2013.09.29 23:40
表題のような投稿をFacebookやツイッターでしたところ、友人の元コンサル、SIIIS社長の杉山隆志さんからコメントを頂いたり、これまた友人の経営コンサル、鮒谷周史さんのメルマガ「平成・進化論」で似たようなことが届けられたりしましたので、ブログで紹介しまーす。
1.僕の投稿内容
「中途半端に賢い」って層が、最も問題解決力がない気がします。「賢くないもんね、俺達、わはは~」と笑っている人たちは、考えずに行動することで問題を解決している場合が結構あります。一方、 ちゃんと賢い人は、「問題解決のための問題点洗い出し」をして、しっかり代替案を提示します。
動かない、そして、問題点だけ表現して、それで終わり、と言う人は、たいがい、「中途半端に賢い」層です。 だいたいが「レールに乗って勉強してきた」ってだけで、習得スピードをあげることもしなげれば、レールから外れるってこともしてこなかったタイプ。
一般的には、「なんとなく、行ける大学に行っちゃった」人たちに、このタイプが多いと感じます。より賢くなるために日々主体的に勉強するか、振り切ってバカになって行動するか、どちらかを心掛けないと社会に出ると辛いでしょう。逆にそれができれば、学歴の差は簡単に乗り越えられます。
2.SIIIS社長の杉山隆志さんのコメント
元々の根本問題に関する話でなく、その派生の手段の是非を論じるタイプですね。「それは直せば良いけど、で、それしたら最初の問題って解決するの?」に答えがない人は、少なくともコンサルティング会社なら、NGですがね。
たちが悪いのは、自分の言ってることは間違えてないのに、聴きいれてくれない、と他人に転嫁する賢さがあるので、変わらない、というのが不幸だなぁと。
そこを、逃げないでら自分の問題とできるかが肝かな、と自分の経験上は思います。
3.メルマガ「平成・進化論」より
「行動の伴わない、学び中毒の人」の行く末
■最近、数多くの個別コンサルを実施させて
いただいて、つくづく感じるのが、
「やることやらなきゃ、世界は変わらない」
ということ。
■当たり前の話ですが、
どれだけ学んでも、どれだけ考えても、
結局のところ、
「行動しなければ、取り巻く世界はなんにも変わらない」
のです。
だから常に自問自答し続けなければなりません。
「自分は外の世界に向かって、
何に対して、どれだけの働きかけをしているのか」
と。
■直接、間接は問いませんが、
外の世界(≒自分以外の人)に働きかけるのは
大前提で、その上で
「働きかけの総量」
についても見直す必要があるでしょう。
■つまり外界を変えるためには、
「外部に働きかけをしているか」
を振り返り、働きかけているとするならば
「大量に行動できているか」
を常に自らに問い直していかねばなりません。
■両者のいずれか、あるいは両方の質問に
「イエス」
と答えられないのであれば、
厳しい言い方になりますが
「変われないのは、当たり前」
といえるでしょう。
■この2つの質問に
「イエス」
と答えられる人が学ぶことによって、
初めて
「学びの果実(=大量行動の精度が上がってくる)」
を得られるようになるのです。
逆の言い方をすれば、
「行動していない人は、いくら勉強しても
学びの果実は永久に手に入れられない」
ということ。
- カテゴリ :ものの見方・考え方