[2008年08月07日(木) ]
垂渓庵です。
今日は旧暦の七夕です。が、今回はそれに相応しい風流な話題では全然ありません。どちらかというと、暑さを亢進させるような話です。耽読翫市はあなたを忍耐力の限界にいざないます。
わたしはキリスト教系の高校に通っていました。そのせいかどうかわかりませんが、キリスト教というものに以前から興味を持っています。とは言え、キリスト教の歴史については、高校で宗教の時間に習ったことをうろ覚えしているに過ぎません。いや、それもあまり真面目には聞いていませんでしたから、ほとんど覚えていないと言った方がいいでしょうか。
そんなわたしですが、読書の範囲が広がり、岩波文庫などにも触れるようになってくると、キリスト教関係の書物などが目に入ってきます。たとえば聖テレジアの『完徳の道』だとか、アウグスティヌスの『神の国』だとか。そうそう、以前紹介したユニークな倫理の先生は、フォイエルバッハの「キリスト教の本質」は読まなくていいとおっしゃっていたのでした。そう言われると読みたくなるものです。で、読んでみたのですが…。え〜と、読まなくていいと思います。
そんなこんなで、キリストに倣うわけでもないのにキリスト教関連の本をたまに買ったりするわたしが、たまたま復刊されたのを手にとったのが、聖アンセルムスの『プロスロギオン』でした。