金沢の話の続きです。
野中すみれさんが、
コメントで「加賀のお菓子」に触れていらっしゃいましたが、
そうです。加賀はお菓子処。
タカバタケは


好きなせいか、
甘いものあんまり食べないんですが、
金沢の和菓子だけは不思議に食べられるのだよ。
濃ゆ〜い水あめ
俵屋の
「じろ飴」。
ワリバシが折れんばかりの濃さであります。
生姜の風味が効いてる
「小出柴舟」。
これ、好き嫌い別れるんですが、ハマル人も多いみたい。
など、個性的なお菓子も多いのですが、
タカバタケは落雁の「
長生殿」で有名な「森八」のお菓子が大好きでした。
母方の叔父が森八で勤めていたんです。
で、母の実家に行ったら置いてあったり、
おみやげにいただいたり、盆暮れに送っていただいたり、
ふつーに食べてました。
大人になって自分でおみやげに買おうとして、
けっこうな高級和菓子であることを知ったーーー。
・・・コドモタカバタケ、4個も5個も一気に食べてたよ

。
知らないって幸せ

。
そんな想い出いっぱいの金沢。
たった2日ですが、懐かしい空気を吸ってきました。
タカバタケは2歳までしか過ごしておらず、
「おじいちゃん、おばあちゃんの家」というかかわり方でしたが、
やっぱり「里帰り」という感じがします。
亡くなった祖母には、
夏休みに遊びに行ったとき、本屋によく連れて行ってもらいました。
照れ屋で「うれしい」って口には出してくれないけど、
おいしいものを用意してくれていました。
数年前、叔父が
「おばあちゃんもおじいちゃんも、今はもうあまり動けんけど、
オマエたちが来るって時は、
何日も前から元気になって、片づけとか用意しとるんぞ。
だから、たくさん金沢に来てやってな。」
って言ってくれたなあ。
自分も人の親になったので、なんか、心に沁みたのを覚えてます。
金沢の「暁町の家」。
3月の葬式のときは日帰りでもあり、
あっという間だったせいか、
感慨にふけるまもなく帰ってきたのですが、
ゆったり過ごした四十九日は、
いろいろなことをしんみり考える二日間でした。
父とも弟とも久々にゆっくり話せました。
そして、原体験に近づいて家のつながりを意識したせいか、
亡き母のこともたくさん思い出しました。
すまし汁の味、あれがヤバかった。
今日から東京のど真ん中で仕事をするって考えると因果なものですが、
感傷に浸ってばかりいられないのは、
ある意味いいことなのかもしれないなあって思いました。
長い個人的な話にお付き合いくださいまして、
ありがとうございます。
じゃ、教室に向かいます

。