教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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就職に強い大学とは?
[2007年06月09日(土) ]

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パルティオゼットの「大学生・院生コミュニティ」にて“就職に強い大学はどこですか?”にようなトピックスがありましたので、僕なりの回答を返しました。
大学生の方だけではなく、高校生の方にも参考になれば、と思い、こちらのブログでも掲載しておきますね。
パルティオゼットの中でも僕はいろいろ書いていますので、是非参加してくださいね

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社会人としての立場から答えておきますね。

まず、質問されたあなた様ご自身、「就職に強い」という言葉で表されることとはどういうことか、その情報を得ることによって自分のどのような不安が解消されるか、を考えて、その上でトピックスに反映させた聞き方をすることをお勧めします。
(とくに大学生であれば、この「質問力」が大きく、それこそ就活にも響く人間力の一種です。ビジネスマンが相手を見るとき、「目的意識」を何よりも大事にしますから)
下記を読んでいただければわかるかと思います。

まず、(実数として)「一流企業に就職する人が多い」「社長の出身大学として多い」ということであれば、東大京大、早稲田・慶応など、いわゆる超難関大の人が強いです。
これは学歴を見る、云々の問題ではなく、ただ単に「(10代後半で)超難関校に合格する能力がある人は、就職活動の試験でも能力を発揮し、高い点数を取る」とか「実際に社長業を行える能力の高い人が超難関大に合格している」傾向にあるだけのことです。アタリマエですよね。

「就職の際の学生フォローに力を入れている」という視点になると、このコミュニティで他に回答された方のおっしゃる通り、私大の方が積極的です。国立大の例を言うのであれば、東大はほぼほったらかしです。
立命館大学などは力も入れており、なおかつ学生の能力も高いので、希望の就職をされる人も多いようです。
また、立命館大学以上に、すごく学生のフォローをしている私立大学もあるでしょうが、それは私立大学が経営難で、学生を集めるのに必死だから、ということの裏返しの場合もあります。
…ということは、そのような大学の学生は、一般に能力の絶対値が低いので、いくら大学がフォローしても、会社側が採りたいと思うような学生が少なく、結果就職状況が悪くなる場合もたくさんあります。

「受験の時には余り偏差値が高くないけど、会社側の評判がいい」という大学でよく雑誌などに取り上げられるのは、私の知る限りでは、金沢工業大学ですね。
ただこれも、現時点において、ですので、数年後どうなるかは、誰もわかりません。


ざっくりと以上ですが、最終的に大学名そのものなんて付加情報に過ぎず、本人自身がしっかりしていなければどれだけ知名度がある大学でもどこにも受かりません。
逆にいえば、本人自身がしっかりしていれば、どんな大学であろうと受かります。

あくまでも平均値的な傾向として、さまざまな人事部の方からは「やっぱり学歴がある人の方が良い社員として働いてくれるよね」と聞きますが、それと個々人の判断は別ですし、ましてやこのことが学歴主義という言葉に置き換えられるのは、筋が違います。


大学は触媒であり、触媒は反応物がなければ何も反応しない、生かすも殺すも自分次第であることを、しっかりと認識した上で社会に出てきてほしいと思います。


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