英語よろずや日記(仮)

自称「英語よろずや」(願望含む)の縦横無尽自由自在傍若無人支離滅裂な雑文。

     
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For good or for good?
[2007年08月30日(木) ]

こんにちは。
今日初めてマンションのベランダから鈴虫の声が聞こえてきました。
まだまだ暑いですが、秋はすぐそこまで来ているのかも知れませんね。

ところで、横綱・朝青龍関はついにモンゴルに旅立ってしまいました。
しまいました、と書いたのは、個人的には帰ってほしくなかったからです。今の状況(身も心も)を日本にいながらにして乗り越えてほしかったなと。まあこのブログは相撲ブログではないので(英語ブログでもなくなってる気が)一連の騒動に関する私の個人的意見はできるだけ割愛しますが…。

さて、今日のお題"For good or for good?"ですが、for bad?じゃないのには訳があります。
実は"for good"には2つの意味があるんですね。
ひとつは直訳的な意味の「よいこと(ものetc)のために」。for good things、という風に言葉を補われる場合が大半です。
もうひとつは、こちらの意味の方が多く使われるのですが、「永遠に」「これっきり」という意味です。例えば私がアメリカから日本に帰ることになったとき、現地の数少ない友人たちは"Are you really going back to Japan for good?"(あなたは本当に日本に永住帰国してしまうの?)と別れを惜しんでくれました。

ここから先はあくまでも個人的憶測ですが、もともと狩猟民族である欧米(英語圏)の人々は、ある場所から次の場所へ移住するということが、もっといい獲物をゲットすること、つまり「いいこと」とほぼイコールだったんでしょうね。だからこそfor goodがダブルミーニングなのではないかと。そのせいか、ひとつの状況が終わることに関しても、ポジティヴに考えている人がおおい気がします。例えば恋愛関係の破局とかそういうパーソナルな話題に関しても、残念というよりは「次の新しい幸せへのステップ」という思いの方が強いような気がするんですよね。今は日本も何かを終わらせることに関してポジティヴな考えが主流になってきたのは喜ばしいことだと思います。勿論、「継続は力なり」という素晴らしい考え方も日本にはあるので、両方のいいとこどりができたらいいですよね。

今回の帰国は、朝青龍関の相撲人生にとってfor good (future)(いいこと[未来]のために)になるのか。
それともfor good(これっきり)で日本には帰ってこなくなってしまうのか。
後者にならないことを個人的には願います。
Hang in there!
[2007年08月23日(木) ]

こんにちは。
関東地方はつかの間の涼しさ。このまま秋にならないかなと思いきや、もうひと夏ありそうな模様です。みなさん宿題完了へのラストスパートはいかがですか?
中学校時代の「夏休みの日記」は最後の1週間が「勉強時間:15時間」とかとんでもないことになっていたのを思い出します。

息子もおらず、高校時代は女子校に通っていた私としては、高校野球はどうも「よその世界のできごと」という認識が強く、今年も全然見ていませんでした。自分の県の代表がどこ高校かも昨日知ったという体たらく…。というか団体競技そのものが好きでないので、野球も全くと言っていいくらいルールを知りません。

でも、昨日たまたまテレビを点けたらNHKで決勝をやっていて、しかも最後から3人目くらいの打者がバッターボックスに入っているところでした。
テレビの向こう側から伝わってくる熱気は最高潮に達しています。
思わずくぎづけになり、画面をまじまじと見てしまいました。
そして佐賀北高校の優勝!一気に緊張が解けたように感情を爆発させる球児たち。
負けた広陵高校の選手も、なみだ目でこそあったものの、とてもすがすがしい顔をしていて、お互い最後まで頑張ったんだなというのがひしひしと伝わってきました。
気が付いたらもらい泣きしながらテレビを見ていました。(いい年して涙もろい私。)

私が見たのは最後のほんの数球ですが、後で知ったところによると、ものすごいドラマティックな展開だったんですね。4−0だったのが満塁ホームランで一気に逆転したとか。道理で、昔テレビで見た決勝戦よりもスタンドやナインの興奮がダイレクトに伝わってきたわけだ…と思いました。
私みたいな根性なしだったら、4点リードされた時点で半ば諦めモードに入ってしまうだろうに、よく諦めずに頑張ったな〜。そして逆転されてしまったほうも、一気にムードが対戦相手よりになってしまったところ、きっと一刻も早く追い上げようと諦めなかったんだろうな、だからくやしさの中にも「やることはやりました」という気持ちが現れていたんだろうな、と思いました。
自分の半分も生きていない男の子たちに、大事なことを教わった気がします。
こんなんだったらもっと毎日高校野球見て、自分に活を入れればよかったな。

私が唯一見るスポーツ、大相撲でも、「土俵際のねばり」を見せてくれる力士は人気があります。「かかとに目がある」という言い回しがあるそうで、そういう力士は見ているとかかとが自然に「土俵の縁の俵」を意識しているような動きをみせるんですよね。長くてもせいぜい1分程度の攻防の中に色んなドラマがあるのが面白いです。

そして今日のワンポイント英語(いつこんなコーナー作ったんだ…)は
Hang in there!です。
某辞書サイトによると
持ちこたえる、あきらめないで頑張り通す、ふんばる、くじけない、へこたれない、ねばる、しっかりする、(その場に)踏みとどまる
という意味があります。
Never give up!という言葉の方が馴染み深いかも知れませんが、実際はHang in there!の方がよく使われているような気がします。この言葉、スポーツとかそういうのでなくても、例えば最近いいことなくてにっちもさっちもいかないのよね…なんて人がいたら、「Hang in there!そのうちいいことあるよ」と使うこともできるので便利です。つまり、最近いいことないからって人生投げたらあかん(→そういうCMが昔あったんですよ。)、みたいな感じでしょうか。

という訳で宿題が終わらなくて焦っているみなさん、hang in there!
終わったら美味しいものでも食べて自分にご褒美してあげてくださいね。
工夫
[2007年08月16日(木) ]

こんにちは。毎日暑いですね〜。
そろそろ夏休みの宿題のことが気になりだした方も多いのではないでしょうか。

今朝テレビを見ていたら、新潟地震の被災者の方のその後を映していました。
地震から1ヶ月が経ち、ようやく仮設住宅への入居が始まったとのこと。
一方、ご自宅での生活を続けている方も多くいるものの、ガスが通っていないところもあったりして、まだまだ通常には戻っていないのだなと感じました。

そんな中、とある家の前には大量の水入りペットボトルが。
よく猫よけにそういうものを置いている家がありますが、この家の方は違いました。
猛暑を利用してペットボトルの水を温め、お風呂用に使っているのだそうです。
ご主人が穏やかな笑みをたたえながら「ちょっとぬるいけど洗えますよ」的なことをおっしゃっていました。
その時のご主人の顔が、大変なんですよ というよりは、むしろその状況を楽しんでおられるように見えたのが印象的でした。勿論苦労なさっているのでしょうけど、こういうこともできるんですよ、という感じ。

地震被災地の方と比べるのもおこがましいとは思いますが、自分がアメリカに住んでいたときのことを思い出しました。
当時住んでいたのは築90年以上のボロアパート。地下室のボイラーからパイプで温水が引かれており、冬はそのパイプが暖房の役割をしていました。ところが古いアパートなものだから(建物の中で一番「若い」のがボイラーで、それも私くらいの歳だったはず)ボイラーが時折故障するんですよ。そうなると温水なし暖房なし。寒さは重ね着をして何とか凌げるとして、お風呂はどうするか。
そんな時、家中の鍋ややかんを総動員して、コンロもフル稼働させて、ひたすらお湯を沸かしました。そしてお風呂場に行き、かわりばんこに頭を洗うのです。一人がお湯(勿論水で薄めたもの)をかけ流ししてあげて、もう一人がせっせと頭を洗いました。
「なんかすごい原始的だよね〜」と言いながらも面白かった。
やっとボイラーが直って部屋が暖まりだしたときに入ったお風呂の嬉しさは今でも憶えています。

ガスが通っていないときになくても凌げる工夫をした人と、「も〜 いつになったら通るんだよ」と文句を言うだけで待っていた人がいるとして、やっとガスが通ったときの感想はどう違うんだろう。
アメリカにいたときの自分は本当に貧乏だったから「持たざる者」なりの工夫を楽しむことができたけど、帰国して曲がりなりにも仕事を持っている今、ガス代を払うお金はあってもガスがない!という状態になったときに、私は今日見た被災地の方のように、工夫を楽しみながら(ご本人が本当に楽しんでいるかどうかは知りませんが、少なくとも不平不満を言うだけでこの1ヶ月を過ごしてこられたわけではない、ということだけは分かりました)やり過ごすことができるだろうか。
そんなことをふと思いました。

あのご家族の家にようやくガスが通って、大量のペットボトルをリサイクルに出す日が一日も早く来ることを願っています。その時の喜びは私なんか想像もつかないほど大きいに違いありません。その時点で培っているであろう創意や自信も。
Appendicitis
[2007年08月08日(水) ]

こんにちは。また間が空いてしまいました
まさに「わたくしごと」で恐縮ですが、実は夫が「急性虫垂炎」になってしまい、先週は急患→精密検査→緊急入院→手術→退院と目まぐるしい日々でした。
たまたま急患のときの先生がそちら関係(?)に詳しい方だったのですぐに虫垂炎の疑いをかけていただくことができ、他部位の転移などの大事には至らずにすんだのでひとまずほっとしています。今週は自宅で安静にしながら通院していますが、経過も良好とのことです。昨日は抜糸も済みましたしね。とはいえ、「笑うと傷痕に響く」とのことですが…最近は「左の腹筋を使って笑うことにより傷痕への負担を軽減する」方法を体得したそうです。(横になっているときは、おしりを浮かせて笑うのも効果があるらしい。)

我々夫婦の周りには盲腸を切った人がいなかったので(と言っても、今回このことを人に言ったら、「実は私も」という人がわらわらいてびっくりしました。意外と身近な病気なんですね虫垂炎って。夫は急患で駆け込む2時間前まではごはんももりもり食べてぴんぴんしていたくらいで、本当に「急性」の病気なので、予防しようにも無理そうなのが怖いです…ってカッコ長いぞ)初めての経験ばかりで最初はびびりましたが、正直なところ戸惑う間もなく色んなことが通り過ぎていった気がします。そのせいか、意外と気丈にしていられた自分が少し誇らしかったりもして。

夫の看病で1週間弱病院に通って思ったのは、
1)お医者さんと看護婦さん(あ、今は看護「士」?「師」?さんって言うんでしたっけ)は素晴らしい職業である。改めて頭が下がる。
2)人間の命や気力は意外とタフである。
ということですね。
特に2)に関しては、いつも些細なことであたかも不治の病になったかのような大袈裟な反応をしてしまう自分の肝に銘じたいと思います。
入院している患者さんには色んな人がいて、あっちやられてたりこっちやられてたり、傍からみたらそれぞれ大変な状況だろうに、みんな「治ってみせる」という気力を切らさずに、リハビリとか頑張りながらにこにこしながら生きている。
そういう姿を目の当たりにして、自分が恥ずかしくなりました。
と言っても私はいい年して怖がりなのでまた大袈裟がってしまう恐れがありますが、少なくとも今回の経験を思い出すようにしようと思います。

余談ですが、今日の投稿のタイトルappendicitisは虫垂炎のことです。
アペンディサイティスと読むらしい。盲腸はappendix(アペンディクス)と言います。appendixには「付録」「追加」「付加物」「別表」などの意味もあり、例えば契約書に参考資料が添付されているときに、その資料のタイトルがappendixだったりします。
…と、このパラグラフ自体がappendixですね