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4月25日に文部科学省から「指導要領改訂に伴う移行措置案についての意見募集」が開始されました.理科と数学について一部前倒しで来年度から実施することについての意見募集です.
まず,現在週3コマの数学の時間が,
【平成21年度】
・中1週4コマ,中2週3コマ,中3週3コマ
【平成22年度以降】
・中1週4コマ,中2週3コマ,中3週4コマ
になります.戻ってくる内容は,
【中1】
・不等式
・比例式
・図形の移動
・投影図
・関数の意味
・資料と統計
【中3】
・解の公式
・有理数と無理数の意味
・相似な図形の面積比と体積比
・標本調査
です.また,今は無意味に中2でやっている「円周角と中心角」については3年で扱うことになります.
まあ,なくなっちゃったことがおかしかったわけで,戻ってきて当然だと思います.だって,「有理数と無理数」をならってないのに「分母の有理化」ってどう説明しろというんでしょうね.また,不等号の扱いを知らないのに関数の変域なんてわかるわけないですからねえ...
う〜ん,でもやっぱり相似は3年生のままなんですよね.中2も週4時間にして相似を中2で学ばせるべきだと思います.意見でも出してみようかな
また,解の公式が正式に戻ってきてくれると高校の先生は助かるでしょうね.というのも,国公立高校では,指導要領範囲内で入試問題を作らなきゃいけないんですけど,解の公式が使えないと作れる問題がすっごく制限されてしまうんですよ.これで学大附に関数の良問が復活してくれるかな
ただ,東京都教育委員会は「入試は公平、公正が前提。新指導要領で追加された内容からの出題は、2012年度に完全実施された後で」という方針らしいです.
ちなみに,Z会進学教室では復活する内容について,今もちゃんと教えていますのでご安心下さい(資料と統計はやってないのでテキスト改訂をしなきゃいけないですが).
今日から何回かに分けて,千葉県の「特色化選抜」の問題について書いてみたいと思います.千葉県は一般に行われている推薦入試の変わりに特色化選抜というものを行っています.この選抜では各校が独自に問題を作成しています.試験時間は各教科30分.詳しい選抜方法は明らかにされていませんが,内申点よりは独自問題の比重が高いと思います.
ということで,問題をアップしますね.
センター試験が終わりました.ということで,数学の問題を解いてみました
まず,1Aですが,あまりやりにくい問題はなかったですね.第1問で出題された「必要条件・十分条件」は,受験生が全体的に苦手としているところですが,落ち着いて考えればそんなに難しくなかったですね.
第2問,第3問は優しくなっているんじゃないかな...特に,第3問の三角比の問題は去年より易しいと思います.これは,高校受験の知識だけでも解けちゃいますね(教科書範囲だと接弦定理と方べきの定理を習ってないので厳しいかもしれないですけど).
第4問の場合の数は,最後の期待値が去年より楽でした.ただ,同じ答えが2問続くので一瞬大丈夫なのか?って思っちゃいますけど...
ということで,去年より優しくなった感じです.
2Bは,問題によって難易の差が大きかったです.第2問(3)は,煩雑で面倒でした
それに比べると,第3問の数列が易しかったです.誘導に乗っていけば自然に答えが出る.去年より計算量が格段に少なかったですね.第4問の空間ベクトルも誘導が丁寧でした.途中で計算ミスをしても,次の問題を解いていると「あれ,ちょっと変」って間違いに気がつくような誘導です.
第1問(1)の指数・対数関数は,最後の相加平均・相乗平均を用いることにすぐ気がついたかどうか...まあ,逆数の和があるので気がつかなきゃいけないですけどね
(2)の三角関数は,ちょっと嫌だったかな...
ということで,全体的には例年通り時間的な余裕はあまりないって感じでしょうか...
23日・24日は直前講習の授業です.しっかり準備して,受験生の皆さんに役立つことを伝えなくちゃ
先週の土曜日に「自校作成テスト演習」という模擬試験を行いました.う〜ん
予想平均点と10点以上の開きがありました.
自校作成のテスト問題と同様の形式,同程度の難易度で問題を作成しています.今回のテストは,【1】が小問集合(それぞれ独立した小問),【2】が円,【3】が関数,【4】が空間図形の問題でした.小問集合の出来が想像よりはるかに悪く,【2】以降にあった「記述問題」も空欄が目立ちました.
今年の生徒は仕上がりが遅いって中3の先生方と話しをしていたのですが,それを裏付けるような結果になってしまいました


入試まであと2ヶ月ちょっと.ぜひ全分野の総チェックをしてもらいたいと思います.また,「設問をきちんと読んで題意を正確に理解すること」を心がけてくださいね.条件を見落として不正解になるなんてもったいないですからね.
今日は慌ただしい一日でした.午前中に「冬期講習説明会」と「開成入試突破法」で数学のお話しをして,午後は高3の最終授業.なんだかずーっとバタバタしていました.
開成のイベント・高3の最終授業のどちらでも話しをしたことなのですが,入試会場に行って最も気をつけなくちゃいけないのは「勝手な思いこみ」で問題を解くことだと思います.条件を読み間違えてそのまま突っ走っちゃったり,条件を見落としたまま解いたり・・・
具体的にいえば,「整数」という条件の問題とただ単に「数」と書いてある問題では答えが違ってきますよね?さっきも,高校生が過去問の質問に来たのですが,「ベクトルCO」と「ベクトルOC」を見間違えて(というか,ベクトルOCと思いこんで解いてみたものの答えがでない・・・
試験会場だとますますそういうことが起こりえるわけです.ですから,過去問を解いたり宿題をやったりするときから非常に注意深く問題文を読んでいくことが必要なわけです.
偉そうにこんなことを言ってますが,実は私も共通一次(←共通一次元年世代です)の数学で失敗しました.外接円を内接円と思いこみ解いたのですが,マークがあてはまらず「何でだろう??」って.でも,自分が読み間違いをしているなんてこれっぽっちも疑わなかったんです.本番ではそんなもんです.
受験生の皆さん,是非頭の片隅に入れておいてくださいね
OECDが実施した学習到達度調査(Programme for International Student Assessment)で,日本の学力が3年前に続いてまた低下していることが明らかになりました
数学的リテラシーにおいては,00年が1位,03年が6位,06年が10位...
でも,今の指導要領では仕方ない結果じゃないでしょうか.はっきりいって「わからないことは教えない」という方針なんですから.その上授業時間数だって少ないんですから,これで結果を出せといっても無理な話です.
講演会の時などによく話すのですが,参考書を執筆しているときに編集の方が調べてくださってビックリしたことがあります.中学1年から3年までの教科書の中に関数と図形の融合問題が何題載っているのか?
たったの1題.しかもたいして難しくないものが.直線の式は求められます,正方形だって知っています,方程式も解けます・・・・・・・・でも,それが一つの問題になったときには何をしていいのかわからず解けませんってなっちゃいますよ.
もちろん,塾に行ったり通信添削をしたり学校以外の勉強をしていれば当然学ぶのですが,学校に行ってるだけだとそういう機会もほとんど無いわけです.次回の指導要領改訂では,授業時間数も増え削減された内容も復活すると思いますが,全体の底上げにはきっと時間がかかるんでしょうね.
Z会進学教室の数学のテキストは「tex」で作成されています.どんなものなのかはこちらを読んでいただくことにして,これがなかなかやっかいなものなんです.
もう何年も使っているので,自分のパソコンのtex環境を整えることは問題ないのですが,他の人の環境を整えるとなると難しい.しかも,目の前に実物があるわけではない「遠隔地」にあるパソコンの環境をメール&電話で整えるとなると,さあ大変

関西のZ会進学教室でもtexを導入しているのですが,かなり昔にインストールされたままになっていたので,いろいろと問題があり私のつくったファイルをコンパイルしようとするとエラーが出ちゃうんです.で,ぜーんぶ削除してもらって一から新しいtexをインストールしてもらったのですが意味不明のエラーが
人に優しくないんだよなぁ...メールでエラーメッセージを送ってもらったり,ファイル構成を送ってもらったり,電話で「これをここにコピーして・・・」なんてやってみたのですが,うまくいかず
思わず,環境を整えるためだけに関西まで出張しちゃおうかとおもっちゃいました
もう一度再インストールをしてやっと動くようになったのですが,何だったんでしょうねぇ.なにせ,目の前に「ぶつ」があるワケじゃないので原因はよくわからないのですが...
機能を拡張させるために追加でファイルを入れなきゃいけないんですけど,市販のソフトとは違ってボタン一発
ってワケにはいかず,どこのディレクトリに置くかとか自分で指定しなくちゃいけないんですよ.まあ,そんなこんなでどっか不適切な場所に置かれたりしたのかもしれません.
何とか動いてくれるようになったのでめでたしめでたし
これで,教材開発も分担できるようになるといいなあ
今朝の朝刊を見ていたらこんな記事が...中学数学から消えてなくなった「解の公式」「有理数と無理数」「面積比と体積比」「球の表面積・体積」などが,11年度から復活することになったみたいです.
もちろん,塾では当然のこととして教えているので,このような方針変換は何の影響もないのですが,文科省ってあまりにも無責任すぎやしないでしょうか.はっきりいってふざけきってるとしか思えない.もともと「ゆとり教育」の名の下に,難しいから(どこが難しいのか全くわかりませんが)高校で教えることにしましょうって02年度の指導要領改訂の際に消えてなくなったんですよね.これが11年度には復活して中学校で教えることにしましょう...じゃあ,この9年間に数学をお勉強した子供たちはどうなっちゃうんですか?それってあまりにも無責任な方針転換じゃないでしょうか.
数学だけじゃありません.理科でも「イオン」「日本の天気」「遺伝の規則性」「仕事と仕事率」「月の動きと見え方」などが高校から中学に戻ってくるそうです.
まだまだあります.今まで「扱わないものとする」=「扱っちゃダメよ」っていっていた「歯止め規定」を見直すんだそうです.
は〜〜〜〜!!!なんだか,ゆとり教育に対する批判が高まり,学力低下が現実のものとなったら手のひら返しですか.じゃあ,ゆとり教育で育った世代に対してはどんな責任を負ってくれるのでしょうか.書いているうちにどんどん腹が立ってきてしまいました.
現在の指導要領は,「わからないことは教えない(これは子供たちをバカにしていると思います)」という前提に立ったものですから,見直されることはよいのですが...いろいろ見直すんだったら何はさておき,相似を中2に戻してくれ〜!球の表面積なんかよりよっぽど切実な問題なんだから.
先日注文した「Geometer's Sketchpad」が昨日届きました
ユーザー確認ができたとのメールが来てから1週間しかたってないので,速かった
早速,会社のパソコンにインストールして使っています
これで,模試の問題作成もはかどるかな・・・
他に便利なソフトを発見.「asimov!」っていうソフトなんですけど,ツールバーに常駐して,電卓・WEB検索・ファイル名を指定して実行などができるんです.Windowsの電卓って使いたい瞬間にパッと出てこないのでイライラするんですけど(スタートメニューからの階層が深い
),これだとあっさり
もしよかったら,皆さんも使ってみてくださいね.
気に入ってるソフトに「Geometer's Sketchpad」という幾何のソフトがあります.これは,平面幾何の作図ソフトで,いろんなことができるんです.Javaで保存してホームページ上で点を動かしたり形を変えたりなんてことも出来ます.例えば,「9点円」とか.
長年使っていて,模試の問題をつくるのに役立っていたのですが,ななんと
このソフトのCD-ROMを無くしちゃったんです
パソコンを新調したので,新しいパソコンにインストールしよう(もちろん前に使っていたパソコンのはアンインストールしました)と思って探してみたらどこにもない...あちゃ〜〜
で,3年前に注文した「Springer Japan」に問い合わせたのですが,もう代理店やめちゃって取り扱ってないって.トホホ
しかたないので,このソフトの開発元である Key Curriculum Press にメールを送りました.CD-ROMを無くしちゃったんだけどどうしたらいいですか?って.すぐに返信があって,買ったときの納品書があればそのコピーを送ってくださいとのこと.今度は,3年前の納品書探し
あるわけないですよね〜.しょうがないので,Springer Japanから届いてた「注文確認メール」を添付して送りました.そしたら,今朝返信が届いていて,
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We can accept the order confirmation as proof of the original purchase of the Geometer's Sketchpad Single-User package. The replacement disk would be $10 and shipping and handling would add $34.24 for a total of $44.24 USD.
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ふーっ,よかった
買い直せば2万円くらいかかっちゃうので助かりました.サポートの対応もとても丁寧かつ迅速で,とっても気分がよくなりました.
ということで,家に帰ったらFaxをさっそく送ることにします.