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元中学コース編集部 繊粒庵ぽん吉

元中学コース編集部員から、日々の生活・考えたことをあなたに

     
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謹賀新年〜今年の3つの目標
[2008年01月14日(月) ]

えー、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します……って、もう1/14かよ!
Z会ブログで最も遅い謹賀新年かもしれません。
昨年末に「来年の目標は『Z会ブログを1週間に1度更新する』とでもしましょうかね?」なんて書いたのだが、ええ、今年もたぶん更新は遅いです。「隠れキャラ万歳」をポリシーに、いつの間にか更新されているブログを目指します(目指すモンなのか?)。

「一年の計は元旦にあり」――正月に「今年の目標はこれだ!」と決めた方も多いのではないかと思う。
人には「目標を立てて実現に向けてがんばるタイプ」と、「目標を立てると力んでしまうので目標は立てず、地道な努力を重ねるタイプ」があるのかもしれない。いや、仮にそうしておこう。
こう仮定すると、僕はどちらかというと目標を立てるほうではないので、後者に属するということになりそうだ。もちろん、仕事では目標を立てたりするけどね。私生活に限った話。
事実、昨年までで目標を立てた年というのはなかったような気がする。昨年も元旦に「目標なんて立てないよ」などと語った記憶がある。結果、昨年一年間を振り返れば、まあいい年だったなでシャンシャン、と。

そんな目標をあまり立てない自分だったのだが、今年は勝手がちょっと違った。年末に1年間を振り返ってみたところ、今年はこうしたいなあという目標が3つ、なぜか自然に浮かんだのだ。

今年の目標。
「貯金」「旅行」「ライブ」

まずは「貯金」。しかし、これは単にケチになればいいというものではない。人と一緒に楽しむお金は減らすことなく、それでも溜められるところでお金を溜めよう、と。そこで考えた。
名づけて、「出勤中1,000円計画」。
朝出社すると、僕は必ず野菜ジュースを飲む(朝飯は食べない)。昼には職場の近所で外食。午後は缶コーヒー2本。ときには3本。タバコが切れればタバコを買い求める。簡単に1,000円をオーバーする。
しかし、これを1,000円以内に収める。そして、1,000円から1日で使ったお金を差し引き、その分を貯金しようではないかという壮大な(どこがだ)計画である。
「何事も形から」が僕の信条である。結果はそのあと、ついてくる。
そこで昨年末、横浜の中華街でまずはこんなものを買ってみた。

金の豚である。中国では大変縁起がよろしいらしい。
こいつを「倹約の豚」と名づけ、1日の差し引き分を餌として与えつづけるのだ。いや、そんなつましい自分の姿を見て、心優しい社員が「善意の豚」として寄付をしてくれるかもしれないではないか。
ちなみにこの豚、たったの1,050円である。たったの。
しかし、隣のKさん(いつぞやBBQの前にコメを持ってきてくれた大恩人である)曰く、

「貯金箱に1,050円も使っているところからしてぽん吉くんはダメね。いらないビンとかを持ってくるのがホントの倹約でしょ」

……で、でも中華街で金の豚が、僕のほうを見て微笑んでて、それに……

「……それに、誰かがお金を入れる前に、持ち逃げされるわよ。だいいち何よコレ、フタがついてるだけで鍵すらついてないじゃない」

……

気を取り直してその2。「旅行」。
昨年は出張は多かったのだが、個人的に泊まりでどこかへ旅行をする機会というのがあまりなかった。
実は僕はかなりの旅行好きである。大学時代は旅行のサークルに入っていたし、国内であればすでに47都道府県すべてに足を踏み入れちゃったりしているのである。
しかし昨年は、2月に九州・水俣市のマラソンに出場した際に2泊したのが精一杯。他には10月に仙台へ1泊しただけである。
芭蕉ではないが「そぞろ神」が心の中で蠢いてきた。何とか今年は、個人的に旅行をしたいものだ。
なるほど、目標を立てると自分のどこかで能動的に目標に近づこうという意識が出るものなのかもしれない。今週末、仲間たちと久方ぶりに庄内を旅行しようということになった。2月には昨年同様、水俣市のマラソンに出場。その前に甑島に行ってみようかなどという計画が進んでいる。おおっ、これは年初から順調だ。
と、これまた隣のKさん。

「だいたいね、旅行に行きたいとか言ってる時点で、貯金できないでしょ。いちばんお金かかるんだからさあ、旅行って」

……嗚呼。

その3は「ライブ」である。
僕は私生活でバンドを組んでいる。結成して1年半。ボーカル2人+ギター2人+ベース+キーボード+ドラムという7人編成で、僕はドラムを担当している。
昨年末に音を合わせたとき、「来年はライブやりたいよね」という話になる。ですよねえ、そろそろメンバーでステージに上がりたいですなあ。
ちなみに、昨日もバンドの音合わせだったのだが、ついにドラムを叩きながらリードボーカルを取るカバー曲まで誕生した。何をカバーしたかって? ブルーハーツの「青空」。何度聴いても胸にぐっと来る曲。
ま、歌はド下手なんでこれはお遊びだが、30過ぎてからドラムを初めて、はや数年。そろそろ腕を披露する場があってもよいかもしれないなあ、などと思ったりもする。

そんな目標を年末に考えていたら、何と年初からライブ出場が実現してしまった。うーむ目標、恐るべし。
ところが、これがちょいと勝手が違う。実はドラムではなく、何とボーカルでの出演。いや、ボーカルというのも正しくない。一生懸命ボーカルを日々勉強なさっている方には、甚だ失礼である。正しく言えば、「叫び」というか、「語り」というか、そんな役割である。
実は我がZ会には「音楽部ライブ」というイベントがあるのだ。簡単にいうと社員の皆さんでバンドを組んで出場しましょう、というものなのだが、同僚のTさんに声をかけていただき、このたび初めて出演することになった。
音を合わせてみて思う。いやはや、Tさんのドラム、巧すぎ。Oくんのギター、巧すぎ。そこに乗るのがなぜか、意味不明な自分の叫びだ。
バンド名は「テンパーず」である。かの有名な「ベンチャーズ」のカバーバンドではない。何でこの名前かって、メンバー3人が3人とも天然パーマだから「テンパーず」。バンド紹介は「真っ直ぐに生きられません」。かなりイタい。観衆の気分(temper)を逆撫でするようなハードコアになる予定。ハードコアだからして、やりてヱように弾いて叩いて、言いてヱように言って、3人がすがすがしい気分でステージを降りられればそれでよい。
曲はすべてオリジナルで、こんな4曲になる予定。

1.ねずみ年
2.Tribute for Osamu Dazai
3.Kaba-dhi
4.キーストン

ということで、3の目標は早くも実現の見通しだ。金曜日の時点でインフルエンザでも発病しない限りにおいて、なのだが。
もちろん、ドラムとしてでも、今年はライブ出場を狙う。よし、がんばる。がんばれ、オレ。

と、こんな話を同僚にしていたら、隣の席のKさんはじめ、複数のお姉さま方に苦々しげな笑顔で言われる。

「ぽん吉くんさあ、大事なものが抜けてない?」

はあ、そうっすかね?

「ぽん吉くん、もういい年なんだから。そろそろさあ、いい加減にやる気出してさあ、カノジョとかさあ、結婚とかさあ……」

コホン。ま、まあ、いいじゃないか。今年も楽しく過ごせれば。