こんにちは。
明日から北京オリンピックが始まりますね!私は筋金入りの運動オンチ(なにせ中学生の時はペーパーテストでクラスで10番以内に入ったときも、評価が5段階の「2」でしたからね…)のくせにオリンピック観戦が大好きなので、楽しみにしています。器械体操や高飛び込み(男女とも)を見るのが特に好きです。
前回のアテネオリンピックと、その前のシドニーオリンピックの時はアメリカに住んでいました。アメリカのオリンピック中継でびっくりしたのは、アテネやシドニーのようにアメリカと時差のある国でやるときは生放送をしないということです。アメリカ人の見やすい時間帯に録画を放送するんですね。日本だったらオリンピックだろうとワールドカップだろうと生中継で、翌朝会社や学校で目を真っ赤にしながら感想を語り合う…というのがまた楽しみだったりしますが、かの国はそういうことはしないみたいです。(自国で行われたソルトレイクシティ冬季五輪ですら、録画が少しあったような記憶があります。)
そして当然アメリカ人ばかり写す(日本だったらスター選手はどの国でもまんべんなく写す印象がありますが)&アメリカ人が活躍する競技のみ放映されるので、北島くんは見たけど、ヤワラちゃんは見られなかったんですよね。今回は時差も1時間(確か)しかないですし、日本人選手の活躍がたくさん見られるのを楽しみにしています。
ところでテレビ観戦であろうと生観戦であろうと、「がんばれー」の応援は不可欠。

大相撲を国技館で観戦するときに絶叫応援をしている私(恥)は四股名を連呼することが多いんですが、たまに「○○、がんばれよー」と小声でつぶやくことがあります。
この「がんばれ」、実はぴったりくる訳語がないような気がします。「がんばる」(動詞)の訳語は色々とあるんですけどね…。
アメリカのテレビなんかで応援風景を見ていると、
Go, ○○! Go, ○○! (→リズムをつけて言う)
という感じの応援が一番多かったかな。あとは
Do your thing!というのが多かった印象があります。
この
Do your thing!、個人的にはいかにもアメリカらしい表現だな〜 と思うんですよね。
直訳すると「
あなたのことをやりなさい」ですが、つまり「自分らしさを出せれば絶対に成功する」というポジティヴ(というか強気)な姿勢を感じるのであります。日本語の「頑張れ」や中国語の「加油」(確か「がーよぅ」と読むはず。詳しい方教えてください)は普段の自分に下駄を履かせ(というのは語弊がありますが)実力以上のものを発揮するための努力、というニュアンスがあるような気がしますが、アメリカ(イギリスでこの表現を使うかどうかは分かりません)の場合は(それだけで十分素晴らしい)自分らしさを100%発揮するための努力をしなさい、と言っているように感じます。
日本語には「火事場の馬鹿力」という言葉もありますし、自分の実力というものに関して比較的謙虚な考え方をするのかも知れませんね。
でもDo your thing!に近い日本語の表現も実は存在するような気がします。
大相撲の殊勲インタビューで、力士が「これからも自分の相撲を取っていきたいと思います」的なコメントをしますが、Do your thing!のyour thingはこの「自分の相撲」にニュアンスが近いように思えますね。やはり勝負師はそれくらい強気でいかないと。
というわけで、今回のオリンピックは勝負師のアスリートたちに対して
Do your thing!の声援を送ってみるのはいかがでしょうか。
なお、「がんばれ」と訳すことのできる類似表現に、ちょうど1年ほど前に取り上げた
"Hang in there!"があります。
こちらはどちらかというと、不利な状況になったときも諦めずに頑張れ、というニュアンスです。