているのは、英語を使わなくても日本では生きていける、または受験以外で英語なんて必要ないという建前です。

でも、必要がないなんてことは誤った認識だということは、就職活動をするとわかります。英語できるのとできないのでは、就職先の選択肢の広さが全く違ってきます。ぜひぜひ日本語を固めた上で英語の勉強に力を入れてください。

でも、どうやって英語の勉強をしたらわからない…、そう思っている人は多いはず。
「もちろんZ会で!」とお薦めしますが、こんなサイトで「科学的な学習法」の理論武装をしてみてはいかがでしょうか?
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容疑者という言葉
[2008年06月20日(金) ]

みなさんこんにちは、カヲルです。

物騒な事件ばかり報道されますが、そんなニュースに触れるなかで「容疑者」という言葉によく違和感を感じます。
ちなみに、Wikipediaによると法令用語としては「被疑者」が正しいようです。

被疑者でも容疑者でもいいのですが、何人もの目撃者がいて疑いようのない形で現行犯逮捕された人をなぜ「容疑者」と呼ぶのでしょうか。

そんな違和感を抱かせた先日の秋葉原通り魔事件の容疑者に対して、精神鑑定を検討しているそうです。

精神鑑定の問題や少年法の問題についての論客として真っ先に思い浮かぶのが日垣隆氏。

彼の本は中高生にはちょっとダークでハードなんですが、『偽善系―正義の味方に御用心! 日垣隆 文春文庫』あたりはいかがでしょうか。当たり障りのないきれい事ではなく、どこまでも論理と事実を積み上げて斬りかかってくる著者の凄みに触れてみてください。

今日の趣旨とは外れますが、彼の書いた『「買ってはいけない」は嘘である 文藝春秋 』もメディアリテラシーのためにお薦め。

リサイクル論争や温暖化論争にも繋がる本です。
「地球に優しい」「身体にいい」ってことをきっちり考えてみるきっかけになればうれしいです。

「あむろ」って誰?
[2008年06月19日(木) ]

懐かしいといえば、以前話題になったことがあるジェネレーションギャップチェックで、

「あむろ」と聞いて、思いつくのは誰?

というものがあります。

安室奈美恵を思いつくのは、至って普通の中高生。
アムロ・レイを思いつく中高生は、今回の話題についてこれるすばらしいお方です。

そんなガンダムシリーズを久しぶりに読んでしまいました。
『機動戦士ガンダムUC』
これはシリーズ物でまだ続きがあるので、内容紹介は全部読んでから。

突然ですが、みなさんは四書五経を知っていますか。
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アイがあるから
[2008年06月18日(水) ]

みなさんこんにちは、カヲルです。

先週はこんな本を読んでいました。

『海がきこえる』
『海がきこえる II アイがあるから』いずれも氷室冴子、徳間書店刊
『機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上)』
『機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下)』いずれも福井晴敏、 角川書店刊
『大本営が震えた日 吉村昭 新潮文庫』

久しぶりに全く毛色の違った傾向の一週間でした。

中高生のみなさん、アイはありますか?
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極論
[2008年06月17日(火) ]

またまた、先々週読んだ本の最後の一冊が紹介しきれませんでした。

リバタリアンに最も近いと自称する著者の書いた『正しく生きるとはどういうことか 池田清彦 新潮文庫』

普通の中学生がこの本を読んだら、おそらく卒倒してしまうだろう内容。

あなたの命はあなたにとっては至上のものであるかも知れない。しかし、ほとんどの他人にとっては、あなたの命はゴミ以下の価値しかないであろう。正しく生きるとは結局そのことを承認することなのだ。
−『正しく生きるとはどういうことか』より−
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世の中を恨む
[2008年06月14日(土) ]

なぜか、いろいろな話がある一点に収斂していく…、そんな時があります。

昨日がそんな一日でした。

・先週読んだ『正しく生きるとはどういうことか 池田清彦 新潮文庫』(後ほど紹介予定)
・秋葉原通り魔事件
『反貧困−「すべり台社会」からの脱出 湯浅誠 岩波新書』書評

そして、私がいつも読んでいるブログデキルヤツノ条件最新記事

自分の頭の中では、読んだ本、見たサイト、気になるニュースなどなどが「世の中を恨む」というキーワードに収斂しました。
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がんばるためには、条件(“溜め”)が要る
[2008年06月13日(金) ]

『反貧困−「すべり台社会」からの脱出 湯浅誠 岩波新書』書評を見ました。

私は、本書や書評にある「ネットカフェ難民〜漂流する貧困者たち」を見てはいないのですが、NHKスペシャルで「ワーキングプア〜働いても働いても豊かになれない」受けた衝撃や日々のニュースなどで、ネットカフェ難民ワーキングプアについて、日々考えています。

いろいろな分析がなされていると思いますが、なぜいま日本でこのような人たちが増えてしまったか、その理由は「地縁、血縁の崩壊」だと思っています。
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瞳の中の暗殺者
[2008年06月12日(木) ]

日本史の大きな謎の一つ、それは、なぜ天皇制がここまで続くことができたのかではないでしょうか。

権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対に腐敗する
ジョン・アクトン

という言葉は真理なのではないでしょうか。

やはり一番の理由は権力を手放し、権威のみの存在になったからと私は考えています。

そんな天皇制も歴史上崩壊の危機に立ったことが何度かありましたが、その中でも最もあからさまにおこなおうとしたのが、足利義満。

そんな足利義満の死の真相を歴史小説仕立てのフィクションとなったのが、私の大好きな作家の一人鯨統一郎の『金閣寺の密室』です。
やはりこの人の作品はいいです。

今の中学生はアニメの一休さんは知らないのでしょうか?
私はそれを見て育った世代なのですが、その当時は何とも思わなかった「一休さんのとんち話になぜ足利義満がセットされているのか」ということが、実はとても深い意味を持っているのです。
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本能寺の変の真相
[2008年06月11日(水) ]

実は、私、信長好きです。

高校くらいまでは家康の方が好きだったのですが、井沢元彦の『逆説の日本史』シリーズで一気に信長好きになってしまいました。

そんな信長のいろいろなエピソードを紹介したのが『信長の謎<徹底検証> 加来耕三 講談社文庫』

信長の謎というとやはり一番の謎は本能寺の変の真相―

著者は、公家衆や足利義昭黒幕説を採っていますが、そんな強力な黒幕がいたのなら、なぜそれを明智光秀が触れ回らなかったのかという大きな疑問が解決しません。

そもそも明智光秀は犯人ではないという説(八切止夫説など)までありますが、私は『「本能寺の変」本当の謎 円堂晃 並木書房』の説と司馬遼太郎説(発作説)の組み合わせが真相ではないかと考えています。

『「本能寺の変」本当の謎』の著者、円堂氏は、明智光秀が本能寺を信長に気づかれずに取り囲むのは不可能だと指摘します。
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信仰
[2008年06月10日(火) ]

みなさんこんにちは、カヲルです。
先週は、こんな本を読んでいました。

『真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝 淵田美津雄 講談社』
『信長の謎<徹底検証> 加来耕三 講談社文庫』
『金閣寺に密室 鯨統一郎 祥伝社文庫』
『正しく生きるとはどういうことか 池田清彦 新潮文庫』

相変わらず歴史関係の本が多いです。

先週このブログで神様がらみで何回か書きましたが、今回もそんな「神」について考えさせられる一冊『真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝』から。

いわゆる典型的な日本人「無自覚に神道から影響を受けた、形式的な仏教徒」である私にとってキリスト教などの一神教の信仰をを理解するのはなかなか難しいところです。

おそらくそんな日本人であったろう本書の著者淵田氏は、戦後キリスト教徒となります。
そのきっかけに、私は一神教というものの原点が見えるような気がしました。
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