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予備校の選び方と大学の選び方
[2008年06月11日(水) ]

こんにちは.東大マスターコースのたかぎしんたろうです.

私の志望校の決め方は本当に節操がない決め方でした.
現役の時は志望学部も明確に決まっておらず,「これ以下の大学には行きたくない!」というラインを決めて受けていました.ちなみに学部はバラバラ・・・.経済学部から文学部まで私立文系の学部を色々と受けて回りました.
結局全て失敗.

そして浪人の時には「学校の先生になりたい!」という目標も出来たので,
基本的に「英語の教員免許の取れる学部」というのと「これ以下の大学には行きたくない!」という2つの指標で選んでいき,こちらはそれこそ片っ端から受けていきました.

そしてなんとか志望校に合格したわけですが・・・.

で,自分の失敗も含めて志望校選びについて
【高1】
@科目を絞らない
→「高1夏の陣」でも話ますが,私立文系が3教科受験である理由は「文系は社会人になっても数学が必要ないから」ではありません.これは講演会に来た方へお話ししようと思うのでここでは秘密ということで.

【高2】
A志望校が決まってもその対策だけに特化しない
→去年英作文が出なかったとしても次に出ないとは限りません.傾向はあくまでも「過去の傾向」であり来年の問題を保証するものではありません.したがって,各教科の総合力をつけておくことが肝心です.

【高3】
B志望校の傾向を把握しておく
→「過去問を解きまくる」という勉強よりも「傾向を把握し,ゴールを見据え,自分の足りないところを補う勉強をする」といったスタンスで.

★志望校選択のコツ
○第一志望
→第一志望は早く決めること.モチベーションもそうですし,勉強する科目のバランスなども考えやすいからです.「○○をやりたい!」でもいいですし「○○大学にどうしても行きたい!」でもいいですしとにかく何でもいいので自分が行きたい大学・学部を決めるだけで違います.

○第2志望以下
→特にこだわりがなければ第一志望の大学よりも科目が増えないこと,傾向があまりにも違わないことを条件に考えていくとよいでしょう.
例えば,上智大学の外国語学部や文学部を志望している生徒で立教文学部と青山学院文学部を併願しようという人が非常に多いのですが,上智はほぼ全ての問題が客観式の問題なのに対し,青学は和文英訳・自由英作文・英文和訳など記述式の問題が非常に多いのが特徴です.したがって,上智を第一志望とする人は特に理由がないのであれば青学の文学部を併願校に考えるのはやめたほうがいいでしょう.逆に慶應文学部は非常に記述問題が多いので,青学文学部との併願がしやすいのです.
こういった志望校の相談も東大マスターコースではやっていますし,通信教育でもやっていますので是非是非ご利用ください.


さて,小平さんの「関西日記」にも書いてありましたが,読売ウィークリーに「こういう塾は危ない!」なる記事がのっていました.
帰りの電車で広告を発見し,読売ウィークリーを買おうと思って最寄のコンビニに行きました.結局6個位コンビニを回っても見つからず,普通の買い物をすませようと思い最寄のコンビニに戻ったところ発見・・・.
次の日からの発売で夜中に入れていたようです.どおりでないわけだ・・・.

で,その6箇条を
@見た目が悪い
A講師同士の連携が悪い
B講師にやる気,情熱がない
C塾長に難あり
Dとにかく営業的
E将来に備えた投資をしない


納得できるのも,出来ないものありますが,
これ以外に自分があげる「危ない塾の5箇条」を書いてみました.
↓↓↓↓↓↓↓
@休憩スペース・ラウンジがうるさい
→食事をする時間帯は仕方ない部分もありますが,夕方や8時過ぎもうるさいところは注意.生徒も職員も意識が低いのでだらだらと休憩し,うるさくなるので,優秀な生徒がいない可能性が高いのです.

A体験講習が一定の先生のものしか受けられない
→もちろん優秀な先生は様々なイベント・講演会に出ていますが,いわゆる「はずれ」の先生を体験授業などでは出さない塾・予備校もあります.なのに,「セット受講」などで「はずれ」の先生を受けさせられることがあります.東大マスターコースでは本科の授業は全ての授業で体験授業できます.(時期によって出来ない講座もありますが,学期の最初の週などは定員がいっぱい出ない限り可能です.)

B「通えば成績が伸びる」と言い切る
→通えば必ず成績が伸びるならみんな通います.もちろん授業も大切ですが,予習・復習をいかにしっかりとするかが成績向上のカギなので「絶対」はありません.

C短期間での結果を示す
→「3ヶ月で偏差値10up!!」など短期間での成績アップを謡っている塾・予備校.丸暗記をさせれば不可能ではないですが,丸暗記では絶対に限界が来ます.

D毎年講師が大幅に変わる
→待遇があまりにも悪い,バイト感覚の学生講師が多いなどの理由.自分もやっていたということもあるのですが,バイト(学生)でもプロの講師よりもいい先生はいくらでもいます.ただ,「給料のいいバイト」という甘い気持ちでやってみた学生講師が多いのは事実です.学生講師でもプロ意識を持っていれば数年は続けますので毎年大幅に講師が変わるということはありません.逆にバイト感覚の学生講師を雇っているところは毎年大量採用・大量退職が多いのだと思います.ちなみに東大マスターコースでは学生講師は採用していません.


こういったことは大学の志望校選びの参考にもなると思います.
特にAのような「授業の質」はオープンキャンパスではわかりません.オープン授業みたいなものはありますが,これも大学が選んだ一流の先生です.
実際の多くの先生がどんな授業をやっているかはオープンキャンパスではなく,実際の授業に行ってみるといいと思います.

大学は高校などに比べて開かれているので,実際に平日に校舎の中に入ってみるといいでしょう.(大学によっては不法になるところもあるので注意しましょう.近所の人でも入れる大学もあるので事前にホームページなどで調べておくといいでしょう)
実際の授業を外から眺めるだけでも違うと思います.
特にその大学の学生の生の姿を見たいのなら「大教室で行われている一般教養科目」の授業を覗いてみるといいでしょう.一般教養なので教授も生徒も一生懸命な割合が,専門科目に比べて低いのです.
その授業でどの位の質を保っているかがその学校の本当の姿だと思います.
※どのレベルの大学でもゼミではそれなりの質を保っているはずです.最低でも高校生が一目見た位では判断できないような差だと思います.

ということで,オープンキャンパスもいいですが,普段の学生の姿を見ると実感もわくと思いますよ!


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