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2018.01.13 23:50

本日から大学入試センター試験が始まっています。
2020年に向けた方向性への舵取が徐々に見えてきている、との話も聞こえてきます。


そんな中、高校そして中高一貫校で、「新テスト」の対策万全!のようなうたい方をする学校が現れ始めました。。。
うーん、そうじゃないんだけど。。。という気持ちが、感覚的に湧いてきます。

うちの学校に入り、本質的な(とでも申しますか)学びを続けていけば、新テストを十分乗り切れる力が身につきますよ、といううたい方であれば、全く問題ないと思います。
また、自分の学校の理念や学習指導を説明した後に、「新テストでも同じ力が求められるんですよ」というのであれば、それもよいと思います。

新テストに対策するために~というのは、本来の在り方ではないんですけどね。。。


一方で、「いまのままの教え込み教育」より「新テスト向けの教育(とでもいいますか)」の方がよくなるとは思いますので、こういう変わり方も、入試を変えることによってよい方向には向かう一例、とは受け止めています。
ほんとは子供たちのためにある教育なのではありますが、学校だけではなく大人社会全体で、残念ながら「(大人)自分たちのため」の教育が施されているケースも多々あり、そのような場面に、(本質ではないですが)形式の変更によって強制的に型から変える、そのことにより子供たちが良い方向の学びを得ることができる、ということもありますからね。

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2018.01.12 23:20

昨日のブログ「逸脱して目立つなんてカッコよくないよ。」を、別のメディアでも紹介し、コメント欄に

「良いことやって目立つのがかっこいいぜ。」

と書いたことで、ふと以前のことを思い出しました。


10年くらい前に、自社の未来に向けてどのようなことをやるべきか?という勉強会でチームのようなものが複数組まれました。
僕もその複数のチームの1つの一員でした。

何をやるか、の方法論は自分は正直気にしていなくて、そのときのチームからの提案で私がこだわっていたのは

「勉強するってカッコイイ」

というフレーズでした。

社会課題を解決することって、ほんとはカッコイイことのはずなのに、なんでみんな勉強しないんだろう?
あっそうか、いわゆる机上で若い時からやる勉強と社会課題の解決がつながってないからだ。
じゃあ、カッコイイ勉強をつくる。勉強そのものがカッコよくなる。
社会の雰囲気として「勉強するってカッコイイ」と思われるようになる。
勉強している人に向けられる目が、スポーツマンを見る目のようにね。

そうなれば意欲格差なんてなくなるはず。夢かなあ。
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2018.01.11 23:30

10代“バカッター”のその後…就職や進学が困難に「行く先々で“炎上したヤツ”と言われ続けた」
https://nikkan-spa.jp/1444370

リアルな教材ですね。

法規範やルールから逸脱する「こと」をネット上でアピールすることは、極めて狭い世界の人たちに「すごいね」と言われるだけで、大多数は呆れています。
また、一部の人ですが、(彼らからすると)正義感で叱る、責めるを始めます。
正義感の増幅装置が好ましくない方向にすぐ進み、単なる快感で、その行為をした「人」への誹謗中傷をはじめます。

リアルでは謝ればたいていのことは大丈夫です。そしてたいていのことはその後振り返られません。
ネットでは謝っても次から次へと攻撃がきます。そして証拠がずっと残ります。そのことはまた、いつまでも攻撃できる種を残していることにもなります。

「逸脱して目立つなんて、呆れる人が大半だよ」

この価値観を未成年のときにしっかりたたきこみたいものです。
※僕自身は「逸脱して目立つ」ことを凄くささいなことで幼少時代にやって咎められて反省し恥ずかしい気持ちになったのがとてもよい経験になっています。

追)本記事に反応をいただいたので、続編的なブログを書きました。
http://www.zkaiblog.com/histaff/61057
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2018.01.10 08:19

先日、パワーポイントの資料を作っていた方から第一案が提出されました。
意見者が、案に対して(客観的に見れば)かなりの批判的な意見を入れました。

意見者の意見はもっともで、よくわかるものでした。
一方、その意見者の意見は、今回の「案」がないと表に出て共有されることこならなかった意見でもありました。
だから、案をつくってくださった方には最大級の敬意と感謝も同時に湧いてきました。


世の中で、「表現されたもの」に対し、いくばくか好ましくないと感じるものがあったら、過度に指摘する風潮を感じることがあります。
もちろん、悪意を持って誰か・何かを貶める表現については咎められるべきでしょう。
しかし、指摘した方がどれだけ(客観的に見て)好ましいことを言っていても、最初に表現した方に勝るとも劣らない敬意を表すべき場合もたくさんあります。

それだけ、表現するって難しいことだ、表現している方は自分にできないことをやっているんだ、と、敬意をもって接することが、姿勢論として大切だと思っています。


冒頭に述べた作成者、意見者、そして私の間には、お互いがお互いに対する(役割分担への)信頼があります。
だから、お互い敬意をもって物事を進められるので、建設的な批判となり、物事が高度にバランスよく前に進みます。

根底にあるのは、表現者への敬意だと思います。

※ちょっとだけ宣伝
業務で携わっているセミナーをお知らせします。是非いらっしゃってください。
「【無料】ICT CONNECT 21 技術標準WG連続セミナー「未来の学びをささえる技術」
第4回「海外の技術動向から日本の将来を考える」のご案内(1/17)」
http://www.news2u.net/releases/158168
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2018.01.09 06:43

1月3日、『君の名は。』地上波初登場。
CMで流れた、Z会の「クロスロード」はご覧いただけましたでしょうか。
現在、超恋文コンテストを実施中ですので、是非多くの方のご応募をお待ちしております。

今回のCMで、「Society5.0」という言葉と共に、AiやIoTなどの世界観を描いたCMが流れましたね。
これ、政府広報なんです。

▼Society5.0(ソサエティ5.0)
https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/

ドローン、AI家電、医療・介護、スマートワーク。。。
これらの世界(観)が、ほんのちょっと先の未来まで近づいているんです(そのことの認知を高めるための政府広報ですね)。

このSociety5.0を実現させるために、昨年6月に「未来投資戦略2017 ―Society5.0の実現に向けた改革―」が公開されてます(上記サイトの最下部からリンクしています)。
国家の施策が、この「未来投資戦略」に基づいて動いています。


子どもたちに、ちょっと先の未来の絵をイメージしてもらうため、このサイトはとても良いと、いま教育関係者の間で評判になっています。
皆さんも是非、ご覧いただければと思います。
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society
ソサエティ
政府広報
未来投資戦略
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2018.01.08 06:19

まんがで知る教師の学び これからの学校教育を担うために』などの書籍の著者、熊本大学教職大学院前田康裕准教授から

「他責社会から感謝社会へ。」

という言葉を頂戴しました。

この言葉、私なりに解釈してみます。

他責社会では、相手の欠点を責めることに力点が置かれるため(また、人間は、どうしても良い点よりアラに目がいってしまう性分をもっている部分もあるため)、長所を生かせない社会が生まれます。
そして、現実的に、年功序列的、あるいは役職に応じた権限からのトップダウンが強いと感じている日本社会においては、他責社会のままだと、ヒエラルキーに従ってしまい、欠点は多いけれどこれまでの考え方に染まらない人や(そもそも経験が足りないから仕方なく無知の状態に置かれている)若者からのボトムアップが極めて起きにくくなり、結果、年功序列的、あるいは役職に応じた権限からのトップダウン、という社会のまま、変化が起きにくくなります。

感謝社会では、まず長所に目をやることに力点が置かれます。
年功序列的、あるいは役職に応じた権限からのトップダウンが強い社会で「感謝社会」への移行が起きると、ヒエラルキーの上位から、欠点は多いけれどこれまでの考え方に染まらない人や(そもそも経験が足りないから仕方なく無知の状態に置かれている)若者の長所を生かそうとする流れになる=ボトムアップが起き、多様性を受容するフラットな社会となり、良質の変化も生まれやすくなると思います。

自分にはない部分を持っている他者に感謝すること、多様性を受容すること、同質ではなく異質の人間だからこそ役割分担が生まれて社会の生産性が上がると考えること…
私にとってはすべて同じです。

他責社会から感謝社会へ。
いい言葉だな、と思いました。
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2018.01.07 21:47

計画して進めることは大切だと思います。
単に走っているだけでは方向性もわかりませんし、いまどこにいるかもわからなくなりますから。

一方で、「計画すること」にとらわれ過ぎると、計画そのものの美しさ(とでもいいますか)や納得性を求めがちになります。
そして、美しい計画、納得できる計画、というのは、この変化の速い時代、たいていは、計画通りに進みません(ないしは、計画通りに進むよう、目標値を最初から低くしたもので納得するように持ち込みます)。

ですので、いい意味で「適当」な計画をつくって、走りながら考え、修正していくのも、この時代大切だと思います。


計画立てることが得意な人、とにかく走って新たな方法論を見つける人、どちらも大切だと思います。
その上で、計画立てるのが得意な人は、とにかく走ることも大事であることを認め、それが得意な人に走れる場をつくってあげること。
とにかく走り新たな方法論を見つける人は、計画立てることが大事であることを認め、無計画になりすぎないこと。計画を立ててくれる人に敬意を持つこと。

自分にない側面をもっている人に敬意を表し、役割分担し、チームで動く。そうするとすごい成果は生まれると思います。
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2018.01.06 17:43

gacco講座「子ども達が最高の選択肢を掴むために」にて、2020年の新学習指導寄料についての解説をさせていただいております。
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga093+2017_12/about
※現在出向しているICT CONNECT 21事務局次長として担当しています。

本講座、12月中旬の開港から現在にいたるまで、なんと3,000人!の受講があったようです。
無料で取り組みやすいとはいうものの、3,000人は、他の講座と比べても多い方とのこと。
新学習指導要領やこれからの学びについて関心が高い方が多い証拠ですね。

私は「はじめに:大人も子どもも「主体的で対話的で深い学び」が実現できる社会に向けて」の
・なぜ「主体的で対話的で深い学び」が必要なのか?
・学習指導要領改訂内容について
・高大接続改革との関係
について説明を担当しています。
保護者の方にもわかりやすい内容になっていますので、是非ご覧ください。
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2018.01.05 13:00

自分が人より特長を活かせる部分が人から求められたら、応え続けられる人間でいたい。
また、自分だったらそんなのすぐできるのに、という部分の助けが必要な知人他のアラートに敏感でありたい。そして助けたい。

特長ってそういうもので、他人ではできない(あるいは時間がかかる)ものを、自分ではすぐできるもの(部分)、ということだと思います。
そして、人が身につけている特長を最大限に生かせるような社会構造・社会の価値観形成ができれば、社会の生産性って上がると思います。

人には特長もあれば、欠点もあります。
欠点に目を向けるのではなく、特長を活かせる社会に…。
そのためには、欠点も含めて(ここがとても大切)、特長のある人を人として「信頼する」ことができるかどうか、ということにかかっていると思います。


こうやって書くのは簡単ですが、私自身も、欠点の見える方を、仕事で「信頼する」のはなかなか簡単なことではありません。
こう書くことで、「(私自身が、他人を)信頼しないといけないな、まずはそこからだな」と自分に言い聞かせています。
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2018.01.04 23:20

「教育の逆説は、教育から受益する人間は、自分がどのような利益を得ているのかを、教育がある程度進行するまで、場合によっては教育過程が終了するまで、言うことができないということにあります。」(『下流志向』内田樹より)

この逆説を我々はしっかり知り、受け止めておく必要があると思います。


このことを知って教え手が悪用すると、教え手の知識知見の領域のみの教育を押し付けることにつながり、そして反論を封じ込めることになります。「お前はまだよくわかっていないんだから、黙って言うことを聞け」と。

逆に、このことを知らない学び手は、自分の知識知見で包含された興味関心の延長上に自らのためになることがあると信じすぎ、自分にとってその時点で見聞きしておかなければいけない事象に盲目になりがちです。

教え手は自分の知識知見や興味関心の領域外のことまで学び手が主体的につかもうとする力を身につけることを支援しなければいけないし、学び手は自分の知らない世界(俗っぽくいうと「ピンとこない世界観」)についても触れることを嫌がらない姿勢が大切だと思います。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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