さっきの「弗」の話も、
タカバタケが漢字博士だから知ってるわけではなくて、
漢和辞典から仕入れた知識です。
最近の漢字辞典は、
「なりたち」とか「関連する漢字」の部分の解説もしっかりしていて、
勉強しやすくなってるので、読んでいておもしろい!
(個人的には学研「全訳用例漢和辞典」がオススメ。)
(中学低学年の人は、小学生向けの漢和辞典でもいいと思うよ。わかりやすいし。)
否定の助字、他にも以下の漢字を辞書で引いてみると、
イメージとつながりを持って「理解」ができるはずです。
莫
なし =姿が隠れて見えないもの。
(漠、暮、墓、幕 ・・・の意味を考えてみよう!)
毋
なし =母は「有になる前の無の世界」(胎内)のイメージで「なし」の意味がある。
(「毒」は上が「生きている」、下が「ない」で、生命をなくすもの・・・なんですと。)
とまあ、ちょっと辞書を引いただけでも、
こんな感じで漢字をどんどん「理解」していくことができるよろし。
漢文は漢字のみで表現されているのだから
漢字の持つキャラクターを理解することで、
かなり楽になるのです。
漢文で句法を習ったら、
「重要な漢字」を漢和辞典で調べてみて、
漢字の意味ごと理解してしまいましょう。
そういった経験を積んでおくと、
知らない漢字が出てきたときにも威力を発揮するよ。
弗とか毋が中に入っている漢字、
見たことがなくても、意味を類推できるわけだ。
いつも書いていますが、
「暗記より理解」が勉強をする際には大切で、
それは漢字の力を伸ばすときも一緒です。
漢和辞典は本棚でホコリをかぶる率が高いかと思いますが、
ぜひ使ってあげましょう。
漢文についての記事はこちらもぜひ読んでみてね〜。
どうして古典文法がわからずに漢文ができようか
http://www.zkaiblog.com/jr07/archive/254