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[2008年09月26日(金)
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お墓と一言申しても、地方によって違いがあると思います。
我が家では今年の2月、同居の母が亡くなったので近くの公園墓地にお墓を建てました。
この公園墓地は、お墓の建て方が何種類かあり、我が家は芝生が張ってあるこじんまりとした場所を選びました。
母の月命日には、必ず父とお参りに行きます。
墓石を水拭きして、お花を飾り、お線香を焚きます。
おっと、その前に必ずすることがあります。
それは草むしりです。
こじんまりとしたお墓石の周りに芝が張ってあるので、そこに雑草が生えているからです。
父は、我が家のお墓の雑草を抜き終えてから、隣やお向かいさん、裏側のお墓の雑草をも抜き始めます。
私は「おじいちゃん、そこまでやらなくてもいいんじゃないの?失礼にならない?」と聞くと淡々と草を抜きながら「雑草は、種が飛ぶからね。根が浅いうちに抜いておかないと・・・・・」と手が真っ黒になるまで抜いていました。
秋分のお中日に家族でお墓参りに行きました。
近場にお墓を持つということは、気楽に行かれる点がいいです。
いつものように、お墓を拭き、お花の水を入れ替え・・・人が多いので分業制のように、素早く進んで行きました。
草むしり?・・・・今回は、残念ながら雑草が生えていなかったのです。
私は、内心、『草むしりをしないですんだわ』と思っていたら、おじいちゃんが通路の垣根にはびこっている草を抜き始めました。
かなり成長が進んで、しっかり種も付き始めています。
それを見て、私も一緒に抜きはじめていたら、娘は「どうして、そこの雑草まで抜くの?管理人さんがしてくれるんじゃない?」と言うと、おじいちゃんが「植物は待ったなしだからね。抜かないとうちの所まで飛んでくるから、厄介にならないうちに抜くんだよ。」と説明をしてくれました。
私は、雑草を抜きながら考えました。
人間(子ども)の環境も一緒なのかな?って・・・・・。
自分の所ばかり良くしても、その周辺をも整えないと維持できないのだと気が付いたのです。
私達の近隣のお墓の持ち主達は、雑草が生えている自分達のお墓を見たことがないでしょう。
それは毎月毎月、おじいちゃんが丁寧に雑草を抜いているからです。
いつもキレイになっているお墓の持ち主は、それが当たり前と思っていることでしょう。
私の住む環境や子どもの環境も同じことがいえると思いました。
当たり前と思っていた環境は、実は誰かがきちんと手を入れているのかもしれないと気が付いたのです。
誰かが、犯罪の種をつみ取っている。
誰かが、犯罪にならないように予防策をとっている。
小さい芽のうちに、見つけて確実に抜くことで、わが家やその周辺に、その芽が入り込めないのかもしれないと思ったのです。
気が付かなければ、わからないことです。
だって、私は抜かれていた雑草の家主と同じ感覚でいたからです。
お墓では、近隣の雑草を抜けばよいけれど、人様の環境には何が「草むしり」と同じ役目をするのかと考えたら、それは「声かけ(挨拶)」なのかなぁ〜。
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