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夏の大掃除 (2008年08月24日)
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夏の大掃除 (2008年08月24日)

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プロフィール

野中すみれと申します。
二人の息子の胃袋を満たすのに毎日苦労しています。

いやいやえん

[2008年08月29日(金) ]

先日、友人と「ぐりとぐらとなかまたち 山脇百合子絵本原画展」に行ってきました。
原画は印刷された本からは感じられない「ちから」を感じます。この原画展でもそれをたっぷり堪能してきました。
ていねいできれいな、そして印刷に回るまで絵の細かい部分の配置なども最後までチェックしている様子が原画から読み取ることができます。いろいろな絵が画面に散らすように描かれていたのが、最終的に切り張りされて斜めに直線的にリズムを感じるように配置された絵を見たりすると、最初の絵でもそれはそれとして完成されているのに、さらによいものを求める作者のあくなき思いに頭が下がりました。

それにしても、ぐりとぐらのシリーズだけでもものすごい量の絵、絵、絵、です。
お料理の上手なぐりとぐら。お掃除も上手なぐりとぐら。
二人で、「一家に一匹、ぐりとぐら♪」と思いついてしまいました。
きっとグリム童話に出てくる夜働く小人さんたちのように、まめに働いてくれるでしょう。
わが家に来てくれないかなあ。
なんて、子どもの夢に介入してはいけませんね。

展示の一番最初にあったのが、「いやいやえん」でした。
私が最初に買ってもらった「厚い童話」です。岩波の薄い童話は何冊かありましたが、長編はこれだけだったと思います。後年、リンドグレーンの「ながくつしたのピッピ」とか、「少年少女世界の名作全集」などを買ってもらうようになりましたが、とにかく、あの赤い表紙の本は印象的で、話の筋も破天荒で(当時としては)、原画を見ていると当時住んでいた家とか、低学年の頃のいろんなできごとや友達づきあいのことなどを思い出していました。

私の子どもたちが字が読めるようになると、母が家の奥から探し出してきました。よく取っておいたものだなあとびっくりしました。

「しげる」(いやいやえんの主人公)は、あの本の中でいつまでも幼児のままです。
私はいつの間にか大人になり、母親になっていました。
なんだか不思議な感覚です。
山ほどのぐりとぐらを見て帰りましたが、やっぱり私には「いやいやえん」は「ぐりとぐら」以上の親近感があります。
最初に出合う本というのは、やはり本人にとっての存在感が大きいのでしょうか。子どもに与える本についてはそんなに考えていなかったのですが。

夏の大掃除

[2008年08月20日(水) ]

大掃除と言うと、お正月を気持ちよく迎えるための気合の入った行事(?)ですが、夏にやると楽なものは夏にやってしまっています。
それはもちろん、換気扇掃除です。

今までは毎年、もしくは1年置くこともありましたけれど、定期的に自分で掃除をしていました。使う洗剤は主に重曹。液体の洗剤のようにぬるぬるして汚れの上をすべることがないので、力を入れた分だけきれいになるのが実感できて好きなのです。しかし、換気扇のいろんな部品を全て外すわけではなかったので、手の届かないところはいつまでも手付かずのまま。

それで、今年はちょうど住んでいるマンションの大規模修繕工事がはいるので、その前にきれいにできるところはやってしまおう!と、ちょうどよいところにセールスに来た業者さんにお願いしました。

いやいや、きれいになるものです。さすがプロですね。反対に業者さんも、羽根の一枚一枚がきれいなのを見て「ご自分でやっていたのですか?」と聞いてくれてちょっぴり鼻を高くしたり。まあ、頼むほうも思い切り汚くならないとお金を払ってまで、というところもありますものね。

来年からは、また夏の暑い時期に自分で換気扇掃除をがんばりましょう。油もとりやすいので、一度夏に掃除すると、冬にはもうできなくなります。

北京オリンピック開幕

[2008年08月13日(水) ]

北京オリンピックが始まりました。いろんな問題を抱えての開催で、いろんな意味で心配していたのですが、ともあれ、無事に開幕式が挙行できてよかったなと思います。

開会式のマスゲームには目を見張りました。
マスで何かをする、というのは、見ていて「やらされ感」が感じられることがあったりすると、ちょっともじもじしてきてしまうのですが、今回のは違いました。
一人一人が「自分がこのオリンピックを成功させるぞー」という気持ちがあふれているのが画面を通じて伝わってきます。テレビの解説の人が「一糸乱れぬ演技です!」と感嘆しているまさにその時に、画面のど真ん中で間違って演技している人を見つけて「お、あぶない!」と思ったり、なにより、演技が終わった後に手を大きく振って、「やったぞー!」と高揚感に満ちた顔、顔、顔、に、「このオリンピック、自分が主役だ!」という気持ちがびんびん伝わってきて、こちらもなんだかうれしくなってしまいました。

花火もすごかったですね。あれはどうやって制御していたのでしょう。日本の花火師さんが中心になっていると新聞で読みましたが、コンピュータでの計算も大変だったことでしょう。私の一番のお気に入りは、足跡の形をした花火が「どすん、どすん」と競技場に向かっていく場面です。また、「鳥の巣」の網目を縫うようにして花火が発射されているようにも見えましたが、あれはどうやっていたのでしょう。けが人など出なかったでしょうか。スリリングだっただけに、陰の人たちが無事であったことを祈ります。

ところで、「鳥の巣」というと、私は、小さい頃、梳かしていないもしゃもしゃの頭のことを「スズメの巣」と親がからかっていたのを思い出し、どうもネーミング自体にはよいイメージがわきません。(苦笑) 「小鳥の巣」だと漫画みたいだし、あの大きさは小鳥の巣じゃないですしねえ…。

さて。
谷亮子選手の銅メダル、おめでとうございます&ご苦労様でした。
赤ちゃんを産む、育てる、という仕事が自分の人生に加わるのは、待ったなしの仕事で、逃げることができません。今までやったことのないことばかりで、「こんなに大変だったのか!」と投げ出したいけれどできない。むちゃくちゃな気持ちになることもありました。そのぶん、辛抱することも含め、子育ては自分のキャパシティを大きく広げてくれたと今になって思いますが、谷選手はまだそう振り返られるほどお子さんは大きくない。プロ野球選手の夫もいて、何かにつけて人目に晒される機会も(独身時代より)多い。プレッシャーだけでなく、ストレスもたくさん感じていたと思います。そんな中、今回もぜひにと北京代表に推され、残念ながら銅で終わりました。でも、私には、優勝戦で「負けて」銀メダルになるより、「勝って」終えられた銅メダルのほうがずっと重みが感じられます。谷選手らしい胸のすくような一本勝ちでしたし。

今回の優勝者は、何年も谷選手や他の国の強豪に負けていたそうですね。優勝戦の一本勝ちの技を見ながら、解説者が「谷選手のようですよ」と言っていたのが印象的でした。彼女は、負けても、負けても、相手選手に勝つため研究してきたのでしょう。その執念、彼女は金にふさわしい努力を重ねてきたのだと感じました。もちろん、どの選手も信じられないような努力を自分の天性の強さに重ねてきたからこそ、この舞台に立っているわけですが、北京の運命の女神は彼女を勝者に選んだのだと思います。

新聞では、外国の人たちと触れる機会をもてたことで、中国の人たちの意識が変わっていくことを期待したい、とありましたが、私も同感です。大昔、東京オリンピックが開催されたとき、開会式まであと何日、という時期だったのだろうと思うのですが、渋谷に出ると、たくさんの外国人が歩いていて、「渋谷って、こんなに外国人がいるんだ」(ちがうちがう>昔の私)とびっくりしたものです。背の高い人、低い人、体格がふだん見かける日本人とはぜんぜん違う人、肌の色の違う人。テレビやインターネットや映画で見るのではなく、自分の目の前にそういう人たちが現実にいるとわかるだけでも、ものすごいカルチャーショックです。まして、任務やボランティアなどでじかに選手たちと触れる人たちは、担当する外国人によってそれこそさまざまな印象を得ることでしょう。もう中国は今までのままでいることはできません。オリンピックは、中国国家にとって大事なイベントであるのはもちろんですが、中国の人、一人一人にとっても意識が大きく変わる大きなチャンスになるでしょう。

暑中お見舞い申し上げます

[2008年08月06日(水) ]

今年の夏は、雷雲があちこちにあって、外出しても洗濯物が気になってしょうがないですね。
馬の背を分けるといいますが、今日自転車で外出したとき、ある地点から急に地面が濡れているのに気づき、さらに進むと雨が降り出してきました。でもその場所の人たちにとっては、ちょうどはげしい雨が上がるところだったようです。

自転車でほんの5分ほどの間にこれほど落差があるとは、びっくりしました。
用事をすませて家に帰ると、すぐそばで雨が降っていたなんて信じられないくらい。地面はからからに乾き、植え込みの草花はしおれていました。

高校野球も佳境です。
北京のオリンピックも、日本選手団が現地入りしましたね。
熱狂の夏はまだまだ続きます。

みなさん、お体をおいといくださいませ。
そして、パソコンから電話機に至るまで、雷に弱い機械も大事にしてあげて下さいね。
(あ、今日もまた雷が鳴りはじめました)