教育・受験に携わる社員として〜「和顔愛語 先意承問」

Z会Web戦略統括の寺西隆行です。タイトルは最も大事にしている言葉です(意味は左下「プロフィール」を参照)。
普段の仕事のことや教育に関すること、子ども達のこと、ネットのことなど、いろいろ思うままに書いていこうと思います。

     
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「悪気はなかった行為」を咎め、人を責めすぎない方法はないものか。(前)
[2008年06月15日(日) ]

<今日の事後ネタ>
Q.6月1日から、地下鉄やバスでの飲酒を禁止する法律が施行された都市は?

Z会も応援する仕事の学校。定員残りわずか!

秋葉原の事件の模倣犯が、確認できただけで3人逮捕・補導されました。
21歳、17歳、そして13歳。
そしてありきたりの「こんな大騒ぎになるとは思わなかった」という反省の弁。

…と、ここまで15日中に書いて、16日に続きを書いているわけですが、浜松市在住の29歳、そして長野市在住の56歳、と相次いで捕まったようですね。


まず、成人の場合、偽計業務妨害として逮捕されるようです。

<刑法233条(信用毀損及び業務妨害) >
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。


3年以下で50万円以下?
…随分軽い、と思うのは僕だけでしょうか…
懲役期間については適正な期間もなかなかわかりませんし、感覚的に「短い」と思えるだけ、としか述べようがないのですが、50万以下、というのは、今回のように掲示板に書き込んで騒ぎを起こしたとき、その対応にかかる社会全体でのコストより随分安いと思います。

もちろん民法などでの損害賠償請求による判断もあるでしょうが…刑法上の罰金としても数百万程度課し、同様の事件の対策費用として充当したりしてもよいとは思うのですが。
※実際にそのような事件を起こす人間の支払能力は限られていることも多いので、なかなか難しい問題もはらむでしょうが、そういうことを抜きにして、あくまでかけた迷惑に対する社会的コストの回収、という意味で。
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まっとうが幸せであるために。
[2008年06月13日(金) ]

朝早く起きれましたので、早い時間の新幹線に乗り、訪問先に行く前に、秋葉原の事件現場へ行きました。
※この記事は携帯から送っています。(13日午後1時パソコンより誤変換など一部修正しました)


目的云々。。と、一意に定義できるわけもなく、「教育」を見つめるために、現場で、感覚的に感じること、行くまでの過程で感じること、僕自身が大事だと思ったので。

果たして、そういうことはいろいろありましたが。。。
それは後で、自らの気持ちが、したためておいた方がいいだろう、と感じたらしたためます。

今は一つのちょっとした出来事だけ。


「現場に趣き、ほんの10秒ほど物思いに耽っているときに、おばあさんから『あのーすいません』と道を訪ねられたとき、ビクッとしました」



僕自身の、事件への無意識の恐怖感からの防御意識であることを否定しません。


僕は田舎育ちです。
田舎で自然形成されていたコミュニティが好きです。おじちゃんおばちゃんが、「たあちゃん」「たあちゃん」と声をかけてくれた社会が大好きです。
※僕の名前は隆行です。

人から声をかけられてびくっとする環境、そして都会ではほんとうにある、「知らない人に挨拶されても無視するんだよ」と子どもに伝える環境なんて嫌です。
当事者からすると、そういう意識が働いたり、そうつたえたりする事はしかたない、とは思うものの。。。


そして、これらがフツウである「大きな社会」が形成されるなんて、もっと嫌です。


教育では、「人様に悪意で迷惑かけることなく、楽しみを見つけ、生きていくことが何よりも幸せなんだ」と子どもに肌で感じてもらうよう誘導することが最も大事なことでしょう。
※更に幸せになるために勉強って大事なんで、僕は今の会社、今の世界にいるわけですが。

そうして生きてきた人により多くの幸せが降り注ぐ社会構造が、幸せ感にみちあふれた社会。
まだまだ幸せを得られたまっすぐな人の可能性を一瞬で潰す人間なぞ、その人間がどんな人生を歩んできたとしても、許されることではありませんし、そんな人間を出さないためにも、大人社会全体から適切な教育をこどもたちに施すべきです。


自分自身が幸せであるためにも。。。




亡くなられた方に慎んでお悔やみ申し上げます。

環境CSRを語る前に社員の意識改革でしょ。
[2008年06月01日(日) ]

<今日の事後ネタ>
Q.20日に地球環境会議を開いた、北川正恭・前三重県知事が代表を務め、地域・生活者が主役になる政治の実現を目的とする運動組織は?

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家電を買いにヤマダ電機へ行きました。
ヤマダ電機のホームページ
http://www.yamada-denki.jp/
を開くと

「ヤマダ電機は環境問題への取り組みを積極的に進めています!」

という文字が飛び込んできます。

余り、というか、ほとんどTVを見ない僕でも、昨日、高島政伸さんが上記のコトバを語る、環境対応を意識したCSRを伝えるCMを拝見しました。
オリコミチラシなんかでもすごいですね、環境CSRの訴求が。

そして、今日の店内でも、いたるところに
「ヤマダ電機は環境問題への取り組みを積極的に進めています!」



デジカメのピクチャーカードを購入。
何も聞かれずにビニール袋に入れられて出てきました。
「あっ、ビニール袋、結構ですから」
と僕から伝え、さささっと袋から出します。

店員。
「あっ、そうですか」

ビニール袋、後ろのゴミ箱へポイッ。



実は先月同じ店舗へうかがったときも、全く別の店員に同じ行動をとられました。
これじゃ、環境CSRをうたわれても、何の説得力も感じません。


組織単位で環境問題に取り組むーつまり、省エネ家電を積極的に販売する(など)ということと、そこで働く1人1人の意識・行動の中で環境問題に配慮した姿勢を見せることは、理想は同じであってほしいですが、現実的に異なることが多々ありますので、このことですぐさま「ヤマダ電機の環境CSRなんて見せ掛けだ!」と言うつもりはありません。

ただ、大学時代に環境工学を専攻し、環境問題を突き詰めて突き詰め…そして

「環境問題を解決するのに一番大事なのは何か」

の結論として

「一人ひとりの意識が変わること」

にたどりついた僕の気持ちとして、真剣に環境に対する好意的行動をとっている、と主張するのであれば、やはり社員の意識改革をやってからコマーシャルなどの訴求へと入って欲しいな、と思います。



そして、店員にそんな行動をとる人がいるのであれば、「ヤマダ電機の環境CSRなんて見せ掛けだ!」という主張を(これ自体は短絡的な主張だと思うんですけど、それはそれとして)甘んじて受け、改善につなげる企業姿勢こそが環境CSRです。
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学校裏サイトチェッカー
[2008年05月30日(金) ]

<今日の事後ネタ>
Q.早大には医学部がありませんが、先日ある大学と提携し、生命科学を含む理工学とその大学の医学を学べば医学学士が取れることを発表しました。さて、その大学は?

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株式会社サイブリッジさんが、「学校裏サイトチェッカー」というサービスを開始しました。
こちら↓です。
http://schecker.jp/

教育的配慮とビジネスをうまく結びつけた、画期的なサイトだと思います。


まず、どのように裏サイトとは登録されるか…というと、裏サイトを発見した人が登録申請する形ですね。
いわゆるナレッジ共有型。
そして、ナレッジが順調にたまれば、閲覧者は、自分が知らなかった学校裏サイトを容易に発見することができるようになります。

「教えて!Goo」や「Yahoo!知恵袋」のように、「自分が困っていること(かつ、自分ではどうしようもならないこと)を解決する一助となる」ナレッジ共有サイトは割と日本人に受け入れやすいので、

「あ、ここで私も裏サイトを知って助かった!だから私も(自分の知っているのがあれば)登録しなきゃ!」

という心理状況はおきやすいんではないでしょうかね。


一方のサイト運営のサイブリッジ側としては、広告収入モデルですね。
子どものことを心配する保護者の方がかなりくるサイトになる気がします。
子どものことを心配する…そのような保護者は、子どもの校外学習への投資もかなり行うはずなので、Z会の一広告宣伝担当の僕からしても、このサイトが理想的な循環になれば、「ここで宣伝したいなー」と感じます。


一つ、懸念される方もいらっしゃるでしょう。

「自分の子どもは裏サイトの存在知らないかもしれないのに、このサイトで知ったらどうするんだ!」

と。
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「格差は存在する」と子ども達に教える教育も必要だ(後)
[2008年05月19日(月) ]

<今日の事後ネタ>
Q.13日、西武百貨店とそごうが公正取引委員会から排除命令を受けた商品は?

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昨日のブログから連続して書いていますので、まずは昨日のブログを御覧いただければ幸いです。


おとといのブログ昨日のブログ、書き綴る気になったキッカケは、おとといのブログにありますように、友人の藤沢あゆみさんの日記によるものです。
繰り返しますが

「環境そのものは諦めるが、自分の人生は諦めずに楽しめる感性 をできるだけ早いうちに身につけること。 」

これはとっても、とっても、大事なことだと思います。人間にとって。
そしてまた、大人は子ども達に、これが大事だと気づかせる責務もあります。間違いなく。


その藤沢あゆみさんの日記に感化され、さらに気持ちの入った日記を書かれた方がいらっしゃいました。
泉忠司さん。彼もまた、友人です。
Z会からも『英単語4000 受験英語からのTOEFL test』という書籍発行にご協力を頂きました。
最近ではケータイ小説作家として、『フォーカス〜キミと見る世界〜』 『ラブ&ハッスル』 の執筆活動にも勤しみつつ、大学でべらぼうなコマ数を教えている現役の大学講師でもあります。

彼の日記を紹介します(ご本人の許諾を得ています)。
注)太字の部分は僕が強調しました。

==========
(前略)

格差って当たり前じゃありません?人間って一人ひとり違うもの。同じ人間がひとりもいない以上、広い意味での“格差”は当然生じるものです。

R25の記事では主に、経済格差が子どもの格差につながり、特に、教育費が問題と取り上げています。もちろん、日本は教育にもっとお金をかけるべきという主張は完全に同感。教育なくして未来はありません。

でもね、格差を力に変えること、マイナスをいかにプラスに考えるかが重要なだけなんですよね。物事にはすべて表裏がある。優しいは優柔不断。決断力があるは自己チュー。同じ要素をどのように捉えるかだけ。格差があってかわいそう…なんて、子どもたちを甘やかそうとする社会にこそ問題があるのです。そう。


甘やかしすぎ!!!


「恵まれてるからそんなこと言えるんだ!」とおっしゃるかもしれませんが、僕は紛れもなく、最下層からの出発ですよ。

親父が酒とギャンブルで借金まみれになり、毎日のように怖いお兄さんたちが取り立てにくる家でした。生まれ育った土地と家は借金のかたに売り払われ、とっくにありません。両親は離婚してます。大学1年の時から4年以上付き合っていた彼女の親からは「野良犬同然」と言われ、ずっと反対されていました。

離婚後も親父は中年ニート。親父は祖父母とともに暮らし、その年金で生きていましたが、次々と祖父母がなくなると収入がなくなり、ガス・水道・電気全部止まり、ホームレス状態に。冬は車検の切れた車の中で生活する日々。最低限のお金を渡しても、すぐにギャンブルと酒。親戚や近所の人にまでお金を無心してまわり、ついには、東京にいる僕にまで借金取りから督促の電話が。これ、去年の話です。弁護士さんにお願いして自己破産させ、生活保護をもらい、現在は長期入院中。

学校はもちろん、小・中・高・大とずっと公立です。現役で某国立大に合格したものの、元カノに泣きつかれ、大学を蹴って広島に行きました。もちろん、お金のない家庭ですので、僕はこのときから、自活しています。週7日間バイトする予備校生。それでも、全国模試1位を取りましたけど?

大学教員を志し、大学院進学を希望した際、親族一同から反対されました。就職して家にお金を入れてくれることを期待していたからです。原稿用紙70枚にものぼる「僕が大学院に進学したい理由」という原稿を書いて説得。もちろん、日々暮らすのがやっとでしたので、お金はありません。大学院の定員は10名でしたが、僕にとっては1人でした。トップなら学費免除+奨学金。2位以下なら、合格しても辞退して、高松に戻り、日雇いでも何でもするという約束で受験しました。トップ合格したので今があります。

(中略)

経済格差があれば、子ども格差が…?


甘えるんじゃない!!


甘やかすんじゃない!!



僕は自分の境遇をマイナスと思いません。今の自分があるのは、あの環境のおかげです。そりゃあ、隣の芝生を青いと思ったことは何度となくありましたが、羨んでも仕方ないものは仕方ない。お金がないからこそ、裕福な家庭に生まれ育った人にはできない経験ができる。この境遇、ラッキーじゃん!!そう考えて生きてきました。

どんな社会であろうと、どんな境遇であろうと、最終的には、自分を守る最後の砦は自分自身なんですよね。

ただし、だからと言って、大人は環境を整える必要がないというわけではない。日本は教育にもっとお金をかけてしかるべきです。
==========

多くの方に読んで欲しい文章です。
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「格差は存在する」と子ども達に教える教育も必要だ(中)
[2008年05月18日(日) ]

<今日の事後ネタ>
Q.16日発表になった、20年大学卒業者の全体就職率は96.9%。うちわけをみると、男子と女子、どちらが就職率が良い?

昨日のブログについて、はてなブックマークでいろいろコメント頂きました(感謝です)。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.insightnow.jp/article/1370
こちらにあるコメントで、いろいろ皆さんにも是非御覧いただきたい、素敵なものがありましたので、まずはそちらを紹介したいと思います。

=========
人間の感性に与える環境の影響を過小評価しがちかな。そうするとどうしても個人の裁量の問題に矮小化してしまい、かえって「希望格差」といった感性的な問題をもたらす。
=========

大学時代のサークルの大先輩(笑)、山田昌弘教授がしたためた『希望格差社会』
昨日のブログでは確かに、格差を認め(諦め)、その上で自分の人生を諦めない幸せを述べたわけですが、環境的な格差が余りにも大きいと「自分の人生を諦めない幸せ」の領域にもまた(感性的な)格差が生まれることをご指摘していますね。

おっしゃる通り、このような感性的な格差が広がるのは問題です。
だから「政策」において格差を解消する努力が必要なのは確かなわけですね。


もう1つ。
==========
現場の人間からすると、それくらいしてる。子供を育てるのは「自分の人生は諦めずに、環境そのものを変えることを楽しめる感性」。格差はその出発点となる違和感の一つでしかない。方法論が問題なんだよね。
==========
それくらいしてる、と言うコメント、とても頼もしく思いました。
実際のところ、「そのくらいしている」先生もいらっしゃれば、「していない」先生もいらっしゃって、「していない」先生の方がマスコミで取り上げられがち(だからよっぽど「していない」先生が多いと感じる)、という実態があるのかもしれませんね。

「自分の人生は諦めずに、環境そのものを変えることを楽しめる感性」
これを育む方法論は個々の子どもによって千差万別であるのが実態だと思います。
ただしー一番大事なこと、そして、欠けてはいけないことがあり、それは、

「大人自身が、環境そのものを変えることを楽しんでいる姿を見せること」

これには異論がないかと思います


さて、このような格差論を考えるときー
上記の2つのコメント、およびそれに対する考察を見ても明らかなように、政策について語っているのか、それとも個々人の精神論について語っているのか、ごちゃまぜになりがちです。
そして、不幸なことに、格差是正のための政策論を語る記事を見て、自らの格差解消努力を放棄することを正当化する人が相当数いるー
これが好ましくない、と、昨日のブログ(とくにタイトル)では伝えたかったのです。
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「格差は存在する」と子ども達に教える教育も必要だ(前)
[2008年05月17日(土) ]

<今日の事後ネタ>
Q.自社のグループ企業から二酸化炭素の排出枠を23トン分購入、民間ベースとして初の取り組みとして注目される企業は?

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僕の物書きの友人が、R25のこの記事

“子ども格差”の時代が到来!?
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10003000/1112008051505.html
注)さらに元ネタは東洋経済の特集記事ですね。僕も読みました。

を読み、「大切なことは〜」という文章の流れで、下記のような日記をしたためていました(部分的な引用に、言葉そのもののテイストを変更して掲載します)。
※本人の許諾が取れれば、氏名も出させていただきますが、今は控えさせていただきます。
→5/18追記、許諾とれましたので実名だしますね。
『愛され社員で行こう!』著者の藤沢あゆみさんのブログより拝借しております。

==========
平等であるかどうかが大切なのではなくて…
世の中には生まれながらにして平等ではないことはあり、
環境そのものは諦めるが、自分の人生は諦めずに楽しめる感性 をできるだけ早いうちに身につけること。

==========

なんという…
短くはありますが、今教育においてとってもとっても大事なことが凝縮されている文章です。


どんな社会になっても物質的・精神的な格差は必ずあるんです。
それを認めないで、格差を「変だ!社会が間違っている!」とばかり叫び、政治家・官僚だけを責める人は不幸せだと思います。


不幸せなだけなら本人の問題ですが、たとえば「格差をなんとかしろ!」と官庁に長電話をする、など、他人の時間を強制的にとらせる行為に走っている人は、「迷惑」となりますし、「迷惑」の矛先が公の人間である場合、個人的な要求で公人の時間をとるという税の無駄遣いから、より多くの人に迷惑をかけていることにもなります。


親から虐待を受け、勉強もできず、いろんな意味で成長する機会を失った子どもと、何の不自由もなく幸せに育った子どもとの格差は、誰が見ても「かわいそう」と思えるものでしょうし、社会問題として認知の上、政策論で解決の方向性を探るべきもんだいでしょう。
しかし、そういう格差の現実を、自分の都合のいいようにすり替えるべきではありません。


1つ。
このような厳しい格差の現実のデータを見て、やれ塾に行くお金がない、塾に行ける人は有利だ、と叫ぶ若者、あるいは保護者。
それは「ちょっとした格差」に過ぎず、社会で生きる以上受容すべき格差です。
塾がなくても通信教育があります、参考書問題集があります、学校があります。
代替手段なんていくらでもあります。
塾にいくお金がなくても、学校の先生の教え方に恵まれていたら、その人自身が他の人より有利に立っているという見方もできます。
また、塾に行っても、学力があがるなんて保証はどこにもありません。

そして、そもそも田舎には大手の塾なんてありません。
「お金があれば塾に行ける」という環境そのものが恵まれているともいえます。
注)僕はド田舎で育ち、塾がなかったからこそ自学自習の習慣が身について得したと思っていますが。

こんなさもしいレベルで格差だと叫ぶような若者が、社会と言う大海原で、人間の関係性や環境などによって生じざるを得ない数多の格差を受け入れられるとは思いません。


1つ。
自由に使えるパソコンがないから、受験情報の収集に遅れてしまうと嘆きながら携帯でメールを打つ若者。
携帯で情報収集できますよね、学校の先生に聞けますよね、そもそも携帯持っているという状況で持っていない人との格差が生まれていますけど、あなたはそういう人を見て、その人の不利をかわいそうと思いますか。
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学者・博士を目指すために家庭教師!?
[2008年05月11日(日) ]

<今日の事後ネタ>
Q.マイクロソフトのヤフー買収交渉が決裂に終わりました。直後の両者の株価は上がった?下がった?

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ゲンダイネット、5月8日付の記事より。

=====

第一生命保険が先日発表した子どもアンケートによると、男の子の「将来なりたい職業」は、野球選手に続き、2位に“学者・博士”が入った。学力アップのために家庭教師の需要は高まるばかり。「ウチの子にも」なんて教育パパもいるだろうが、近年、家庭教師を巡るトラブルが続出しているから要注意だ。

=====

2位に“学者・博士”が入った事実はあるものの、その後の文のつなぎ方

“学者・博士”になる→(そのために)家庭教師を雇う

という部分については否定的ですね、僕は。


事実としてそう考え、行動する両親がいるのかもしれませんが、“学者・博士”を目指すのを応援するために家庭教師を、なんて、正直本末転倒です。
学者や博士になるために一番大事なのは、自学自習して問題解決できる自分になること。
ですから、本気で学者や博士を目指す際、そのためのソリューションとして両親が提供してあげる「学習手段」として良いのは

1.参考書や問題集での学習を薦める
2.通信教育(「自分の解答があっているかどうか」の部分だけ他人によるチェック
3.塾・予備校
4.家庭教師

という順に、個別性や先生の関与度が低いほどよいんです。
実際に子どもが飛躍するためには。


ちょっと考えればわかりますよね。
他人が助けてあげる度合いが必要以上であるほど、自学自習の姿勢は身につかないわけですから。

もちろん、「子どもの動機付け」の部分に特化して家庭教師の利用したりする、など、家庭教師の使い方次第では、その方が学者・博士になるための近道を提供できる場合もゼロではありません。
しかし、一般に言われるところの教育パパゴンママゴンが提供するソリューションとして「家庭教師」を選んだとき、学者・博士になる後押しになることはほとんどないでしょう。

家庭教師を選ぶのであれば、学校の勉強についていけない人が補助的に学ぶ、補習目的として、が一番いいんです。
僕自身が通信教育をメインで提供している会社(Z会)を選んだのも、時や地域を選ばずに、自ら進んで学習する姿勢を応援できる学習ツール提供会社であったことが大きく、自ら進んで学習するような姿勢そのものを作るのが第一目的ではなかったからですね。
※個人的に、「学習姿勢の涵養」は自分自身で解決すべき問題であり、あるいは親御さんがやるべきことであり(小さな頃は「学校の先生」の仕事領域でもありますね)、それをお金を払って他人に委ねるのはとても抵抗があります。甘えが生まれるだけですから。
なので、自分の子どもには、そこまでやってもらう校外学習手段をまず選択させないと思います。


子どもの学力的な成長を「(将来的には)学者」レベルにまで高めようと心から願うんであれば、他人の関与度、そして、他人を関与させようとする両親の異常なまでの関与度(苦笑)、少ない方がいいですよ、絶対に、絶対に!
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富士通キッズ 夢をかたちに
[2008年04月27日(日) ]

<今日の事後ネタ> ※本日は一般的な知識用語で。
Q.環境教育を始めとし、最近企業側が社会的責任を果たそうとする活動が活発になりつつあります(善の企業が利益を上げる、と、ようやく日本社会が気づいてきたのかな^^)。さて、この「企業の社会的責任」のことを、略称でアルファベット3文字で何と言う?

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先日、富士通キッズ 夢をかたちにを始めとして様々な富士通のWebサイトの運営をされている、コーポレートブランド室の高橋宏祐氏のお話を拝聴しました。
Webサイトの勉強のためで、かつ、その目的も十二分に達成できたのですが…

富士通キッズ 夢をかたちには、まさに彼の想いが形になったものだとつくづく感じました。
簡単に申し上げれば、理科系の興味関心が薄れつつある今の子ども達に、なんとかその興味関心を高めようとしてできたサイトのようなんですね。

彼は今や、35ヶ国もの国の富士通Webサイトの全権統括!
そんな彼が富士通キッズサイトのこをと語るときの子どものような語りっぷりが、

「あ、ほんとに想いからできているサイトなんだな」

と強く感じるに到りました。
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仕事の学校
[2008年04月01日(火) ]

<今日の事後ネタ>
※新シリーズ開始!ここでは「ちょっと前」に起こった出来事にスポットをあて、「あれ〜それ何だっけ〜?」というクイズを提供!

Q:3月2日のロシア大統領選挙で次期大統領に選ばれたのは?

答はブログの最後に!ブログの応援は毎日1回ここをポチッと。


個人的にも交流のあります、元楽天取締役、本城愼之介さんが昨年企画した「仕事の学校」の報告書をゆっくり読ませていただきました。
いや〜これは正直、面白い(interesting)です。
読んでいるうちに、参加した高校生の皆さんの気持ちが伝わってきて、ワクワクしました。

「ワクワク」

生きていく上で…
生活していく上で…

最も大事な感情の1つじゃないでしょうか。
逆に、常にワクワクしていれば、それでいいですよね、人生って。


仕事の学校」は、「職業選択」ではなく「仕事観」の育成を重視した宿泊型のキャリア教育プログラムです。(報告書より引用)

「仕事観」

なんでみんな働くの?

…あっ、よくありがちな答が。

「生活のため」
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