ネットのニュースを見ていたらこんな記事が。
開成凋落 日比谷の落胆
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090323-00000002-aera-soci
AERAらしい、なんでも理由を探しちゃおう記事ですね。
おもろいけど。
この時期、サンデー毎日や週刊朝日で
学校別の大学合格者数が出てきます。
タカバタケも業界人らしく毎週買ってしまうのですが、
今年は
開成が大幅に減少
地方公立が増加
ということが特徴として挙げられてました。
センター試験で「大失敗」しやすかった(特に理系)。
入試平均点が上がった=二次試験の問題難易度が下がった。
これら2つの要素は
首都圏の一貫校の生徒にはマイナスでしたね。
予備校で二次対策をガッツリできる首都圏の生徒は
むしろ「差がつく」問題で力を発揮できるからです。
英語が易しくて差が付かない。
数学が文系は易しく、理系は難しく、
いずれにせよ差が付かない。
英語・数学で勝負している受験生にはキツかったのかな。
今年は、例年に比べても、
国語・理科・地歴も含めた
総合力勝負だったのかもしれません。
Z会の合格者データを見てみると
二次試験の実力のある生徒でも足元をすくわれている感じが見られます。
逆に着実に早い時期から学習していた人が
「逆転」で合格している印象もあるねー。
で、そんなこんなで
学校別大学合格者数を見て
思うこと2つ。
一つ
1年ぐらい良かったり悪かったりで学校の評価するのどうよ。
開成が今年減ったからと言って、
開成の評価が低くなるわけではないかと思います。
日比谷が以前に30名近く出したときに、
「都立の時代」と言ってたマスコミ、出てこんかい!
学校の評価は、
むしろ5年間ぐらいの推移を見ないと、
わからないと思います。
できる生徒が浪人に残る数でも
東大合格者は変わりますしね。
また、部活と一緒で
「レベルの高い学年、低い学年」は
明らかにあるかと。
あと、東大が減ったとしても、
難関大学の総数が減ってなければ
学校の指導力に対しては
それほど心配しなくていいと思います。
中学生の保護者の方も、
「
東大」って数字に踊らされないようにしましょう。
長いスパンで見るべき数字かと。
二つ
かなり新興勢力が伸びてきたなー。
失礼な書き方かもしれませんが
「この学校から
東大に受かるんだ!」と驚くような学校の名前が
1名〜3名のところに毎年、増えてきています。
これは
東大が基礎力を見ている
→ある意味、特別な能力を必要としていない
ことの証じゃないかと思っています。
誰でもしっかり勉強すれば狙える大学
東大、だんだん、そうなってきてますね。
入試の問題を見ていても、そう感じます。
そして、中学入試の際、
「レベルだけじゃなくて子どもに合った学校を選ぼう」
という意識が浸透していることも、
幅広くいろいろな学校から
東大合格者が出ている原因なんでしょうね。
まとめるとー。
目先の一年二年の東大合格者数で
自分の(もしくはお子さんの)通う学校の評価を決めるべからず。
自分が(もしくはお子さんが)決めた学校なんだから、
最後まで信じて、
学校から与えられたことを着実にこなすこと。
一貫校の生徒を指導していて、
例外なく言えるのは、
できる生徒は学校の勉強もしっかりやってる
ことですね。
特に
Z会は、そういう生徒が多いです。
で、そういう生徒は、
中学入試のヘンサチなんか関係なく、
上位のクラスにいますし、
結果も出していると思います。
逆もまた然り。
てな視点で、ぜひ例の数字を見てくださいね!