教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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人を想う気持ちを内包した人が幸せをつかむ。
[2008年01月13日(日) ]

今日のコネタ:
1月13日は演歌歌手:長山洋子さんの誕生日。紅白にも出ましたね。
以前はアイドル歌手だったんですよ。ご存じない方も多いかも。
僕の友人の親戚なんですよ。ご存じない方も多いかも(←つまらん、という方、ここをポチッと。^^)



吾妻連邦から12日ぶりに生還した中村さんのインタビューより。

===(産経新聞のニュースより引用)===

−−家族の感想は

 「妹が電話に出て『生きていたの!』って言われた。勝手なことをやっていて、言えることではないが、親より先には死ねないと考えていた。それで生き残れたのだと思う」

 −−奇跡的な生還をした感想は

 「こうして会見に臨ませてもらったが、奇跡の生還でも何でもなく、自分の恥さらしの会見だと思っている。やらなくてもいいことをやり、福島、山形県警、病院の皆さんなどに迷惑をかけた。本当に申し訳ない。もう夏山も冬山も(登山は)やめます」 

===(引用ここまで)===

素敵なコメントですね。

多くのマスメディアで記事のトピックスとしていたのは

「親より先に死ねない」

という言葉です。


よく、「自分のことを考えるより、人のことを考える方が、頑張れる」という言葉を聞きますよね。
でもこれ、ちょっと欺瞞っぽい響きを感じます。
誰だって自分第一、自分より人のことを考えて頑張れる、なんて、到底思えないんです。

とはいえ、自分だけのために頑張るのもさもしいし、どこかで息切れするもんなんだと思います。


大事なのは

「自分のため、という気持ちの中に、“誰か大事な人”の存在が刷り込まれている」

ことだと思います。


中村さんはきっと、「自分のために」生き続けよう、と強く思えたんでしょう。
そして、その「自分のために」の中に、親の存在があった。
だから「親より先に死ねない」という、親思いの気持ちではあるものの、主体が「自分の願望」の言葉として出てきた。

こういう言葉は素敵で、力強いです。
そして、そんな想いであれば、他人に届く。
今回はきっと、神様に届いた。
「あなたのため」⊂「わたしのため」 の記事でも触れましたが、そんな包含関係が無意識にできている「気持ち」が、人間として一番強いんだと思います。
勝手な独りよがりの「自分だけ」の気持ちよりも、責任転嫁の裏返しのこともある「他人のため」の気持ちよりも。
※「○○のために頑張ったのに〜(なんでうまくいかなかったんだ)」みたいな言い方が、典型的な責任転嫁の例でしょう。

もうすぐ受験の方も大勢いらっしゃると思いますが、あなたの「自分のため」の気持ちの中に、「他の何かのため」は刷り込まれていますか?
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