[2008年08月25日(月) ]
垂渓庵です。
前回のブログに書いたように、霊感のれの字もなさそうなわたしたちでしたが、一度不思議な経験をしたことがあります。
わたしたちは小学校の低学年のころから、夏休みに入るとカブトムシやクワガタを捕りに裏山に出かけていました。学年が上がるにつれて行動範囲や行動時間は拡大していきました。高学年になるころには、朝まだ暗いうちに行動を開始していました。
暗い山道は恐いものです。後に山登りを始めてから、よんどころない事情で夜明けの遙か前に大峰山上の宿坊からふもとに下山したことがありますが、あの時も恐かった。頼みの綱は電池がへたり気味のヘッドライト一つでした。信仰の山ですからね。確実に何かいます。実体を持っているかのように濃く存在感のある闇に包まれながら降りていきました。途中の茶屋の建物を通った時に起き上がる影が見えてぎょっとしたのですが、店番の兄ちゃんでした。結局この時はあやかしに出逢うことなく無事下山しました。が、あのクワガタ捕りの日は…。