教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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知恵がなければ汗をかけ!〜日本電産社長 永守重信氏の発言問題を考える〜
[2008年04月29日(火) ]

<今日の事後ネタ>
Q.23日に発表された世界新車販売台数、世界一はなんとトヨタ自動車で241万2千台。では、第二位のアメリカの企業は?

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日本電産、永守重信社長が「休みたいならやめればいい」のようなことを発言したとして、ネット上の話題をさらって!?います。
※朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/business/update/0423/OSK200804230044.html

日本電産側は後日、「そんな発言はしていない」と否定していますので、この発言がどこまで本当か定かではないですが…

「企業のトップがこの発言をした」

というシチュエーションで、この問題を考えてみたいと思います。


他の諸条件を考えないとして、

“企業のトップが「休みたいなら辞めろ!(と思っている)」と公の場で発言する”

ことは、TPOを弁えないとして、余り好ましくないですよね。
というより、デリカシーの問題でしょうか…この言葉を文字通り受け止めた「人一倍頑張っている社員」がいると、労働意欲失いますよね。
社員に対して発言する言葉として「根性論」だけを通すのは、組織を運営する経営者としては不適格であること、多くの方にご同意いただけることだと思います。


一方で、休日の権利ばかり主張する人も「それはどうよ」と感じるときがあります。

これは、言を発する人のタイプによって整理し、伝える言葉・接し方を変えていく問題なんですよね。
分類の基準は「知恵があるかどうか」「その人が休日返上で働いているかどうか」です。


1.知恵がある人が休日返上で働いているとき

マジメで、自らが関わっている労働に思い入れが強い方に多い場面ですね。
この方の監督者は、間違っても「休みたいならやめればいい」なんて言うのではなく、「少しは休めよ、お前1人休日休んだってそんなに(業績は)変わらないから」と声をかけるのが良いですよね。
そして、当の本人は、「がむしゃらさ」が慢性化し、「いつのまにか(労働の効率化のために)知恵を絞る自分ではなくなる」場合があること、常に意識すべきだと思います。

もちろん、「業績が短期的に赤字になり、踏ん張りどころのとき」などは、この限りではなく、休日返上で働いてもときにはあってもしょうがないものでしょう。


2.知恵がない人が休日返上で働いているとき

人事制度上、もっともキレイなのは「休ませて、給与を下げる」というものでしょう。
しかしなかなか運用上、そうはうまくはいきません。
なので、監督者としてのポイントは(これも難しいですが)

「量が質に転化するまで頑張る、という明確な意思を植えつけるよう配慮すること(漫然と働いているのではなく「労働の効率化」の意思をもたせるということ)」

だと思いますし、当人も常にこのことを意識しながら働くべきですね。

「頑張っている私を認めて!」じゃなく「頑張っている、だけど楽したい!そのためには知恵をつけなきゃ」という発想です。
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