[2008年04月10日(木) ]
垂渓庵です。
わたしの勤務校では、担任団は基本的に持ち上がりで、毎年クラス替えを行います。
生徒たちにとってはわりと大きな関心事だと思います。わたしが中学生だったころを思い出しても、好きなあの子と同じくラスになれるだろうかというのは、やはり気になるところでした。
女の子の場合は、好きな男の子と…だけではなく、仲の良い友達と同じクラスになれるかどうかということもクラス替えの重要なポイントになるようですね。
始業式の朝は、今年も例年と同じく、新クラスが張り出されている入口前で、わあわあキャアキャアと賑やかなことでした。今日はそんなクラス替えの話です。
クラス替えの方式は、どの学校でも大体似たようなものになるのではないでしょうか。
まずクラス替えの基準となるテストや評点などの成績順に男女別で生徒を並べ替えます。
どのテストをどの程度重視するかは内規によって定められていることが多いでしょう。高校などであれば、場合によっては外部模試の結果を参考にすることもあるのではないかと思います。
次に、成績が1番の生徒から順に各クラスに割り振ります。たとえば5クラスの学年ならば、男女それぞれで、
一組 二組 三組 四組 五組
1 2 3 4 5
9 8 7 6
というような感じで生徒を割り振るのです。
次に並べ替えた後の仮のクラス編成を担任団で眺めて最終的に調整します。
たとえば不登校などの事情があってクラスを動かさない方がいい生徒は、原クラスに所属するようにします。これは、最初の段階で前もって入れておくこともあります。
同姓の生徒が同じクラスに何人も割り振られている場合、バランスを考えて他クラスとの間で調整をします。
生徒同士の相性が問題となることもあります。どうしても相性が悪く、同じクラスに所属した場合、トラブルが起こりそうな場合はやはり移動させます。
逆に、仲がいいのだけれども、仲がよすぎて授業中に話などを始めて、どうしても集中力を欠いてしまう者同士も他クラスに所属させることがあります。
ある点に配慮すれば別の点で少し問題が出てきたりと、なかなか満足のいく形にはなりにくいのですが、可能な限り工夫を重ねて、やっとクラス替えが終了します。
クラス替えが決定するまでには、担任団で何度も会議を持ちます。もちろん、授業の合間などにも、手の空いている者同士でああでもないこうでもないと話をします。
あとは、教務担当の部署がそれらの名簿をとりまとめて、「名列表の発注→校正→印刷」というだんどりになります。
そんなこんなで決定した新クラスでの授業もいよいよ本格的に始まります。生徒たちは新クラスで去年以上に意欲的に学校生活に取り組んでもらえるでしょうか。われわれ担任団としても気になるところです。
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