正解は、
「ペセタ」です。
思えばあの頃、スペインの物価は日本に比べて大分安いと感じたものですが、ユーロ導入時にやや上がった感じがし、その後は皆さんも恐らくご存知の通り、ユーロはどんどん高くなる一方です。
2002年当時は
1ユーロ=約110円。
2004年に旅行で行った時、
130円を超えていて随分高くなったと感じたものですが、
今や
約155円ですからね。
6年の間に約1.4倍になっています。
思えばあの時にユーロを買いまくっておけばよかったんですが、単純に考えれば留学時の生活費が今の3分の2で済んだのだから、よしとしましょう。
ユーロ紙幣として一般的に出回っているものの最高額は50ユーロ(約7,800円)です。
しかし実は100ユーロ、200ユーロ、500ユーロの紙幣というのが存在します。
500ユーロ紙幣って、だいたい
8万円札ってことですからね。
街中で使おうとしても、おそらく断られることが多いのではないかという気がします。
8万円札落としたら凹みますよね……。(私の月給の何パーセントでしょう?)
クイズ番組などでよく100万円の札束を見かけますけど、500ユーロ札だったら13枚で約100万円ですから、薄っぺらくて高額感がなさそうです。
ところで、それまで各国で用いていた通貨を統一通貨に切り換えるわけですから、当然各国通貨とユーロとの換算レートを決める必要があります。
従来の各国通貨間の換算レートは変動相場制でしたが、その各通貨とユーロとの間の換算レートは、ユーロの流通開始以前から固定されており、ペセタの場合、
1ユーロ=166.386ペセタです(今でも)。
さて、スペインの街中にある飲食店では、
コーヒー1杯を
100ペセタ(約70円)ぐらいで飲めたと思います。
それがユーロ導入後には本来
0.60ユーロ(=60センティモ)になるはずなのですが、通貨切り替えの隙に1ユーロにまで便乗値上げをされてしまうのではないかというようなことが懸念され、実際にそういうことが起きました(確か政府はそうはさせないと言っていたはずなのですが)。
そんなわけで、スペインでは通貨を切り替えただけで物価が上がったのです。
通貨切り換えにユーロの高騰が相俟って、2001年に100ペセタ(=約70円)だったコーヒーが、2008年には1ユーロ(=約155円)。
つまり円換算で倍以上になってしまったわけですね。
今からスペインに行く人、物価安くないからご注意。
