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プロフィール

野中すみれと申します。
二人の息子の胃袋を満たすのに毎日苦労しています。

役員決め 3

[2008年05月07日(水) ]

年度が替わり、4月になりました。
私は、今度の広報委員会はどんな人たちが集まってくれるのかな、とどきどきしながら様子をうかがっていました。

同じクラスの、その年に広報委員になった方や、知り合いの役員の人たちから、今年の広報委員会はやりたいという人たちが多く集まった、とか、役員の中で最初に決まったのが広報だった、とか、うれしい話をたくさん聞きました。

次の年も立候補の多い役員だったそうです。
そのあとは知りません。クラスによっては前のように、人気のない委員になってしまったところもあったようです。

でも、一度流れを変えれば、数年はその傾向は続いてくれると信じます。私が委員長をした年に役員をしてくれた人たちの中には、未就学児のいるお母さん方も多かったからです。

時は流れました。

おととしだったでしょうか。
知り合いの一人のママさんが、「今度、上の子がいよいよ小学校にあがるんです」と話しかけてきました。「でも、小学校ってPTAがあるんですよね。今通っている園では、PTAって大変なんだって、ってみんなで心配してるんです」と言ってきました。

だ〜れがそんな噂を流しているんだろう!?
その園というのは、私の子どもの同級生も通った園ですが、その人たちはみんな気持ちよく役員を引き受けている人たちばかりだったのに、いつの間にそんなPTAを敬遠するような空気を作るようになったんだろう?今時の若いママさんたちの傾向かしら?不安なこと、わからないことをとりあえず否定してみる、というのはありがちなことです。

思わず、熱を入れて語ってしまいました。
PTAはこわいところじゃなくて、楽しいところよ?
不安に思うのは、誰でも最初はそうだけど、子どものことを考えているのはみんなおんなじだから、大丈夫よ。できることをやればいいの。私は広報だったけれど、こ〜〜〜んなに楽しかったわ。ぜひ広報をやったらいいわ。写真撮り放題よ。

その人は楽しく役員を引き受けられたかしら。
なにかというと、まず引いて物事をとらえてしまいがちの人なので、そこがちょっと心配です。


最後に。
子どもの写真、とりほ〜だい♪で誘いをかけまくった広報委員長をつとめた私自身は、広報委員をやった2年間、1度も学校行事で子どもの写真を大写しで撮ったことはありませんでした。もっぱら、モブシーンばかりです。今思えば、もう少しずうずうしくやっても全然構わなかったのにな〜と苦笑しています。

役員決め 2

[2008年04月30日(水) ]

広報委員会の初顔合わせのときに、ほとんどの皆さんが、「まさか広報になるとは思わなかったんですが(おそらくじゃんけんで決まったのでしょう)、やることになったからには、楽しんでできたらなと思います」とおっしゃいました。それはそれで気持ちを切り替えた、潔い姿勢だと思うのですが、やはりできることなら、「広報がやりたくてきました」という人が多く集まってくれたほうがより楽しくできると思いますし、そういう委員会になってほしいなと思いました。

でも、私が委員長になって、まずやらなければならないことは、上の言葉どおり、1年間「楽しくでき」る広報委員会にすることです。
しかし、広報委員会はどの委員会よりも集まる頻度は多いです。また、よい記事を作ろうと思って推敲を重ねていけばきりがありません。

そこで、「楽しくやりたい」「できることをやる、無理はしない」「集まる回数は極力少なくする」ことを目標におき、私にアイディアがないこともありますが、やることに関してはすべて各グループに丸投げでやってもらいました。
これは受ける方にとっては大変だったと思います。もしかすると、私の見ていないところで集まったときもあったかもしれません。それでも、作業が始まれば夢中になって、グループ内の人間関係も良好で、お互いに助け合いながらやっている姿を見て、私はほっとしました。

なんとか規定数のPTAだよりを発行し、いよいよ3学期最後のお開きの委員会のときに、私は委員のみなさんにお願いをしました。

「この1年間、本当にお世話になりました。いろいろと大変なときもあったと思いますが、少しでも楽しく委員をやれたと思っていただけたら、うれしいです。
そこで、お願いがあります。
来年度のPTAの役員決めをするときに、皆さんはそれぞれの教室で広報とはどんなことをするところなのか、を話すことになると思いますが、皆さんが楽しかったと感じたことを話してください。(ここで笑いあり)
ご自分もそうだったと思いますが、広報のなり手はあまりありません。
学校に何度も来なければならない。文が書けない、など、いろいろな理由があると思います。
でも、今まで私も皆さんに話してきたように、実は広報ほど『お得』な委員はありません。

学校に来ると、お子さんが喜ぶでしょう。(うんうんと皆さんうなずく)
運動会では大手を振ってお子さんの接写撮り放題です。(ますます皆さんうなずく)
また、この1年間、作業をする中で皆さんは親しくなっていったことと思いますが、もし、知り合いと一緒に入ろうと思うのなら、広報はうってつけです。(笑いが広がる)
また、転校してきたりして、何も知らない小学校のことを少しでも早く知りたいと思ったら、広報委員会をお勧めしたいと思います。(みなさんうなずく)
こんなふうに、とってもお得な委員会ですよ〜というふうに宣伝してほしいのです。
私たちも1年間がんばってきましたが、よりよい広報委員会にするためには、じゃんけんで決めるくらい、立候補が出るような役員決めになってほしいと思うんです。みなさん、4月はよろしくお願いします」

役員決め 1

[2008年04月23日(水) ]

下の子も高校生になったのに、ここ(中学コースブログ)にいて申し訳ない限りなんですが、季節柄、PTAの役員決めの昔話なら小中学生の親御さんにも読んでいただけるでしょうか。

子どもたちの通った小学校は、子ども1人につき、1回PTA役員を引き受けてね、というお願いがPTA会長名で毎年配布されていました。たま〜に一度も引き受けないですんでしまう人もいたと思いますが、私が広報委員会の委員長をしていたときに、6年のお母さんで一度も出てこない人がいました。それとなく調べると、昼夜わかたぬ仕事に就いている方で、それを知ってか知らぬか、役員決めにも欠席していた彼女を、一番学校に行く回数の多い広報にわりふったそのクラスのPTA役員さんたちをうらみましたねえ。忙しいので追求せずに1年間が終わってしまいましたが、仕事の内容からどうしても出られない人は、特に広報には振らないでほしいと思ったものです。仕事を抱えて広報委員もやってくださった他の方たちに失礼だと思いましたし。

広報委員会の委員長をやったと書きましたが、私は、上の子のぶんと、下の子のぶんと、2年連続で役員をやりました。なので、2年目に委員長が回ってくるのはしかたがなかったのですが、引き受けた以上は、みんなで楽しくやりたいなと思いました。

1年目の役員の時は、下の子の幼稚園で知り合ったママさん達と語らって広報に入りました。広報委員会では数人でグループを作るのですが、それぞれ抱えている事情の似た人たちがまとまるので、未就学児を抱えている友人のママさんとは違うグループだったりして、知り合いすべてと同じグループにいたわけではありません。でも、委員会に出席するときに、知った顔がいるだけでもほっとしましたし、自分の所属するグループに知り合いのママさんがいれば、知らないママさんも巻き込んで楽しく作業を進めることができました。

ただ、多くの小学校で似たような傾向があるみたいですが、わが子の小学校のPTAでも、広報委員はあまり人気のある役員ではありません。どうしても専門職のようなイメージがついてまわるからでしょうか。文章が書けないから…写真は苦手で…など、敬遠する理由をいくつもあげては、クラスで役員決めをするときに難航する役員の筆頭だと感じていました。

それをなんとかしたいな、と思い、二年目に委員長を引き受けた時は、どうしたら楽しくできるかな?ということを一番の目標におくことにしました。PTAだよりの出来の如何は問いません。こればかりはその年その年の委員さんたちのセンスと特筆すべきニュースがあったかどうかの総和だと思っていたからです。

入学式

[2008年04月09日(水) ]

ここのところ、なんだかお天気が荒れていますね。
先日まで小学生ブログでブログを書いていらしたかつぼんさんが、パルティオZで書かれていたのが、入学式の日に配られたプリントにあった、

April showers bring forth May flowers.

という一節でした。

風雨の中の入学式でくたくたにくたびれて帰ったときに、さりげないこんな一文を見つけて、疲れと緊張から不安でいっぱいだった新入生や家族の人たちはほっとした気持ちになられたのではないかなと思います。

これはご存知、マザーグースの詩のひとつ、

March winds and April showers,
Bring forth May flowers.


の抜粋で、北原白秋は

三月 風よ 四月は 雨よ 五月は 花の花ざかり

と訳しています。

こんな詩を目にしたら、あの台風にもおとらない風雨も、明るい未来のためのものなのだなと思いなおすことができますね。書かれた先生は、そんなに力をいれて書かれたつもりはなかったかもしれませんが、心憎い演出だと私も思います。

日本のことわざだと、「雨降って地固まる」が思い浮かびますが、今回のように雨と風にたたられた入学式には、マザーグースの詩の方が気持ちをあったかくしてくれますね。

こちらにいらっしゃるみなさんも、入園式、入学式、入社式、いろいろな節目を迎えられ、またご家族にそういう方がいらっしゃることと思います。新しい世界への門出、おめでとうございます。

かくいうわが家も、長男、二男、そろって入学式を迎えました。
それぞれに新しい環境に向かって気持ちをあらたにしておりました。
どうか、その決意が、4年間、3年間、それぞれ続いてくれますように。

卒業式

[2008年03月19日(水) ]

先日、子どもたちの卒業式がありました。
長男を中高一貫の私立中学校に入学させた時は、6年先はとても長いように思ったのに、今、卒業証書を手にする姿を見ると、6年間はあっという間です。

二男は、長男と3歳違いですから、こちらも今年中学の卒業式がありました。
長男のことを思うと、二男もあと3年で卒業してしまうんだなと思うと、やっと中学が終わったという感慨と共に、あと3年しか残っていないのかという寂しさも感じます。

こちらを読んでくださっているみなさんの中にも、お子さんの卒業式に参列なさった方もいらっしゃることでしょう。ご卒業、おめでとうございます。ともどもにお祝いしましょう。

振り返ってみると、なんの心配もなく、学校に通い続けるというのは、一番の親孝行だなと思います。けがや病気で登校できなかったり、学校内の人間関係がうまくいかなくて子どもの顔が暗かったりすると、こちらの胸がつぶれるような思いでした。それに比べたら、成績なんて、たいしたことないと思います。こちらは本人次第でいくらでも挽回できますもの。

なんて書いてみても、それでももうちょっぴりでも、毎日こつこつ勉強してほしかったと思うのは親の欲目なんでしょうね。

長男の高校でも、二男の中学の方でも、授業参観などで親が学校に行けるチャンスは、ほとんど逃さなかったと思います。たまに二人の日程が重なってどちらかには参加できない、ということはありましたが。やはり、なんとかやりくりして参加するのは大事だと思いました。何もない時はそれでもかまわないかもしれませんが、中学でも、高校でも、いつ、どういう変化が子どもに起きるかわかりません。そういうときに、普段から親が学校の中に入れるチャンスがあるのなら、そのチャンスは絶対生かすべきだと思います。高校くらいになると、いちいち担任の姿をさがすなんてこともなくなりますが、それでもいいんです。子どもが吸っているのと同じ空気を味わってくるだけでも、何か起きたときに、何も知らないでいたよりはずっといいです。

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親子連れ

[2007年11月28日(水) ]

英検の2次試験は、自宅から行ける範囲の会場で受けることができますが、そんなにわかりやすくて行きやすい会場は自宅のそばにはないので、毎回ちょっとした遠出になります。

二男の2次試験の前日、もういいかげん一人で行くかなと思っていたら、「ついてきてくれるよね」と言われてしまい、ちょっと面倒だな…と思いましたが、彼は兄の大学受験で私の頭がいっぱいなのを見透かして、甘えてきているんだなと考え直し、ついていくことにしました。

でも、前回ついていった2次試験のときも、親子連れで歩いている姿は少なくて、今回もきっとそうだろうなあと思うと、ついていくよと返事したものの、やはりためらいの気持ちが沸いてきます。

当日、ターミナル駅のバス乗り場に着くと、やはり親の姿は少なく、ほとんどが一人か、友達同士で来ています。「一人でバスに乗っていってもいいよ」と水を向けてみましたが、二男は会場までついてきてほしいと言うので、あきらめて列にならんでいました。まあ、数組、親子連れがいるので、私はちょっとほっとした気分になりました。

さて、バスが目的の会場まで私たちを運んでくれ、バスを降りてみると、会場の高校の入り口には、「説明会会場はこちら」と、矢印つきの看板があります。英検の会場はさらにその奥で、同じバスに乗っていた親子連れは、みな説明会のほうへ行くのです。

なんだ、親子連れは高校受験の学校説明会が目的だったんだ…。

英検の受付で、保護者の待合室を教えてもらい、そこで待つことになった私は、窓の外で高校受験のための説明会や、その一環の構内見学ツアーに参加している親子連れをぼうっとながめながら、やっぱり付いてこなければよかったかなあ、いや、これでこの子は満足するからいいんだろうなあ、と、ぐずぐず考えていました。

小さい頃に、「だっこと言われたら、いつまでもだっこしてかまいません」とカウンセラーの先生に教わり、長男に比べて甘えん坊の二男が、こんなふうに英検についてきてほしい、というのはだっこの代わりなんだろうと思うのです。特に長男にどうしても目の向きがちな今、ふだんは思春期で親をじゃけんに扱うばかりの二男があまえてくることなので、甘えさせてやるのはまあかまわないのだとは思うのです。
 

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新米の季節

[2007年11月14日(水) ]

新米の季節になりました。
二男は1学期に、修学旅行で田植えの経験をさせてもらいました。
秋になったら、その田んぼで実ったお米をいただけるんだよ、とのことだったのですが、ついにそのお米が我が家に来ました。2キロくらいの、紙袋に入っていて、30キロ入りの紙袋しか見たことのなかった私は、まあ、こんなかわいい紙袋もあるんだなあと、ちょっとびっくりしました。

さて、いよいよ夕飯に出してみたら、これがおいしい!ご飯のつぶの一粒一粒がきらきらと光って、しっかりと歯ごたえがあって(新米ですから柔らかさはあるんですよ)、これこそ日本のお米!と、ありがたく、ゆっくり噛んでいただきました。子どもたちが田植えをしたあと、きっと深すぎたり、浅すぎたりした植え終わった苗を植えなおしたり、草取りに農薬散布(特別栽培米と袋にありましたから、減農薬ではあるでしょうが)、そして刈り取りから小袋に詰めて学校に向けて発送するまで、周りの田んぼとは違うたくさんの手間をかけてくださって、修学旅行の子どもたちを引き受けてくださった農家の皆さん、本当にありがとうございます。おまけに親までその余禄にあずかり、久しぶりに新米のおいしさを堪能させていただきました。
 

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おむすび

[2007年08月29日(水) ]

現在、長男は高校3年生。大学受験を目指しています。
夏休みは予備校に通うことになり、ある週は午前・午後と授業が続いたので、弁当がほしい、と言ってきました。

久しぶりの弁当づくり。(ハート)

6年前に、中学受験を急遽決めて、受験塾の夏期講習に通うことになり、毎日弁当を作っていたことを思い出し、ああ、あの忙しかった日々ももう6年も前のことになってしまったんだなあとしみじみとしてしまいました。

あの時は弁当箱にはおかずをぎっしり。だいたい5品。そしてラップに包んだおむすびを3つ。食べ盛りの中高生でもお腹いっぱいになりそうなお弁当を、毎日ぺろっと食べて帰ってきました。私のおむすびが好きなのだそうです。

そして今、予備校のお昼にと、昔を思い出して弁当を作りましたが、最初はおむすびにはせず、普通にご飯を詰めるだけでした。
ところが、午前・午後連続講習がおわり、やれやれと思っていたら、次の週は午後しかないのに、「今日もお弁当」と言ってきました。それは大変。なんの準備もしていませんでした。とりあえず、1時間くらいの時間はある、と言ってくれたので、あわてて3合、ご飯を炊き、塩じゃけを焼いて、炊き上がったご飯に混ぜ込んで、ごまもざざっと混ぜて、それでおむすびを5つ作りました。コンビニで野菜ジュースでも買ってちょうだい、とお願いして、予備校に行かせました。授業の始まる前に、自習室で勉強したいので、弁当がほしかったようです。

夜、帰ってくると、長男はえらくご機嫌です。
5つのおむすびを、時間ごとにちょいちょいつまみながら授業を受けていたようなのです。おかげで授業が終わったあと、再び自習室で勉強しているときもつまめ、お腹がすかなくてよかった、とにこにこして言うのです。
 

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はしか騒動

[2007年06月13日(水) ]

はしかがこんなに流行するなんて、びっくりしました。
思い出すのは、長男が赤ちゃんの頃、予防接種のマイナス面をいろいろと聞く機会があったこと。それを裏づけるかのように、出たばかりのMMRという予防接種の副反応が強くて、あちこちでさらに予防接種が悪者のように言われていたこと。予防接種がポリオをのぞいて、子どもの体調を見ながらの個別接種に移っていったこと。などなどなど。

そんなふうに、予防接種に対して慎重な意見を聞く機会が多かったわりに、小学校の頃、長男と同い年の友だちには、MMRを受けていた子が多かったのにはびっくりしました。私が耳にしていた情報は、実は偏っていたものだったのかしら?私は心配して、長男にははしかの単独接種にしていたのに、そういう選択をしていた友だちのほうが少なかったです。

でも、現在、これだけ流行するということは、当時予防接種のマイナス面の話を聞いて、やめた親御さんのお子さんたちが結構いたということなんでしょうか。それとも長男の年代以上は免疫が弱くなっていて、かかりやすかったのでしょうか。

子どもたちには追加の予防接種をさせました。
二男は長男よりも少し遅く予防接種をさせたのですが、その時にはもう、抗体検査をして抗体がないことを確認しなければ受けられないとか、いやいや、抗体検査すらできなくなったとか言われた時期になってしまいましたが、予約を入れていたために、すんなりと予防接種をすることができました。
 

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中学受験社会・理科をぼやく

[2007年05月30日(水) ]

今から四半世紀くらい前の中学受験は、鉢巻締めた小学生が「隣の子もライバルだ!」なんていうような光景をテレビのニュースで見たりして、おおなんて心の狭い塾があるんだろう…なんて見ていましたし、当時は結構奇問・難問も多かったと聞きます。

今は、ゆとり教育が子どもたちの学力を下げた、と、マスコミが報道していますけれど、当時よりいいことではないかしらと思うのは、受験問題から奇問がなくなり、難問も減っているのではないかなということです。親の立場からあちこちの中学の受験問題を目にすると、奇問・難問をもてあそぶのではなく、まっすぐに子どもたちに考えさせる良問が多いと感じます。学校としても、来てもらいたい子が解ける問題を作成してくれているのだなと感じます。それとも関連しているのでしょうか、今ではどこの塾でも、「隣のヤツを蹴落として…」なんて発破をかける話はひとつも聞きません。どこの塾に通う子も、それぞれの第一志望目指して、たとえ第一志望がだめでも、最善と思える学校に入学できるよう、互いに励ましあってがんばる姿を見ると、本当にうれしくなります。

ゆとり教育のために、しわよせを受けたのは、実技教科もそうですが、社会や理科もびっくりするほどです。小学校で学ぶ範囲ですから、テレビでクイズ番組を見たり、外遊びをしたり、家族旅行をしたりする中で自然と覚えるような一般常識とか雑学とか言えるような部分も多いと思うのですが、そういう内容を体系的に教室で学ばせたいと思うこともかなり外されています。でも、中学受験の範囲は、親が昔小学校で学んでいた範囲が残っていますし、中学側も、「これくらいは学んでわが校に来てほしい」と思うような内容を試験問題に出してきます。親から見ても、「自分たちが習ってきたことだし…」と思うのは無理ないと思うのですが、子どもたちが受験準備のために学ぶ量がずいぶんあることには胸が痛みます。

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