[2007年10月26日(金) ]
垂渓庵です。雑務煩多なためまたまたクイズの解説は先延ばしになってしまいます。
先日、授業を終えて教室から教科室へもどろうとしていると、後ろの方で私のクラスの生徒が叫ぶ声が聞こえてきました。「アムロ行きま〜す」と。
ガンダムのアムロのまねをする芸人さんがいたかと思いますので、その影響かなとも思いましたが、念のために聞いてみました。そうすると、やはりDVDか何かで初代のガンダムを見たのだそうです。で、教室を出るときの景気づけにあの印象的なセリフのまねをしたのだとか(笑)
初代ガンダムといえば、今をさること三十年近く前、わたしが中学二年生か三年生の頃に本放映されていたものです。そんなものをなぜ今、とも思うのですが、おもちゃ会社のキャラクター展開などで、今の中学生にもある程度身近な存在になっているのでしょうか。
ついでに「マチルダさ〜ん!」や「マッシュのドムがやられた」「坊やだからさ」「あえて言おう、カスであると!」などなどの名台詞の数々も口にするように言っておきましたが、彼がそうしてくれるかは定かではありません。
思い返せば、「秘密のアッコちゃん」「パーマン」「ゲゲゲの鬼太郎」「オバケのQ太郎」「キューティーハニー」「天才バカボン」などなど、昔のアニメ作品が後にリメイクされる例は枚挙に暇がありませんでした。
それだけではなく、「ウルトラマンメビウス」のように、旧シリーズと共通する世界観のもとに新たに作られる作品もあります。マンガでも「北斗の拳」の続編や外伝、「シティーハンター」の続編などなどが(たぶん)今も連載中です(キン肉マンの続編はどうでしょう。まだやっているのでしょうか?)。
そうそう、「エヴァンゲリオン」もつい先日最新版の映画が公開されたのでしたっけ。
何やらアニメ・マンガ業界は過去の作品という遺産を大変有効に活用しているような印象を受けます。今後はさらに三次的にリメイクのリメイクという方向に向かうのか、そうではなく、これまでリメイクなどをされないままの作品が拾い上げられることになるのか、かつてのアニメファンはじっと様子を見ているところです。
「ゴッドシグマ」「ダイラガー]X」「ガラット」「アクロバンチ」などなどの、一般的には今では忘却の彼方に押しやられている作品にも日の目が当たらないかなと思ってみたりもしますが、可能性はないでしょうかね。無理かな。やっぱ、無理だろうな。「サンダーマスク」や「ファイヤーマン」などは…だめでしょうね…。
未来の元アニメファンも同じような煩悶というか懊悩を味わうことになるのでしょうか。因果は巡る小車のってとこです(笑い)
何やらまたもやわけのわからぬ話になってしまいました。
[2007年10月22日(月) ]
垂渓庵です。
雑事煩多でなかなか前々回のクイズの解答・解説を書けません。
とりあえず解答だけを示しておきます。
いちおう念のために、前々回のなぞなぞは、
「母には二たび会ひたれども父には一度も会はず」
さてさてそれはいったい何でしょう? というものでした。
答えは「唇(くちびる)」です。
答えを知っている人はともかく、そうでない人はこの答えはまず思い浮かばなかったことでしょう。なぜ唇なのか。その答えを解く鍵は日本語の発音の変化 特にハ行音の発音の変化 にあります。
が、どのような変化なのかという説明は次回に譲りたいと思います。
[2007年10月13日(土) ]
垂渓庵です。
わたしの勤務校では、運動会や文化祭の見学は生徒の家族に限って許可しています。先日も無事に文化祭、運動会が終わりました。
遠方から通っている生徒の保護者の皆さんは、普段はなかなか気軽に学校を訪ねたりもしにくいかと思いますので、こんな機会に来ていただいたらいいなとは思うのですが、毎年困った問題が起こります。
車社会ってやつでしょうか、車で来校しようとされる方が多いのです。駐車場のキャパの問題がありますから、毎年車での来校は固くお断りしているのに、です。そんな車を学校にどんどん入れていっては収拾がつかなくなりますので、校門でシャットアウトします。もちろん足の悪い方の送迎をされるなど、事情のある場合は前もってうかがっておいて、駐車場に駐めてもらっていますよ。
少し離れた駅前の公共の駐車場に駐めるように促すのですが、残念ながら素直にそうされない方もいます。何とか抜け道を探そうとするのですね。駅前から学校まで少し遠いですから気持ちはわからなくないのですが。
で、保護者のみなさんが考える抜け道はというと、
1 周辺の住宅地に路駐する。
2 近くの公園の無料駐車場に駐める。
3 近隣のスーパーに駐車する。
そうそう、番外として、学校に車は駐められない旨を説明している教員に食ってかかる、というのもあります(−−)「うちの車ぐらいいいじゃないか」ってなもんです。わたしも一度そういうおじいさんのお相手をしたことがあります。
その時は、「だめなものはだめです。あなたの一台を特別視しなければならない根拠はないでしょう。あなたのような保護者がいることで家族の見学そのものを中止しようという声が起こるかもしれませんよ。そもそもあなたのお孫さんは何年何組のだれですか。ちゃんと伝えていないのはいけないことなので、本人に担任から注意してもらいます。」という話をして丁重にお引き取りを願いました。
ま、多少敬語を省略して話し、相手のことばにもあまり耳を傾けませんでしたから、おじいさんは丁重な応対だとは思っておられなかったでしょうが(笑)でも、最後には車を動かして去って行かれました。
わたしは近隣に路上駐車する保護者や食ってかかる保護者がいたと聞くと、必ず終礼で話すことにしています。こんな恥ずかしい人がいた。どう思う? と。生徒たちの反応は健全なものです。なんやそいつはというような顔をします。わたしはその反応を見ると安心します。そして、どうかその感覚をなくさないでくれよと思うのです。
[2007年10月04日(木) ]
久しぶりにクイズを出題しようかと思います。国語の教師が古文の時間に話すネタだろうと思いますので、ご存じの方も多いかもしれません。
母には二たび会ひたれども父には一度も会はず
それはいったい何でしょう?
これは『体源抄』という室町時代の雅楽書に出てくるなぞなぞです。当時の人でなければ、答えは絶対わからないこと請け合いのなぞなぞです。いや、答えを聞いても現代人にはわけがわからないこと請け合いの、と言った方がいいでしょうね。
その解説をする前に、もう少し簡単なのを答えつきで紹介してみます。わかるでしょうか。
1 はにほへと
2 垣のうちの笹
3 上を見れば下にあり、下を見れば上にあり、
母の腹を通りて子の肩にあり
そのように説明することのできるものはいったい何でしょうか。
1の答えは「岩梨」。「いは無し」からきているのですね。2の答えは「かささぎ」。「垣(かき)」の中に「笹(ささ)」があるでしょう。3の答えは数字の一です。「上」「下」「母」「子」の字を観察してみましょう。横に長い一画の位置がポイントです。
以上の例は『ことば遊び』(鈴木棠三著 中公新書)から引用しました。
さて、最初のなぞなぞの答えは…。次回にということにしておきましょう
[2007年10月01日(月) ]
今回はこれまで以上にどうでもいい話です。
時間を無駄にしたくない人は読まずにスルーすることをお奨めします
頭を洗っているとき、みなさんは目をつむりますか?
シャンプーハットを使っていないわたしは当然つむります。
でも、つむりっぱなしというわけにはいきません。
時にはカランの位置を確認するために、
時にはシャンプーを追加するのに、
しばしば背後に異界の者がいないかを確認するために、
ちょっと目を開ける必要に迫られることがあります。
でも、へたに目を開くとシャンプーがしみてたまらないことになりかねません。
顔をざっとでも洗ってから目を開けばいいわけですが、
そのためにはカランを手探りで探さねばなりません。
でも、そうするぐらいなら、そもそも目を開ける必要はなわけです。
シャンプーを使うために手の泡を落とすのも業腹ですし、
異界の者がいるかどうかの確認のたびにいちいち顔を洗うのも面倒です。
それに、異界の者はいません。たぶん。
わざわざカランを探してお湯を出してシャンプーまみれの手を洗って顔を洗う。
ついでにカランについた泡も落とす。いずれにしても、何ともめんどくさい話です。
そこでわたしは次のような方法をとることにしています。
片方の目の上の泡やシャンプー液を片手でざっとぬぐって、
素早く片目だけで用件を済ます。
こうすると、大抵の場合、最も簡単に所期の目的が達成できます。
が、何回かに一回ぐらいは、開けている目は何ともないのに、
つむっている目がしみて痛くなることがあります。
どういう理屈になっているのか分からないのですが、
そうなってしまうのです。
片目を開ける前にそのことを思い出して、
つむっている目をこれでもかというぐらいぎゅっとつむっても、
やはりそちらの目が痛くなってくる、という経験もあります。
本当にどういうわけなんでしょうか。
物心がついてから、わたしがずっと不思議に思っていることの一つです。