2012.07.24 22:49

2015年度の新課程入試で、
理科のセンター試験に大きな変更があります。

具体的には理科に「基礎」科目が設置され、
4分野の発展科目と合わせて
8科目の中からの選択となります。

東大文系などで基礎科目2科目が課されることが発表されているように
大きな変更点として注目されています。

旺文社のサイトで、既に予告された大学ごとの科目が
まとめられています。

27年(2015年)新課程センター試験「理科」 国公立大 予告一覧http://eic.obunsha.co.jp/resource/pdf/exam_info/2012/0424_01_n.pdf

が!

これが変更になるというニュースが。

2015年センター試験、理科変更

http://eduon.jp/news/entrance/20120724-002622.html

受験者が少ない「基礎科目」の選択肢が一部削減される。主に専門高校や総合高校などの受験生に影響が出るとみられる。

15年度試験の理科では、四つの選択方法が公表されており、基礎科目のみで受験する場合は「物理基礎」「化学基礎」など4科目から「2科目または1科目を選択する」とされている。

ところが、今年の地理歴史・公民の試験でミスが起きたため、文部科学省が「15年度試験の理科は、さらに受験生の選択肢が多く、時間割が格段に複雑になる」との懸念をセンターに伝え、見直しを指示していた。

センターは基礎科目を1科目選ぶ選択肢について「利用する大学が少なく、影響が小さい」と判断。1科目だけの選択をなくし、2科目を必須とすることにした。
近く最終決定する。

15年度のセンター試験は現在の高1生が現役生として、15年1月に受験する。
理科、数学で今年度から先行実施された新学習指導要領下の最初の入試で、
昨年4月に実施方法が公表されていた。

ただ、センター側の昨年の発表を受けて、
基礎科目で1科目のみを必履修とするカリキュラムを編成した学校が
専門高校を中心に全高校の約1割あるという。
変更の打診を受けた高校関係者からは「変更は認められない」との反発もある。

E642E642E642E642E642E642E642E642E642

これはひどいと思います。
学校側が怒るのも当たり前です。

昨年も地歴公民のレギュレーションを
途中で変えるという変更点がありましたが、
一度発表したことを簡単に変更するということが
当たり前のように行われることに、
強い懸念を感じます。

センター試験は、国立大学を受けるなら
逃げられない試験です。
すべての受験生が避けて通れません。

であるならば、ルールは厳格に決められるべきであり、
一度公表されたルールは守られるべきです。

「利用する大学が少なく、影響が小さい」と判断。

これがおかしいですよね。
多い少ないの問題ではないのでは?

今年、試験会場での混乱が報道されましたが、
このような場当たり的な対応が、
混乱を生む土壌になっているのではないでしょうか?

2年先の話だからいいじゃん、ではありません。
変更が簡単に行われるのを見ていると
まだこれからもわかりません。
何せ「前例」がありますから。

もちろんセンター試験のために高校の勉強が
あるわけではありません。
ルールがどうなろうとも、
それに屈しない学力をつけておけば
・・・という考え方もあるでしょう。

が、残念ながらセンター試験は、
ある意味、特殊な能力と対策が必要になる試験です。
であれば、やはりフェアに試験が行われるべきだと思います。

これ以上の混乱がないことを祈ります。
Tags :
高校生
大学受験
2015大学入試
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高畠尚弘<タカバタケ>
Z会のなかのひと21年。関西Z会盛り上げ隊長。
関西の教室で中学受験、高校受験、大学受験を担当しています。
趣味はフットボールと国語と入試情報とデジタル教材。
ゆるりといろんなことを書いていきます。

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