中学生最後の公式戦が始まりました。
息子たちのチームには、飛び切りのスター選手はいませんでしたが、全員野球で市の3校代表になれました。
その後、地区ブロック別に試合が行われ、次の県大会へと進めます。
夏休みの初日に、息子たちは市外にある大きな野球場に向かいました。
バックネットにある電光掲示板のスコアボードには、選手の名前が掲示されていました。
場内アナウンスもあり、一球目の投球にはサイレンが鳴り響き、大きな公式戦だということが肌で感じました。
息子にとっては初めての大きな試合です。
我がチームのピッチャーの立ち上がりが悪かったため、一回に3点を取られました。
相手は、予選をすべてコールド勝ちをしてきた強豪チームです。
弱い所を見つけたら、行け行けゴーゴーとなるのは当たり前です。
我がチームも負けてはいませんでした、回が進むにつれ一点一点と点を稼いでいたのです。
リズム良く三者凡退で守っていた時、外野を守っていた2年生の▲○君が「来た来た!!風がこっちに回ってきた!!点とるぞぉ!!」とグランドを出た辺りから叫んで監督の元に猛ダッシュで戻ってきました。
彼は「野球小僧」そのものです。
おっとりした3年生達は、彼にどれだけ支えられた事でしょう。
私も彼の一言で、「野球」は楽しいゲームであることを知らされました。
そして長い間、息子と野球と関わってきて、「野球は楽しいゲーム」と育ててきていなかった事に反省をしてしまいました。今回の試合での息子の活躍は、ミスが一本ありましたが、2ベースヒットに打点が付き、応援席での歓声に小さくガッツポーズをしていました。
点を入れ点を入れられ、好ゲームは続きましたが、残念ながら息子は最後のバッターとなりました。
ヒット一本が出れば、勝利も可能の場面でした。
2ストライク、3ボール、2アウトの場面では、相手サイドや味方サイドからの応援合戦は最高潮に達していました。
それは、甲子園の高校野球の決勝戦に負けないほどのボルテージでした。
最後の一球は高めの内角カーブでした、見逃しです。
きっと、手が出なかったのでしょう。
せめて、カットしてくれれば・・・・・と言っても、それは「たら・れば」の話しです。
『俺が最後のバッターで悔いなし』と気持ちが育ってくれれば、親として嬉しいのですが、
野球小僧として、育っていない息子にとっては、辛い最終回でした。
「ウーーーーー」と終わりのサイレンが鳴ったと同時に、息子の愕然とした顔が見えました。
悔しかったのでしょう。
その悔しさが今後どのように成長をしてくれるかが楽しみです。
学校に戻り、監督から「君たちには、高校に入っても野球を続けて欲しい」と言葉をかけてくださいました。
高校野球は、甲子園に行く事だけが目的でない事がわかりました。
一つのボールに真剣に向き合う、仲間を信じて、勝利の風を呼び寄せる、そしてなにより野球ゲームを楽しむ。
小さな予選会場から、だんだんに大きな会場にステージに上がり、応援ボルテージが最高峰なのが甲子園なのです。
今回の公式戦では、我がチームは予選で敗退と下馬評を頂いていました。
監督の指導力と技術力で、息子たちは次ぎのステージに立つ事が出来たのです。
息子たちは、野球を通して大きな心の財産を蓄えさせて頂きました。
今、高校野球の予選が行われています。
選手の保護者の皆さんと同じドキドキ感を親たちにも経験させてくれた息子たちに感謝です。
追記
さぁ〜!息子たちよ。次ぎは高校受験が待っています。
気持ちを切り替えて夏期講習に行ってくれたまえ!!
おっと、その前に貯まっている
Z会通信の添削を終わらせよう!!