英語よろずや日記(仮)

自称「英語よろずや」(願望含む)の縦横無尽自由自在傍若無人支離滅裂な雑文。

     
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How many sugar?
[2008年05月13日(火) ]

こんにちは。すっかり間が開いてしまいました
その間私は留学時代の友人(日本人女性)と15年ぶりの再会をしました。彼女は私の留学先の正規学生(私のような交換留学ではない)で、私が帰国してからはずっと手紙やメールでやりとりしていた(と言ってもお互いの誕生日や年賀状程度)のですが、いや〜お付き合いって続けておくもんですね。お互い大相撲が好きということが判明し、次かその次の東京場所に一緒に行く約束をしました。お付き合い17年目にして新たな共通点ができるとは。

大相撲話は、いま場所中で何行書いても足りないので今回はスルーすることにして…

Z会さんの英文を書いたり、翻訳の仕事をしたりするときに非常に困るのが
加算名詞・不加算名詞
集合名詞です。
これは英語に触れるようになって30年以上経った今もなかなか体得することができません。

*ひょっとしたら中学英語の範疇を超えてしまうかもなので、説明がわからん!という方はスルーしてください。

例えばpaper(紙)。これは不加算名詞の一部に入ります。
日本だったら1枚〜2枚〜(→何だか「番町皿屋敷」みたいですね)と数える加算名詞ですが、どうも英語圏では紙というものを「定まった実体のないもの」と解釈するようなのです。分厚く切っても薄く切っても紙は紙、ということらしい。ちゃんと形が決まっている場合はa piece of papera sheet of paperなどという風に言葉を補って「1枚」と表現します。

しかし、実際はa paperと訳す場合が存在するんですね。
paperには「レポート」という意味があるからです。
I wrote a paper about economy.(私は経済についてのレポートを書いた)という風に使います。この場合レポートが1ページなのか、それとも100ページなのか、それは分かりません。

同じような言葉にfireがあります。
There was a fire in my neighborhood yesterday.
この場合、「昨日うちの近所で火事がありました」と訳します。
ただし、a抜きのThere was fire〜でも同じ意味にはなります。文脈によっては熱い人々ばかり揃った界隈で「うちの界隈は(情熱で)燃えていた」という意味になるかも知れませんが…

個人的には集合名詞の方が一層難しく感じます。特に英訳のとき。
例えばfamily。これは場合によって単数扱いになったり複数扱いになったりします。
Many families went to the zoo.(動物園には沢山の家族が訪れた)
この場合は「家族」で1単位として数えるのでfamiliesとなります。
でも
My family are all tall.(うちの家族は全員背が高い)
という文章の場合は、「家族」の一人一人に言及しているので、My family isではなく、familyを複数扱いしてareを使うんですよね。

私は音楽系の仕事が多いので、audience(観衆)という言葉にいつまで経っても泣かされます。
The audience were wild.(観衆は大喝采だった)
と訳せば、お客さん一人一人の顔が見えそうな感じですが、
The audience was wild.(観衆は大喝采だった)
だと、みんなで一つになって声援を送っている感じになるし…
(ちなみに今文章を検索してみたところ、was用法の方が多く使われているようです)
結局毎回違う訳し方をしているような。

そんな感じで、英訳でも和訳でも、あれこれで解釈よかったっけ?と迷うことが多いのです。それで調べ物をすると脱線してしまうという…(→それは私が悪いんですが。)
まったく困ったものです。

なお、タイトルのHow many sugar?は、勿論文法的には全く正しくありません。
アメリカではテイクアウトでコーヒーを頼むと、お砂糖を店員さんが入れてくれるお店があるんですよね。そういうところでHow many sugar?と聞かれます。(何故かHow many sugars?ではない。)私は基本的にno sugarなんですが(甘いものは大好きなんですが、ささやかなメタボ対策です。笑)、以前そういう風に聞かれた時に「そうか、角砂糖何個入れますか?って意味だな」と思ってOne sugar.と答えたところ、お砂糖の入ったタッパー(これがまた小型のバケツくらいでかい)から、直径1cmくらいの小さなおたまに山盛り1杯(!)のお砂糖をざっくりと取ってばさっとコーヒーに入れてくれて面食らった覚えがあります。そのコーヒーの甘かったこと甘かったこと…。しかしアメリカではtwo sugarくらい入れるのが普通みたいです。結構ダンディなおじさまでもそんな感じなので、初めて見たときはちょっとしたカルチャーショックでした。

勿論、文法的に正しい言い方は
"How many (tea)spoons of sugar do you want?"
"One (tea)spoon of sugar, please."
ですので念のため…。