思春期も終わった長男とは、大人同士の会話を楽しみ、現在思春期真っ最中、親を振り回して楽しむ二男をさらに高みから見下ろして楽しむ(時には本気で怒るけど…)日々を中心に、今までの子育てを振り返り、将来に気をもむ私の身辺雑記です。
[2008年10月01日(水) ]
カテゴリは「鑑賞日記」に入れましたが、実はまだこれからの話です…。
友人がピアノの二重奏をやることになり(二台のピアノで演奏)、相手の方との「合わせ」をしていてしっくりと合わないことに悩んでいました。お互い、大人で、それなりのレベルですから(友人は音大卒、今はピアノ教室を主宰)、自分なりの音楽というものがもうできているわけです。それはむずかしいだろうなあとぼんやり話を聞いていると、どうやらラヴェルの曲をやるらしい。
私が、「フランスの音楽ってむずかしい。かるがると演奏しているフランス人の演奏家の公演を聴いていると、まるで舞台の上50センチのところに音楽が漂っているように感じる。でも、ただふわふわというのではなくて、ちゃんと芯があって、、、」と自分がフランス音楽に感じているところを語ったら、「それだ!」と友人がうれしそうに声を上げました。
「…50センチのこと?」
「そう」
そうなんですよね。この感覚。今までいろんな友人に語ったことがあるんですが、今回ほどインパクトを与えられたことはありませんでした。自分と同じような感覚で受け止めてくれたことにちょっとうれしくなりました。
モーツァルトの曲をベートーベン風に演奏すると、すごく不思議に聞こえます。
そんなに重くないよーって思います。
フランスの音楽は、モーツァルトとはまた違った感じで、軽くて、音楽に重さがあるのなら、その重さを感じさせません。バレエで体重を感じさせずきれいなジャンプを決めるダンサーの演技でも見ているような感じです。
友人は、この「50センチ」を相手方に伝えて、お互いの音楽の歩み寄りを図ったそうです。
今週末、私はその演奏を聴きに行きます。うまくいくといいのですが。
友人は、ラヴェルを弾いてからショパンを弾くと、腕がつりそうになる、と言いました。
私はピアノに関しては聞くばっかりなので、そういう技術面の話を面白く聞きました。
作曲家の数だけ、曲の数だけ、「こう演奏してほしい」というのがあるんでしょう。(そんな、他人事だと思っていないで、自分でも練習しないといけないのですが…)
週末が楽しみです。
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