教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
« 2007年04月24日 | Main | 2007年04月26日 »
なぜ東大生の親の年収は高いか(6)
[2007年04月25日(水) ]

本質的な学力や知恵というものは、お金では買えませんよね。

もし「お金のある人しか学歴を伴わせることができない」のであれば、本質的な学力や知恵云々に関わらず、所持金の多寡で学歴が決定される、ということですよね(これは極論ですが)。

今、東大生の親の年収と東大以外の大学のそれとの格差は広がっているといわれています。
これが事実なら、早い話、「お金で解決できる」部分が増えてきたということです。

逆に言えば、「お金で解決できない」部分をもっていない人が増えてきたということでもあります。
だから、お金を払って塾へ行った人、よりお金をかけて個別性の強い学習手段を得た人が勝利する確率が高くなったー私はそう、考えています。


わからないところがあった…すぐに質問できて「わかった!」となった人のほうが学力が(相対的に)上がってしまう。
やる気がない…外部の人からモチベーションを高められた人のほうが学力が(相対的に)上がってしまう。
これが現状でしょう。

ですが、「わからないところがあったら、自ら調べて問題解決に至った」「やる気がないときに何か自らキッカケをつかんでモチベーションを高めた」、その上で得た学力の方が、外の力を借りて得た学力よりも、ずっと、ずっと高いものになるはずです。

それが出来ない人が余りにも増えました。

(続く)