教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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評価を客観視できる人材の育成を!(3)
[2007年10月07日(日) ]

今日のコネタ:
10月7日は、元ザ・リッツ・カールトン大阪 営業統括支配人の林田正光氏の誕生日。
『リッツカールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと』(あさ出版)は10万部以上売れているベストセラーです。
お客様に接する心構えを学ぶ名著です。
実は今日、Z会76周年記念式典で、林田氏を招いた講演会があったのでした。良い話でしたよ。
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10月4日のブログ10月5日のブログ、「評価」の見方について2通りの例を紹介させていただきました。
共通するのは

“(被評価者が)評価を客観視できていない”

これに尽きます。

10月4日のブログの例では、「よい」と「まあまあよい」を合わせて81%という事実を見て、「よくやっている」と感じたのでしょう。
そうは見ない人も多いと思われる中で。
10月5日のブログで取り上げたような人は、きっと周りの評価と自分の評価にかなりの乖離があるでしょう。


組織の中で、自己評価を客観視できない人、しようと努めない人が多くなると、組織の地盤が脆くなり、良いサービスを生み出せません。
評価を客観視できる人の育成は、組織において大事であるとともに、社会全体でも大切なことです。

そこで、評価を客観視できるようになるために、どのような心がけが必要か、あるいは、組織として、働く人たちがどのような心がけを持つように誘導するとよいか、簡単にできることを3つほど挙げてみましょう。
10代の若い人でも十分できることですし、その姿勢は受験勉強においても大事ですよ。


1.悪い評価から目を背けない。悪い評価の方をあえて発表する。

アンケートの良い評価しか見ない、そして悦に浸る…これは一番、成長を止めることです。
悪い評価の中にこそ、さらなる成長へつながるカギが隠されているんです。

また、「悪い評価を自ら発表する」というのもいいですね。
アンケートの結果を第三者に発表する際には「この辺が改善点として挙げられた。真摯に受け止め、このような改良策を考えていきたい」などとコメントをつけたり、
自分の「よくやっているところ」をアピールするんであれば「この辺はまだまだ頑張らなきゃいけないと思っている」とあえて自ら述べてみたり。

余談ですが、これまでの人生で出てきた「会議」の中で、
「良い結果のときだけさんざんアピールし、悪い結果のときはすぐ終わる、あるいは報告すらしない」
という姿勢の人ほど、卑怯と感じる人はいませんね


2.自分の評価は常にマイナス1。

自分のこと、自分が所属する組織のことを、何かと相対比較するときに、この感覚を身につけておくと良いでしょう。

たとえば
「あいつと比較して、俺の方がちょっとできるな」
と思ったら、実際は能力に差がない、ということ。
「あいつ、こういうところは俺よりできるよな」
と思ったら、実際にはものすごく能力に差がある、ということ。

自分と何かを相対評価をする際は
「すごくできる」「ちょっとできる」「同じくらい」「ちょっとできない」「かなりできない」
の5段階を定めておき、直感的な感覚からマイナス1すると、第三者からの評価に一番近づくのが現実だと思います。
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