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2016.10.22 15:02

年上の知人が、あるニュースに対するやり取りで、ネット上にこんなコメントを残していました。

自分がよく理解していると思っていることに対して、違う意見に接したときに「お前はわかっていない」ではなく「そんな見方もあるのか」といったん考える。

いまの自分が見ている日本社会の中で。。。
そしてこれから創っていく未来の社会を見据えて。。。
いままで以上に大切になる姿勢だと思いました。


いまの日本社会。
私が触れるニュースを見る限り、そしてネット上に出てくる意見を見る限り。
官僚はやってるんだ、この企業変だよ、もっとこうした方がいいじゃない…という論を誘発するかのような報道や、そのような意見が多い気がしています。

でも、「ほんとにそうかな?」と思うんです。
僕が実際に見聞きしたり関わったりしている事柄の中でのほとんどは、官僚も頑張っていますし企業の人たちも頑張っています。
ただ、それでも、問題解決ができない、という実態があるだけなのかな、と。


「誰しもが問題解決しようとしているんだ。」
そう捉えることで、自身の問題解決力そのものが格段にあがる気がするんです。

「何やっているんだ」と言う側で、言われる対象に「わかっていない」と思って言う人は、言われる対象が「わかっている上でやっている立ち居振る舞い」なのに、そのことに気付いていないケースが多い気がします。
一方で、「彼らも十分わかっていると思うんだよね」という姿勢がある人は、そんな「彼ら」にアドバイスするケースがあれば、それはほんとうに「彼ら」に気付いていないことを適切に指摘できるでしょう。

また、「何やっているんだ」と言われる側で、言ってくる対象に「彼はわかっていない」と思っているうちは、自分の見方がタコツボにはまっているケースが多い気がします。
一方、「ああ、そういう見方もあるのか」と捉えられる人は、新しい発見につながり、問題解決に近づく場合が多くなると思います。


誰しもが問題解決しようとしているんです。
そしてだいたい、そういう人は、問題に向かって一生懸命考えていますので、当事者ではない立場の人間より(そのことに対する)問題解決力はあるんです。

そう捉えられる人たちで作る場では、議論ではなく対話が起き、最も問題解決につながる気がします。

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2016.10.20 23:15

文部科学広報10月号が公開されました。
現在所属しているICT CONNECT 21 のサイトのリンクにて紹介いたします。
https://ictconnect21.jp/news_161020_003/

上記サイトにも書かれていますが、今回は「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ」の特集です。
いわゆる「審議のまとめ」を全部見ようとすると
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/1377051.htm
くらいのボリュームになるのですが、この要点がまとめられていますので、教育関係者は必読といえましょう。

この特集でも「学びの地図」について触れられています。
まだ教育関係者から聞こえてくることが少ない「学びの地図」という単語ですが、この考え方、今後は文科省も力を入れて紹介してくると思います。
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2016.10.19 23:50

10代の頃、マジメに勉強ばかりしていて、勉強せずかつルール違反や逸脱行動をする、いわゆる「ワル」を見ていて「なんであいつらばっかり。。。」みたいな感情は少なからず抱いていました。
自分がちょっとしたルール違反や逸脱行動をしたときの解放感がなんともいえないものでした(思春期って、そんなものだと思います)。
そして大人になるにつれ、ルール違反や逸脱行動を繰り返すほうが幸が薄くなることを無意識にわかるようになってきたと思います。

そのうち、マジメに生きてきた人間が、見ず知らずの方に命を絶たれるという報道を目にするようになりました。
切ないなあ…と思う気持ちと共に、「マジメに生きてきた人間が損するような社会にしてはいけない」という気持ちが強くなりました。
「教育」にどんどんのめりこんだり、「教育」の中でも「社会とのつながり」を強く意識するようになった私の心の動きの原点にある気持ちだと思います。

そう思う時期が長かったんですが、最近は、マジメに生き、不慮の事柄に巻き込まれ命を落とす、その人のそれまでの人生は不幸といえるか、などと考えるようになりました。
もちろん、命を落としたことは不幸としかいいようがないですし、(言わずもがなですが)人を殺めるという事象は限りなくゼロに近い世の中にしたいと強く思います。
その一方で、「マジメに生きてきた人間が損するような社会にしてはいけない」というような、マジメに生き続けることで見返りを的発想だけじゃね…、と思うようになりました。
自分の人生を振り返ってみて、マジメにやってること、それそのもので損したかな?と。

そんなことないな。と。

いわゆる「ズル」せず、人を貶めず、マジメに生き続けること、それそのものが幸せだし、今死ぬのはもちろん嫌ですが、今たとえ死んでもこれまでの人生(広い意味で)全く後悔はないな、と捉えるようになりました。

なんだかんだで、社会のルールに従って、そして人と協働して生き続ける(協働できるような能力の自己成長を伴いつつ)方が、幸せの総量は(とても)大きくなるんですよね。きっと。
ルールに従い協働することへの見返りを求めるような考え方をしなくても。

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2016.10.14 19:00

家族を一番大事にしながら

学び続け成長し続け

これまでご縁があったみなさまと心を通わせながら

自分ができる社会の中での役割を(ときには見つけ、ときには創り、そして)果たしていく

それだけでずっと幸せを感じます。

40歳を越えたあたりから余り変わっていない(幸せの)捉え方ですね。


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2016.10.13 17:30

新大学入試改革と連動!次期学習指導要領で提示されるこれからの学び
http://www.zkai.co.jp/home/ikkan/2021/about/201610.html

「社会に開かれた教育課程」や「学びの地図」、3つの「資質・能力」などに触れてみました。
どうぞご覧ください。

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2016.10.08 21:10

教育振興基本計画部会(第8期~)(第8回)配付資料が、文科省のWebサイトで公開されました。
私が担当するICT CONNECT 21 のWebサイトであげた記事へのリンクでご紹介します。

教育振興基本計画部会(第8期~)(第8回) 配付資料


サイトでもあげていますが

1)2030年代の社会を見据え、「いま」何をすべきか考えること
2)学校・地域・家庭・企業等、総出で「教育」に取り組んでいくこと
3)日本の優れた教育を世界で展開すること

は、文科省の様々な部会で語られている気がします。


1は、教育の本質的なことですね。「いま」の社会ではなく、「さき」の社会で生きる人間の資質・能力を涵養するわけですから。
2は、教育を「学校」だけに任せっきりになると、先生も、家庭他も、望まない方向に進む、だから大人社会総出で。というメッセージだと解釈しています。
3は日本経済(GDP創出)の視点ですね。恐らくは。。。


どんなメッセージでもいい、少しでも大人が「教育」に関心をもち、そしてコミットしてほしいと思っています。

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2016.10.07 21:20

このブログでもたびたび書いてきましたが、次期学習指導要領は「学びの地図」としての性格をもつことを目指しています。

「学習指導要領等が、子供たちと教職員のみならず、家庭・地域、民間企業等も含めた関係者が幅広く共有し活用することによって、学校や関係者の創意工夫のもと、子供たちの多様で質の高い学びを引き出すことができるよう、学校教育を通じて子供たちが身に付けるべき資質・能力や学ぶべき内容などの全体像を分かりやすく見渡せる「学びの地図」としての役割を果たせるようにすることを目指す。」
※「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめのポイント」より引用

教師だけではなく、家庭や地域での学びの指針になるように…ということです。


ただ、この考え方自体が、これまでの考え方をかなり変えるもので、普通の方ですと「???」となりそうですし、教育関係者が「わかりやすい」言葉でかいても、多くの人が読み解くのが難しいものになる可能性もあります。

そして、少し私自身気にしているのは…この「学びの地図」という言葉がほとんど報道されていないこと。。。


次期学習指導要領の「社会に開かれた教育課程」という理念を含め、とてもよいものだと思っているので、「学びの地図」という言葉がいろんなところで取り上げられるといいと思っています。

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2016.10.02 20:10

どんなに理想高きこと、素晴らしいことを言っていても、orderに従わないことが頻繁にある人(締め切りを守らない、ルーチンワークのスポイルが重なる…)は、自らの”観”で「締め切りを守るより大事なことがある」「このルーチンワークには意味がない」と決めつけている気配があり、結局その理想や素晴らしきことを実現するための協力を得られないことが多い気がします。

ルーチンに「意味がない」と言い放つことがかつて多かった自分自身を振り返り、「意味」を決めつける自分が傲慢過ぎたと、いまにしたら思いますし。。

orderにしっかり従ったうえで、対案を出したり、よりよいことを提案したりすべきですよね。

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2016.10.01 23:40

仕事柄、様々な教育関係者、有識者にお会いし、打合せしますが、ほんとうにみなさん、子どもたちのことを真剣に考え、次世代の社会を創るための制度設計、仕組みづくりにコミットしてくださいます。

一方で「これがベスト」といえ、かつ、明快なものがないのも確か。。。
世の中が複雑になり、社会の成長も右肩上がりではなくなり、そして少子高齢化が待ち受けている社会では。。。
有識者、関係者だけでは太刀打ちできることではないのです。次世代を創ることは。。


10年後、20年後の社会を担う人たちのために、「いま」何ができるかを考え、「いま」自分ができることをやる、という人が、(教育、という言葉に関係する人たちだけではなく)「大人」の皆さんの中に、一人でも、二人でも増えることを切に願う、今日この頃です。


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2016.09.28 23:40

娘が溶連菌感染症にかかってしまい。。。
http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/contagion/streptococcal.html
※お子さんのいらっしゃらない方はご存じないでしょうが、高熱がでます。一方で、だいたい3日~1週間もかからず回復します。

共働きで、私は三島市から東京へ勤務。病児保育は夕方までにお迎えに行かなければいけません。
そのため、朝は私が職場にお願いして病児保育へ預け(預けに行って自宅に戻るまでだいたい全工程を終えるまで1時間半~2時間程度かかります)そのあと出社。
妻は妻で朝は超早起き、子どもを預ける準備をし、出社も早めに(早く帰らなければいけないので)。
子どもが病気になるとなかなか大変です。


昨日、職場仲間に「大変だね」と声をかけられました。

「大変ですけどね、でも病児保育に預けられるってだけでありがたい話ですよ。首都圏では預ける場所もないところに住んでいる方もたくさんいらっしゃるでしょうから…」

そう、すっと、お返事がでました(もちろん、本音です)。


共働きができるだけでありがたいです。日本社会ではまだまだ難しいところも沢山あと思いますから。
病児保育に預けられるだけでありがたいです。
「大変だね」と声をかけてくれる仲間がいるだけでありがたいです。
出退勤時間に配慮していただける上司がいるだけでありがたいです。。。

ありがたいことに目を向ければ、たくさん、たくさん、あります。

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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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