東洋医学の考えに、自然を大宇宙、人間を小宇宙という考えがあるそうです。
その中でも四季の気候変化に即して生活する養生法と疾病予防について(四気調
神大論)を
素人にもわかりやすく会話方式で書かれたコラムを読みました。
「平成四季調
神大論『春』の巻」
〜春の情緒不安定はなぜおこる?〜
・・・・・より引用・・・・・

「春になると、どうして気持ちに落ち込んだり、イライラしたりするのですか?」

「春は草が萠え出し、樹木もどんどん大きくなってゆく。伸びやかになる季節じゃ」

「それと私達の気持ちと、どう関係があるのですか?」

「自然を大宇宙と呼ぶのに対して、人間を小宇宙と呼ぶ。春になると人間の体も宇宙である自然と同じで、むくむくと活動をはじめる。冬の間、充分睡眠や栄養をとって心身ともに健やかであれば、春になってもそれほど気持ちが乱れることもない。冬、夜更かししたり、冷たいものを食べたり、体を冷やすような格好をしたりと、好き勝手なことをしておると、春になってからだがうまく伸びやかになれずに、いろいろなトラブルがおきるのじゃ」

「冬の間に、春になって伸びてゆくための備えをしておかないと、大宇宙の春の法則にからだがついていけなくて気持ちのほうにトラブルがおきるのですね」

「漢方では春は『肝』つまり情緒のことじゃ。『肝』はストレスを受けやすい。ストレスに強くあるためには、冬の過ごし方が大切じゃ」
・・・・・引用以上・・・・・・
今の時代は、季節に関係のない暮らしをしています。
夏でも冬でも快適な温度湿度の管理の下で、当たり前のように過ごさせていただいています。
テレビの中のタレントさん達は、真冬でも肩を出し脚を出し、真夏と変わらないファッションを目にします。
暖房のつけてアイスを食べ、冷房の下で鍋を食べています。
食べ物も旬がわからないほど、店頭にはたくさんの物が並べられています。
そんな中で、私達は生活をしているのですから、自然とともに生活をするという感覚は無くなっているのでしょう。
春の山菜が苦い物が多いというのは、心臓を目覚めさせるためと聞いたことがありました。
季節にあった食べ物、行事(そこには必ず感謝があります)を過ごし方をしていた昔の人達は、自然とともに過ごしていたのがわかります。
大宇宙(自然)と小宇宙(人間)は、確かにつながっています。
もしかしたら、小宇宙の行いが、大宇宙を狂わしているのかもしれません。
全てはつながっている、世界の果ての出来事も、実は私達の行いの仕業なんだと、最近考えるようになりました。
追記
「平成四季調
神大論『春』の巻」を読んで、ならばこの時期の受験は自然に反した行いなんじゃない?と気が付きました。もしかしたら、五月病の原因は、ここからかしら?