それは、
仲正昌樹『知識だけあるバカになるな!』(大和書房)です。
学問をする姿勢として参考になることが多く書いてあり、できれば大学に入る前に読むととてもよい本だと思います。
この本を読んで思ったことなのですが、大学に入ったばかりの新入生は、
これから大学で勉強する学問の世界についてはほとんど無智です。
そんな時に偉い教授が、自分がそれまで全く知りもせず、想像もつかなかったようなことを述べているのを耳にすると、
「この人は凄い! 真理を述べている!」などと心酔してしまいかねません。
でも、本当は新入生はその先生の凄さ、正しさを判断する能力を持っていないはずです。
その先生の言っていることは、実はその道の人であれば誰でも知っているようなことであったり、間違ったことであったりするかもしれません。
ですから、その先生の言うことを無批判に受け入れてしまうのは危険です。
(端からまともに聞きもせずに独善に陥るのはもっと危険だと思いますが。)
それは会社の新入社員、若手社員も肝に銘じなければいけないことだと思います。
先輩や上司の意見をしっかりと聞きつつも、頭から全てを信じ込まずに、よく考える姿勢を持ちたいものですね。
真面目な記事ですね。
