つい先日、小学6年生と中学3年生を対象にした
「全国学力調査」の結果が公表され
話題になりました。
で、
その時に都道府県別の結果(平均点)も公表されました。
で、
この学力調査結果を受けて、
大阪府知事の橋下徹氏。
府の小中学生の平均点が
全国平均から大きく下回ったことを受けて激怒したとか。
こちらの記事。
http://www.asahi.com/national/update/0830/OSK200808300112.html?ref=rss
「市町村の教育委員会は甘えている。結果が表に出ないから」
んでもって、教育委員会の人たちが猛反発して騒ぎになっているとか。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809100091.html
市町村の教育委員会は平均点を公表するように圧力に近い要求をされ、
それに対する慎重論に対して、また知事が「クソ教育委員会」と言って激怒。
あのー、ちょっと言わせてもらっていいですか。
「教育日本一」をめざしているという橋下知事。
なんか、ヘンな気がする。
@教育日本一って、テンスウ取れる子を育てるって意味なの?
A終わった試験の「結果」を公表することが、
学力向上につながるという論理がどうしても、
うーんどうしてもわからないんだけど。
Bそもそも現場が反発するような挑発して、
それで教育する側のモチベーションが上がると思う?
そして何よりも。
C公表したとき、
平均点が低かった市町村の子どもたちの気持ち考えようよ。
最下位だったりしたところの子どもたちは間違いなく傷つくよ。
レッテルを貼られるのは教育委員会の人たちではなくて子どもたち。
教育委員会の甘さを糾弾するのはいいけど、
(甘いんでしょうけど)
その手法が「得点公開」でなければいけない理由が
わかりません。
教育委員会に対策を検討させて、
それを授業の中で活かせばいいじゃないですか。
試験を受けた子どもたちへの配慮、「教育」の視点が
悲しいほど欠けていると思います。
そもそもある一つのテストはある尺度でしか測られておらず、
都道府県全体という大きな枠の中での教育の成果を
一回の一つの尺度のテストで測ること自体、無理がある。
その結果がその都道府県の教育レベルを
決めていると考えること自体が危険なわけで。
入試も一回のテストじゃないかと言う意見があるでしょうが、
それも「ある尺度」で測っている点はかわりません。
その尺度(=大学の求める学力)の中で高得点をめざすのが、
入学試験の受験勉強です。
「学力全般」の議論とは違うと思います。
ということで、激しく違和感を覚えました。
さて、文句ばっかり言っててもしょうがないので、
僭越ながら知事様に具体的な提案をさせていただきます。