教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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オオカミ少年を助けるのは近くにいる身内しかない。
[2008年09月02日(火) ]

<今日の事後ネタ>
Q.第44回の谷崎潤一郎賞に決まった、桐野夏生さんの小説〜30名超の中で女性がたった1人、無人島にたどりつく〜は?

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Z会ではパルティオゼットというソーシャル・ネットワーク・サービス、一種のネットコミュニティを運営しています。


以前、とってもマジメな中1生がいました。
ちょっとしたケンカにもすぐに割って入り、中傷はよくない!ということを発言するような方。

いつのまにか彼は人気者になりました。
ひたむきな姿勢がみんなに伝わり、どんどん友達が出来ていきました。

いつのまにか彼は、「自分は注目を集めなければいけないんだ」と思うようになったのでしょうか…
大袈裟な表現が目立ち始め、コミュニティ参加者からの彼の欠点の指摘にも耳を貸さなくなり、自分が中心であることを失わないような防御策ばかりを始めたのです。


ある日突然彼は自分を見失いました。
今までコミュニティを壊す発言を注意する側だったにも関わらず、いきなり人をけなす発言を繰り返し始め、挙句の果てに、システムを破壊するかのごとく連続投稿を始めました。


それまで「マジメ」で注目を浴びていた人間が、一転して「不良」ではないと注目を浴びれないようになった瞬間を、管理人をしながら目の当たりにしました。


注目を浴びている以上、自らが「オオカミ少年」の立場であることを降りるのは、心が幼ければ幼いほどふんぎりがつきません。
オオカミ少年になる他、自分を慕ってくれる人間を引き寄せる術を持たない人間が、それを捨て去るには相当の度胸が必要ですから。


顔の表情を見ながらやんわりと諭せる、身内の人間がそこには必要なんですよね。
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