プロフィール

毎週木曜更新の予定です

関西の中高一貫校で
国語を教えています。
Z会の模擬試験作りなどの
お手伝いをしています。
趣味は登山、読書、音楽鑑賞
その他です。

最新記事
最新コメント
name
旧暦10/30 いんきん団 (2008年11月30日)
垂渓庵
旧暦10/16 先日脱糞 (2008年11月15日)
垂渓庵
旧暦9/11 大学授業星取り表 (2008年10月13日)
垂渓庵
旧暦8/26 ハーディと源氏物語 (2008年10月01日)
垂渓庵
旧暦8/19 高校のころ (2008年09月25日)
ゴンザレス
旧暦8/19 高校のころ (2008年09月21日)
垂渓庵
旧暦6/23 後悔 (2008年08月05日)

http://www.zkaiblog.com/jr06/index1_0.rdf

旧暦7/28 ナス スイカ

[2008年08月28日(木) ]

垂渓庵です。

今でもクワガタ捕りは夏の子供の遊びの定番なのでしょうか。それともクワガタなどは捕るのではなく買うものになっているのでしょうか。

わたしが子供の頃にもクワガタを買ってくれるところがあると聞いたことがあります。当然どこかで売られていたのでしょうが、わたしもわたしの周りの友達も、買ってもらいたいと思うことはありませんでした。裏山に行けば普通に捕れるのですから。

とは言え、あの当時も今のように外来種のカブトムシやクワガタなどが大々的に売られているとすれば、買って欲しいと思ったかもしれません。ムシキングなどなかった当時、外国に多様な甲虫がいるなどとは考えてもみませんでした。「どくとるマンボウ昆虫記」を読んでいながら、うかつな話です。

続きを読む...

旧暦7/25 あなたはだあれ?

[2008年08月25日(月) ]

垂渓庵です。

前回のブログに書いたように、霊感のれの字もなさそうなわたしたちでしたが、一度不思議な経験をしたことがあります。

わたしたちは小学校の低学年のころから、夏休みに入るとカブトムシやクワガタを捕りに裏山に出かけていました。学年が上がるにつれて行動範囲や行動時間は拡大していきました。高学年になるころには、朝まだ暗いうちに行動を開始していました。

暗い山道は恐いものです。後に山登りを始めてから、よんどころない事情で夜明けの遙か前に大峰山上の宿坊からふもとに下山したことがありますが、あの時も恐かった。頼みの綱は電池がへたり気味のヘッドライト一つでした。信仰の山ですからね。確実に何かいます。実体を持っているかのように濃く存在感のある闇に包まれながら降りていきました。途中の茶屋の建物を通った時に起き上がる影が見えてぎょっとしたのですが、店番の兄ちゃんでした。結局この時はあやかしに出逢うことなく無事下山しました。が、あのクワガタ捕りの日は…。

続きを読む...

旧暦7/21 心霊写真

[2008年08月21日(木) ]

垂渓庵です。

小学生のころ、「恐怖新聞」や「うしろの百太郎」「恐怖」「怪」などの心霊、恐怖系の漫画が流行った時期がありました。ちょっとしたオカルトブームだったのでしょう。「ムー」という雑誌が発刊されたのはそれよりも少し後でしたか。

こっくりさんが流行り、何人かで学校の空き教室に忍び込んでやったのもそのころのことです。古くて使われていない校舎があったのです。何と今年のゴールデンウイークの時点でまだ残っていました。道から見る限り窓枠なども錆びていて、劣化が進んでいるようなのですが。取り壊せばいいようなものですが、壊せない事情でもあるのでしょうか。大規模な造成が行われても変に残されている社か何かのように。

閑話休題。とにかくオカルトブームに乗ったというのか乗らされたというのか、わたしとヒロちゃん、コウちゃんは心霊写真を撮ろうと思い立ち、後に凍りつくような体験をすることになる裏山へと出かけたました。

続きを読む...

旧暦7/14 元気の素

[2008年08月14日(木) ]

垂渓庵です。

落ち込み気味なときにこれがあると元気になるというものが、みなさんおありなのではないでしょうか。たとえば本であるとか、歌であるとか。

あるいは、この人に会うと元気づけられるということもあるでしょうし、ある場所に行くと勇気がわいてくるということもあるでしょう。

一つだけと限ったわけでもないと思います。わたしの場合もいろいろ当てはまるものがあります。たとえば「木に学べ」の西岡常一さんの聞き語りCDや「リトル・トリー」。隆慶一郎さんの時代小説も元気を与えてくれます。元気の出てくる飲み友達もいます。また、山を歩いていると、下界のことなどどうでもよくなってきます。

そんな中で、歌声で元気づけてくれるのが、ゴスペルシンガーのマヘリア・ジャクソンです。彼女は1950年代から70年代にかけて世界的に有名になりました。

続きを読む...

旧暦7/7 プロスロギオン

[2008年08月07日(木) ]

垂渓庵です。

今日は旧暦の七夕です。が、今回はそれに相応しい風流な話題では全然ありません。どちらかというと、暑さを亢進させるような話です。耽読翫市はあなたを忍耐力の限界にいざないます。

わたしはキリスト教系の高校に通っていました。そのせいかどうかわかりませんが、キリスト教というものに以前から興味を持っています。とは言え、キリスト教の歴史については、高校で宗教の時間に習ったことをうろ覚えしているに過ぎません。いや、それもあまり真面目には聞いていませんでしたから、ほとんど覚えていないと言った方がいいでしょうか。

そんなわたしですが、読書の範囲が広がり、岩波文庫などにも触れるようになってくると、キリスト教関係の書物などが目に入ってきます。たとえば聖テレジアの『完徳の道』だとか、アウグスティヌスの『神の国』だとか。そうそう、以前紹介したユニークな倫理の先生は、フォイエルバッハの「キリスト教の本質」は読まなくていいとおっしゃっていたのでした。そう言われると読みたくなるものです。で、読んでみたのですが…。え〜と、読まなくていいと思います。

そんなこんなで、キリストに倣うわけでもないのにキリスト教関連の本をたまに買ったりするわたしが、たまたま復刊されたのを手にとったのが、聖アンセルムスの『プロスロギオン』でした。

続きを読む...

旧暦7/4 臨時便 異議申し立て

[2008年08月04日(月) ]

垂渓庵です。

本の中にはとても重いものがあります。重量ではありません。内容が、です。あまりにも悲惨な事実を告げるものや、人間性の闇を白日の下にさらすものがいわゆる重い本になるかと思います。

わたしにとっての重い本とは、たとえば、

苦海浄土 石牟礼道子
口伝亜砒焼き谷 河原一之
筑豊炭坑絵巻 山本作兵衛
夜と霧 V・E・フランクル
絞首台からのレポート ユリウス・フチーク
インディアスの破壊に ついての簡潔な報告 ラス・カサス

などになるでしょうか。どれも重苦しさを感じて呻吟しながら読み進めた本です。義務感、というとちょっと違うように思うのですが、とにかく読まねばならないという思いから読み進めました。

続きを読む...