ただいま添削中。 2

〜Z会東大マスターコースの教室から〜
中高一貫校の中学生、
大学受験をめざす高校生のための教室、
Z会東大マスターコースからお届けしています。

     
« 教室から。 | Main | 添削してないとき。 »
添削は効果があるわ、やっぱ。
[2008年09月04日(木) ]

今日の朝、先週の中2の添削が終了。

これにて夏期講習分の答案添削が終了しました。
手持ちの答案がないのは一ヶ月ぶりで
ちょっと、いや、かなりスッキリです。

北京にも負けず(いや、負けたな)、
24時間テレビにも負けず(完全に負けたな、むしろ負けないでとか歌ってもらったな)、
なんとか夏期講習の添削を終えることができました。

この間、そっと数えたらぜんぶで400枚強の
添削をしてきたわけですが、
実感したことが1つ。

やっぱり
添削は効果がある〜。


東大マスターコースの中学国語講座は毎日答案提出、
講習5日間で、もれなく5回の添削を受けることができます。

初日によくある答案

「設問で聞いてることに答えてない答案」(ひとりじょうずさん)
「問題の指示を守ってない答案」(きいてないこさん)
「主語がないまたは文末が甘い答案」(なんとなくもどかしやさん)
「前半重たく、後半軽い、頭でっかち型の答案」(ばらんすわるこさん)


授業の解説と添削で、
こういう答案にダメ出しするわけです。
−1、−2とジリジリ点数を引いていくわけです。

毎日毎日、どこが悪いか指摘していると、
皆さんの立場で言えば、指摘されていると、

だんだん
「設問をよく読んで」
「指示を守った」
「始めと終わりがピリッとした」
「字数をうまく使ったバランスのよい」
答案ができてきます。


もちろん評論文の読解はそんなに楽ではないですし、
いきなり全部マルになったりしませんが、
直されて直されてたたかれると、
数日間でも答案の書き方は「うまく」なっていきます。
減点されにくい答案、とでも言うのかな。

特に上にあげた4つの要素は、
直すのがカンタンなんですが、
自分では意識しにくい部分。
思い当たる人は気をつけてみましょうね。

本科生と一般生が入り混じる夏期講習では、
特に高1のクラスで、
「前からいる本科生は答案書くのがうまいなあ」と感じました。
つまらない失点がほんとうに少ない。憎いぐらいに。
「継続は力なり」ですね。

やはり「直されて直す」繰り返しで
記述問題はできるようになっていくんだと思います。

いや、これはすべての教科につながるかな。

スポーツでも
「いかに良いプレーをするか」
という側面と同時に
「いかにミスを減らすか」
という側面が勝利のためには、大事になります。

で、実は後者が、
安定した力を生んでたりする。
(いわゆる「試合巧者」というやつです。)

ということで、
参加してくれた人はもう一度答案の見直しをね〜。

「答案巧者」をめざしましょう。
続きを読む...
夏期講習残り1日
[2008年08月28日(木) ]

長い夏期講習期間、あと1日になりました。

今週もなんとか4日目まで来て、
ほっとしています。

んが、ほっとしてはいかん。
最終日は4日間で言えなかったあれやこれや、
5日間をまとめるあんな一言や、
今回の復習をこんな風にやってみるといいよとかや、
いろんなことをしゃべらなければナラントカヤ(ロシア風)。

ということで、びっちり授業時間をツカウビッチ(セルビア風)。

みんな一生懸命、授業受けてくれてサントス!(ブラジル風)

あと一日、ガンバリマスコス(ギリシア風)。

以上、3分で書いた壊れ気味ブログでした。


ぼくのともだち
[2008年08月27日(水) ]

夏期講習最終期も半分終了です。
だいぶ先が見えたあ。

いつも一緒、だれよりも一緒、
翼君のボールと同じぐらい一緒、

ぼくのともだちを紹介します。

SARASA1.0赤。
5兄弟。



右から更吉、更蔵、更科、更紗、更衣です。

サラサラしててべとつかない、
気持ちいいやつらです。

たくさん働くと
のどが渇くらしく、
好物のインクをあげます。

タカバタケのビルはSARASAのインクっつうことか。

この夏はたくさん働いてくれました。
たくさんインクも飲ませてあげました。

あと3日、よろしく〜。
今週は中3現代文
[2008年08月20日(水) ]

あと20分で授業の御茶ノ水教室より。


夏期講習も佳境。
今週は夕方の4限に「中3現代文」(3LA)。

みんな真剣にがんばっていますね〜。
添削ハードですが、がんばってます。

中3のこの時期、けっこうターニングポイントです。

「説明文から評論文へ」
「身近な題材から抽象的な事象へ」


という感じで、かなり難しい題材も扱うようになります。

今までは、
日本とアメリカはこう違うんだよ〜
とか、
自然破壊が進んでるよ〜自然を大切に〜

だったのが、

日本人はその内向的な精神性が歴史や環境の中で育まれてきた。
これは西洋の外向的な精神性とどのような過程のもとに相違してきたのだろうか。
私はそのアイデンティティーの原点を「ムラ」社会に見るのである。


みたいになっていくわけです。

親切じゃないし、
一見とっつきにくい人と、つきあわなきゃいかんわけです。

向こうが親切じゃないなら、
こちらから心を近づけていくしかないじゃないですか。

で、お手上げ〜になっていくわけです。

ここで差がつくのは抽象的な語彙をいかに知っているかという「語彙力」、
論理的な考え方で一つ一つの文を追っていけるかという「読解力」。


今までの成功体験が使えなくなるこの時期に、
謙虚に文章と向かい合って欲しいと思います。

そうしないと壁にぶちあたって、
「難しいと読めないよ〜。成績の波がどんぶらこ〜」
になるからね。

今日の題材も面白そうです!

では、そろそろ授業です。




赤チョーク ならへんように 微生物
[2008年08月07日(木) ]

今期の講習もあと1日!
すきあらば添削の毎日です。

今日は、3つのことに気がつきました。

1、
タカバタケはチョークボックスにいつも
白4本、黄3本、赤2本のチョークを入れて
教室に行きます。
精神的にバランスを取るために最高の配色、
でななくて、ちょうどそんな感じで使うからです。
さて、いつもタカバタケは赤チョークをバキバキ折ります。
赤に限って折るのです。
白と黄色のチョークと、
同じ材質のはずにもかかわらず、です。

なぜだろう?

気がつきました。単純です。
赤で書いてるところ、大事だから力が入ってるんですね。
みんなも赤のチョークは大事なところのサイン、
タカバタケがチョーク折ったら特に強調してると思ってください。

さらに発展させて、
もっとも授業で強調するところは
書いた瞬間赤チョークが粉砕し、
粉がふわっと宙を舞い、
タカバタケの髪の毛に降り注ぎ、
赤髪になって鬼気迫る形相で授業を続け
・・・るようになったらやだよね、みんな。


2、
古文で形容動詞「ナリ活用」のセツメイ、

本活用は連用形の「に」。
で、助動詞とくっつけるために「静かに;けり」だと変なので
「静かに;あり;けり」=「静かにありけり」⇒「しずかなりけり」
「静かに;ある;とき」=「静かにあるとき」⇒「しずかなるとき」
「静かに;あら;ず」=「静かにあらず」⇒「しずかならず」
と「あり」を上手く使って活用させたのが
「なら;なり;なる;なれ」の補助活用。
てなわけで、これ、もともと「あり」が絡んでるから、
ラ変の活用になってるんだよね〜。

てな具合で教えてました。

覚えましょう。
ナリ活用は、「な」+「ラ変」と連用形の「に」。

ん?いけるかも!

ナリ活用は「ならへんように」。
ナリ活用は「ならへんように」。

タリ活用は「たらへんようと」

おおおお、授業中にゴロアワセの神が舞い降りた!
思いついた瞬間、ひとりで興奮してました。
(忘れないように書いておきました・・・)
(L1のみんな、本科1期には気がつかなかった。補足しておく。)


3、
Z会新入社員ブログを見て驚きました!!!!!!
東大マスターコースの生物担当スタッフは、
微生物のモノマネができるようです。


受付で触覚を伸ばしていたら、
それは間違いなくミジンコを気取る彼です。

きっと日本史担当は卑弥呼のマネ、
世界史担当はルネッサンスのマネ、
数学担当は正八面体のマネ、
英語担当は関係代名詞のマネができるはずです。
(他にマネができる人がいたら、業務日報で報告するように。
本ブログで世界に向けておれが紹介するから。)

ほんとうに仕事熱心なスタッフに囲まれて
幸せだなあと思います。
続きを読む...
ただいま予習中。
[2008年08月03日(日) ]

タカバタケの夏期講習は明日からスタートです。
V期からY期までは、すべて入ってますので
予習と添削の日々が始まります。
今はそれと並行してちと大きな仕事が重なってきていて
けっこうきつい時期なのです。

さて、授業前の儀式。タカバタケ版。
先生それぞれにいろいろな儀式があると思いますが、
こんな感じで準備します〜。

@名簿を見ながらイメージをつかむ。
 (まず人数を確認。
 本科生どれぐらいかなあ、前に教えた人は来てくれてるかなあ、などなどイメージ作り。
 教室スタッフにどの部屋を使うのか聞いておいたりもします。)
明日からの中1(1L)、高1(L1T)は、
一般生が多いクラスなんで、ドキドキしてますのです。
中1は26名もいるそうで。
早く名前覚えなきゃ!


A5日間のテキストをざっと読んで講習の構成を考える。
(始まったら修正が難しい短期決戦!なので、
 何日目に何を教えるかは、けっこう細かく考えます。)

Bガイダンスプリントの作成。
(心構え、予習復習の注意、ノートの取り方などなど。
 タカバタケクラスの皆さんはわかりますよね。あれだよ。
 今回初めて受ける人、最初の10分だけウルサイこと言いますんでよく聞いてね。)

C予習!予習!予習!
(基本的には「板書」のイメージを作る感じです。
 「本文から何を取り出して何を重点的に伝えようかなあ〜」
 と考える作業はけっこう楽しい。
 「この授業で一つでも持ち帰ってほしい」というところを意識して
 予習をしていきます。)

あとはSARASA1.0赤の替え芯を用意することも忘れんようにしてます。
命の赤ペン!


ということで、現在まだCの途中。

できれば2日目の予習までやっておきたいので、
今日はこのへんで!

明日からお会いする皆さん、よい5日間にしましょう。
全力でがんばります!



続きを読む...
入試問題「的中!」論
[2008年07月15日(火) ]

暑いです。暑いです。
そんな中、毎日イベント中!タカバタケです。
本日は夕方、御茶ノ水教室で
レベルチェックテスト&夏期講習説明会です。


よく各予備校(含むZ会)が
今年の入試問題、的中しました!
っつうの、やってますよね。

あえて言おう。

的中かどうか、
あんまり意味がないんじゃない?
多くの問題を「的中!」と考えられるような受験生を育てることが、
大切なんじゃない?



ひとつの問題を深く理解する。
(解説まで読んで答えあわせだけに終わらない理解。)
その問題の背景まで理解する。
(現代文ならテーマの理解)
そのために量より質の学習を。
(量だけこなして覚えてない〜。)

なんのためにそういう勉強やるんでしょう?
どうして一題一題深く理解することが、
実力につながるんでしょう?

   

前提1
入試の場で、実力テストで、
初めて対峙する問題Aを見た二人X君とZ君がいたとします。


前提2
過去に二人とも問題Bをやっていたとします。

X君は、問題Bを「やっただけ」でした。
問題Aを見て、「う、なんだこの問題、初めて見るぞ」と
苦しみ始めました。
ご苦労様です。

Z君は、問題Bをきちんと「理解して」いました。
問題Aを見て、「あ、この問題、見たことあるぞ」と
手が動き始めました。
的中です。

この違い、です。
続きを読む...
良い問題集、悪い問題集
[2008年07月02日(水) ]

*昨日(2日)、投稿できませんでした。スイマセン。

良い問題集、悪い問題集
というものを考えてみる。


タカバタケは、
実はけっこう参考書やら問題集を買うのが好きなのだ。
あの売り場が好きなのだ。
あ、Z会の先生の本だ!なんてのもうれしいのだ。

他の先生のメソッドなど、
パクらないように参考にさせてもらったりする。

オススメの問題集や参考書。
生徒にも聞かれるけど、
合ったり合わなかったりするから、
実際に手に取って、読んでみるように言ってる。・・・@

良い問題集は解答の解説が詳しい。
くどいぐらいに詳しい。
悪い問題集は答えだけしか載ってない。・・・A

良い問題集は体系的である。
章ごとの目的がハッキリしている。
悪い問題集は行き当たりばったりである。
その場しのぎに問題を並べただけである。・・・B

良い問題集は、日本語がわかりやすい。
つまり読みやすいし、惹きこまれるし、ワクワクする。
悪い問題集は、日本語がヘタだ。
一人でぼそぼそとしゃべってるような。睡眠薬のような。・・・C

良い参考書は「なぜそうなるか」まで書いてある。
覚えるだけでなく理解しろと書いてある。
知的好奇心を喚起させられる。
悪い参考書は「とにかく覚えろ」と書いてある。
ゴロ合わせは天才的にうまく、
それはそれでひとつの才能だと思うけど。・・・D

良い参考書は読者のことを考えている。
悪い参考書は筆者がナルシストになっている・・・E

@自分に合った
A解説の詳しい
B体系的な
Cワクワクする
D理解重視で
E読者の立場に立った


問題集や参考書を選ぶといいんでないかと思うよ。
Z会出版の本は、ABDあたりは保証できると思う。かなり。)
(学校で配られる茫洋問題集の中にABCDに当てはまるものを探すのは、
砂漠の中であなたの大切な人を探すのと同じぐらい易しくない。)



あれ、これ、何かに似てない?
続きを読む...
「最短距離の勉強法って」〜Z会総合メルマガの記事より〜
[2008年06月16日(月) ]

今日は時間があまりないので、
「横流し」しちゃいます

先日「字数制限は難しい」という記事の中で、
Z会総合メルマガにコラムを書いたと書きましたが
メルマガもすでに送信されましたので、
そのときに書いた記事を貼り付けちゃいます。。。

「最短距離の勉強法って」

「実力が伸びる最短距離の勉強法を知りたい」。
皆さん、考えたことがありませんか?
自分がやっている勉強法が回り道かもしれない、
もっと時間をかけずにできるようになりたい・・・
素直な気持ちだと思います。
しかし、勉強をしていく上で、「めんどくさいこと」は、
決して回り道ではないことが多いのも事実です。
たとえば古文を読んでいて、わからない単語があったとします。
その時に辞書を引くのは「めんどくさいこと」かもしれません。
しかも、電子辞書より紙の辞書は「めんどくさい」と感じるものです。
そこをガマンして紙の辞書を引いてみましょう。
語義から解説されていたり、
関連する言葉や近い言葉が目に飛び込んできたり、
図や挿絵を見てビジュアル的にとらえられたりすることで、
しっかりと身につけることができます。

勉強って残念ながら「めんどくさいこと」の積み重ねです。
でも、そんな回り道に見えるような地道なことを繰り返しているうちに、
結果的に効率良く勉強できる方法を見つけることができます。

それこそが「最短距離」ではないかなと思うのです。


学問に安易安直な道はないっつうことで、
めんどくさいことから逃げないようにしましょうね。

加点するか、減点するか
[2008年06月14日(土) ]

小学五年生になる息子が漢字テストで
「いつもより頑張った点数」を取ったので
ほめました。
彼は漢字の書き取りが苦手です。

一方、彼は理科が得意です。
以前、理科で間違えたとき、
「あれ、100点取れなかったんだ」と
言ったことがあるなと、思い出しました。
この2つの例、点数の「数字の大きさ」は
「理科>漢字」です。

タカバタケは、
記述問題の添削をするとき、
「減点法」を取っています。
答えになる要素をそれぞれ何点分か決めておき、
その要素が書けていなかったら
その都度点数を引いていきます。
誤字脱字、条件違反も、1点ずつ引いていきます。
添削された答案を見直してもらえば、
「どこで減点されたか」わかるようになっています。
次に直すべきポイントが見えるように、
点数化して添削しています。

でも。

これでいいのかな?って
ジレンマを感じることがあります。
「減点をされない」ところに意識を集中させること、
これで、楽しく勉強できるのかな?って。

一つのやり方として、
「ここが書けたらプラス●点」という加点法と
「条件違反したらマイナス●点」という減点法を
両方ミックスする方法があります。

ただし、答案の見直しの際に
非常にわかりにくいですし、
「正しい答案を書けるようになるため」に
減点法でつけられた方が
インパクトのある形で伝わるということを考え、
減点法で統一して採点しています。

ほんとうは加点法で
みんなが「しっかり書けた」ことを評価してあげた方が
みんなのやる気につながるのかもしれません。

どちらがいいのか、答えはハッキリ見つかっていません。
迷い続けています。

そんな中、気をつけていることがあります。
続きを読む...
前へ | 次へ