ただいま添削中。 2

〜Z会東大マスターコースの教室から〜
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東大マスターコース中学部史2【前進】
[2008年07月16日(水) ]

東大マスターコース中学部の歴史をひもとく」シリーズ。
前回の記事から40日も空いてしまいました・・・。
久々に書きたいと思います。

前回の記事はこちら。第一回【誕生】。
http://www.zkaiblog.com/jr07/archive/323

たまプラーザで産声をあげた
Z会の中高一貫の中学生対象の教室」。


もともと多くの方が私立に通うという土壌に加え、
近くに桐蔭学園というマンモス校があったこともあり、
多くの中学生で繁栄を見せることになりました。

しかし。

多くの民が来る一方で、
かの地にとどまらず離れていく民も多かったため、
初期のような繁栄は長くは続かなかったのです。

その原因は、教材と人材にありました。

まず教材は、高校受験コースで使っていたものを、
中高一貫校生向けに、
再編集したに過ぎないものでした。

高校受験をめざす中学生に使う教材と、
中高一貫校に通う中学生に使う教材は、
目的を考えても同一であるのはおかしな話。
(進度も違いますしね。)

目新しさからたまプラーザの教室に集まってきた民も、
教材に物足りなさを感じて、
長続きせずに去っていきました。

王朝の基盤を固めないまま、急成長させようとしたことで
ひずみが生まれたのかもしれません。
実際に、
「予想以上にわが国に人が集まってきた。
こうなった以上、テキストをなんとかせねば。」と
自転車操業的な政治が行われていたことで、
集まりし人々の信頼を得ることが難しかったようです。
そんな中、最初から全学年・いくつかのレベルで
開講しようとしたことも無理がありました。

簡単に言うと内容が伴ってなかったとタカバタケも思います。
進度が多様な中高一貫校に関する情報が少ないまま、
走り出してしまってました。


もうひとつ。

人材の不足も問題でした。
多くの講師は高校受験を専門に教えてきており、
中高一貫校の中学生を教えた経験が乏しかったのです。
先生方は必死に勉強しましたが、
やはり最初は試行錯誤の連続でした。

また、新設の教室で講師の質にも差がありました。

授業、サービス、イベントなど、どのようなものが求められているのか、
試行錯誤する期間も長かったことも、
当初多くの受講生を集めながら繁栄しなかった原因でしょう。

急激に教室を増やす塾って、
こういう問題がけっこうあります。
一度に3教室とか4教室とか増やしている塾、どうなんでしょうね〜?
講師の質が落ちているに違いないと思ったほうがいいです。
「塾はコンビニやファストフードではない」ですから。


そんな試行錯誤を繰り返しながら、
それでも、少しずつ、スタッフも先生も、
「中高一貫校生のための他にはマネできないような教室を作るんだ」という
熱い思いで、前進していきました。

そして。


「中高一貫校の生徒のための専用の教材」
「中高一貫校の生徒を中心に教える人材」


2つの「材」を充実させていこうと、
方向性が定まってきました。
君主は、予算と人材と時間を与えました。

専属のスタッフが投入され、
「ゼロ」から教材を作り始めました。

イベントや説明会も、
「中高一貫校向け」のものを開催しました。

その作業はほんとうにたいへんなものでしたが、
10数年後の今につながる、
礎になったのだと思います。

そして。

3年目の1996年には、たまプラーザだけではなく、
恵比寿本部(当時、Z会東京本部は恵比寿にありました)にも
中高一貫校生向けのコースを開講。
翌年、1997年には御茶ノ水教室・横浜教室を開講。

次第に首都圏に勢力を広めていくことになります。

しかし・・・。

(つづく)

つうことで、ちょっと時計の針を進めることができました
Z会でもいろいろと常に新しいことをはじめていますが、

新しいことをはじめるときには、
「中身が大切」で、
「生徒が何を求めているか」をしっかり考えることが大切だなあと
改めて思います。

そして、
会議室で会議ばっかりやるより早く現場でそのニーズをつかむこと
が大事な一方で、
中身が伴ってないのに性急に拡張すると信頼を失うこと
も、大切なんだろうなあと思います。

それではまた次回!
また間が空いたらごめんなさい。
次回は・・・【混乱】・・・かな。


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http://www.zkaiblog.com/jr07/archive/364
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