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野中すみれと申します。
二人の息子の胃袋を満たすのに毎日苦労しています。

蘭亭序

[2008年09月12日(金) ]

江戸東京博物館で開催している「北京故宮 書の名宝展」を観にいきました。
画も書もただ観るだけしかできない私なので、技術的なすばらしさとか、書家一人一人についての薀蓄などとうてい語ることはできませんが、そんな私にも展示されている作品ひとつひとつから訴えてくるものが感じられ、何世紀も昔の人の書き残したものがこうやって外国まで旅して喜んで鑑賞されることはなんとすばらしいことなのだろうと思いました。

ご存知の通り、今回の白眉は王羲之(おうぎし・が書いたものを模写したという)の「蘭亭序」です。詳しいことはネットで検索してもいろいろと出てきますのでそちらにおまかせすることとして、少しはすいていることを期待して夕方に出かけていったのに、さすがに「蘭亭序」の前は黒山の人だかりでした。私も列に並び、ゆっくりと鑑賞してきました。

私にとって、王羲之は、並み居る中国の書家の中でもよく名前を知る人です。親近感を感じていると言ってもよいくらいです。というのは、独学ながら書をたしなんでいた父が、私の小さい頃はこの王羲之を手本にしていろいろ自分の字に工夫をこらしていたのを覚えているからです。そのすっきりとしていやみのない、親しみの持てる書体は、何も知らない私にも「おうぎし」の読み方と一緒に心に留まりました。

父が生きていたら、この展覧会にきっと行っただろうな、展示されているひとつひとつを見ながら、私や子どもたちにいろいろ語りかけたことだろうなと思います。

二男と一緒に行ったのですが、二男もじいちゃんと一緒に来たかったなとぽつっと言っていました。
会場を出ると売店があり、書の好きな人たちをねらって、筆だのすずりだのがたくさん売られていました。二男がほしがったので、じいちゃんも喜ぶだろうと、筆と小筆を買ってやりました。(書も習っていないのが見え見えの二男にはもったいないと思われたでしょうね…売店のご主人)

翌日の朝、二男は「くさいくさい!けものくさい!」と言いながら自分の部屋から出てきました。新しい筆はけものくさいんですね。あんな小さな筆なのに…。でも、書き心地は上々のようです。

コメント

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 祭っ子さん、こんにちは。
お嬢さんは初等師範の免許をお取りになったのですね。
そのまましっかりがんばってくださいね。
私の友人で書道教室を開いている人は、みな小さい時から習ってこつこつお免状をとってらっしゃいます。継続することの大切さをこんなところでも感じます。

先生は筆を生徒さんにあげているんですね。太っ腹だなあ。
Posted by:野中すみれ at 2008年09月15日(月) 13:54
>字がきれいなのは七難くらい平気で隠してくれそうですもの。

なら良いのですが・・・・初等師範の免許を持っていても人柄が災いしているので隠してもらえません(笑)

筆・・・娘に筆を買ったのは、指折り数える程度しか買ってないわ〜。
これを機に娘に聞いてみたら「先生から、ことある事にいただいているから、小学校で必修で買う筆を合わせても買ってもらっていないね。」でした。
ということは、筆が傷むまで書いていないといことね。(苦笑)
Posted by:祭っ子 at 2008年09月14日(日) 14:26
 祭っ子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

お嬢さんは書道をなさるんですね。うらやましいです。
今になって思うのは、やっぱり子どもには習字をさせておけばよかったということ。字がきれいなのは七難くらい平気で隠してくれそうですもの。

筆って、お金がかかるんですね。
近所に習字教室を開く友人がいるんですが、3ヶ月に1ぺんは筆を買い換えると聞いて、そんなに間隔が短いんだ!とびっくりしました。(半年くらいはもってくれるかしらと期待していました…)
そうなると、かえって高い筆は買えませんね。
Posted by:野中すみれ at 2008年09月12日(金) 17:23
書のことは私もわからないけれど、芸術の迫力は感じる事ができるかしら?

我が娘は、模写が得意だったので、小学校3年生から習字を習わせました。高校の時は部活で忙しくなったので、中断しましたが、今年の春からまた続けています。

筆は、獣の毛で作られているんですもの。
でも、我が娘にはもったいないわ。
だって、・・・・・。と文句が出そうだわ。
いい筆は、きっと良い字がすらすらと書けるんでしょうね。
Posted by:祭っ子 at 2008年09月12日(金) 15:54