[2007年10月13日(土) ]
垂渓庵です。
わたしの勤務校では、運動会や文化祭の見学は生徒の家族に限って許可しています。先日も無事に文化祭、運動会が終わりました。
遠方から通っている生徒の保護者の皆さんは、普段はなかなか気軽に学校を訪ねたりもしにくいかと思いますので、こんな機会に来ていただいたらいいなとは思うのですが、毎年困った問題が起こります。
車社会ってやつでしょうか、車で来校しようとされる方が多いのです。駐車場のキャパの問題がありますから、毎年車での来校は固くお断りしているのに、です。そんな車を学校にどんどん入れていっては収拾がつかなくなりますので、校門でシャットアウトします。もちろん足の悪い方の送迎をされるなど、事情のある場合は前もってうかがっておいて、駐車場に駐めてもらっていますよ。
少し離れた駅前の公共の駐車場に駐めるように促すのですが、残念ながら素直にそうされない方もいます。何とか抜け道を探そうとするのですね。駅前から学校まで少し遠いですから気持ちはわからなくないのですが。
で、保護者のみなさんが考える抜け道はというと、
1 周辺の住宅地に路駐する。
2 近くの公園の無料駐車場に駐める。
3 近隣のスーパーに駐車する。
そうそう、番外として、学校に車は駐められない旨を説明している教員に食ってかかる、というのもあります(−−)「うちの車ぐらいいいじゃないか」ってなもんです。わたしも一度そういうおじいさんのお相手をしたことがあります。
その時は、「だめなものはだめです。あなたの一台を特別視しなければならない根拠はないでしょう。あなたのような保護者がいることで家族の見学そのものを中止しようという声が起こるかもしれませんよ。そもそもあなたのお孫さんは何年何組のだれですか。ちゃんと伝えていないのはいけないことなので、本人に担任から注意してもらいます。」という話をして丁重にお引き取りを願いました。
ま、多少敬語を省略して話し、相手のことばにもあまり耳を傾けませんでしたから、おじいさんは丁重な応対だとは思っておられなかったでしょうが(笑)でも、最後には車を動かして去って行かれました。
わたしは近隣に路上駐車する保護者や食ってかかる保護者がいたと聞くと、必ず終礼で話すことにしています。こんな恥ずかしい人がいた。どう思う? と。生徒たちの反応は健全なものです。なんやそいつはというような顔をします。わたしはその反応を見ると安心します。そして、どうかその感覚をなくさないでくれよと思うのです。