Z会ブログトップへ

2016.01.04 12:04

【PR】Z会東大個別指導教室プレアデス過去問個別指導講座


歳をとるにつれて、人を批判する気持ちは薄くなり、自分のできることを出来る限りやろう、そのための時間に使おう、と思うようになってきました。

・時間が有限であることを(歳とともに)意識するようになった。
・批判しても変わらないという経験を何度もした。
・振り返ってみると、批判していた自分が、批判している対象を改善することにコミットしていないことがほとんどだと思うようになった。
・若い人の批判を聞くようになり、その多くはもっともだと思う一方で、批判している方自身が打開の為に動いていない(本人は動いていると思っているが、森の中の木レベルの動きに留まっている)ケースがほとんどと思うようになった。

…など、理由は複合的です。

物事を良くするため、「こと」の批判は価値のあることもありますが(物事を悪化させるときの方が多いとも思いますが)、人の批判は無益と感じるようになりましたね。ほんと。。
ソーシャルブックマーク:

2012.01.15 18:27

この週末はセンター試験でしたね。志願者数55万人!と、国にとっても一大行事。
なんせ全国様々な会場で、全く同じ時間に開始~終了しなければいけない、というシロモノですから…。
問題用紙など、試験に必要なものは、試験場までの輸送に特別な専用車を用いて、警備員常駐で輸送されているんです。
参)Z会のセンター試験分析速報は、「Z東大対策ブログ」でどうぞ。

さて、センター試験は、各大学、様々な用途で利用するわけですが…
代表的な使用例は、東大を初めとする国公立大学が独自で出題する二次試験の前に、教科書レベルの知識を様々な教科に渡って広く理解できているかどうかを試す、というものです。一般的に知られている用途ですね。
これはセンター試験導入当初より変わっておらず、国公立大学志望者は、センター試験終了後、Z会の即応短期コースなどを利用し、短い期間で大学個別の二次試験の対策に臨みます。

でも…このセンター試験、細かなところはいろいろ以前から変化しているんです。
リスニングが導入されたことは有名ですよね(2006年)。
そこで、これから1週間程度、センター試験について、いろいろ話題が盛り上がると思いますので、以前とはこの辺が違うんだよ!ってところや、こういうことになっているんだよ、というマメ知識的なことをちょっと記事にしてみます。
注)読者層として30、40代の皆さんを意識しています。また、細かな部分はざっくりと説明し、(正確さより)わかりやすさを優先していることをご了承ください。


◎共通一次試験とセンター試験の違い

1990年に導入されたセンター試験。それ以前の「共通一次試験」との制度的な違いは、「国公立大学のみが利用するもの、という位置づけから、私立大学も(試験結果を)利用してもよいもの、とした」部分です。


◎様々な「受験上の注意」

・受験票の写真は、受験中に眼鏡をかけて解く場合、必ず眼鏡をかけてとらなければいけません。
・シャープペンシルを使用することは構いませんが、あくまでメモ書きや計算用として。マークシート記入時は必ず鉛筆(H、F、HB)で行わなければいけません。(マークシートへの解答が読み取れなくなる可能性があるため)
・カンニングだけではなく、他の人に答を教えても不正行為として退場を命じられます(苦笑)
・定規はそもそも机上においてはいけません(=使用不可)。


◎「センター試験として用意される科目」と「実際にその科目で志望大学に出願できるか」は別

たとえば、センター試験の「科目」の中に「理科総合A」ありますが、これは「センター試験の問題として用意しました」というだけで、この科目を受験しても東大には出願できません。
他の例で言えば…2012年度の試験科目に「倫理」「政治・経済」そして「倫理、政治・経済」というものがありますが、だからといって“俺、倫理はめちゃめちゃ得意だけど政治・経済は苦手だから「倫理」で受けるわあ”と単純にはなりません(2012年度の東大入試では、このパターンが不可で、必ず「倫理、政治・経済」をとる必要があります)。

受験生の保護者の立場では、センター試験の科目の変化だけを見るだけではなく、お子様の志望校がセンター試験で何を課しているかまで見る必要があります。


◎「教科」と「科目」の違い

教科は「外国語」「数学」「国語」「理科」「地歴」「公民」の6教科のことで、この中で「英語」「韓国語」「物理」「日本史」…などに分かれているのが「科目」のことです。
「科目数」としては「7科目」がメジャーですが、この標準的な教科のパターンは

・5教科7科目、という場合…英語・国語・数学①・数学②・地歴 or 公民の1科目・理科の2科目
・6教科7科目、という場合…英語・国語・数学①・数学②・地歴の1科目・公民の1科目・理科の1科目

となります。
1990年~2003年頃までは「5教科6科目」が多かったのですが、いわゆる「ゆとり教育」を懸念した国公立大学側の多くが科目増の処置をとったわけです。

「5教科7科目化!」というニュースの見出しだけ追っていると、数学に①と②があることが、「科目数」をカウントするときに見落としがちな点です。
また、以前は「社会」という「1教科」だったものが、今では「地歴」「公民」として「2教科」と数えるようになった(正確に言うと、高校の課程では「社会」という教科がない!)ことも、30代以上の方はご存知ない方が多いですね。


◎満点は何点?

満点を「950点」とする国公立大学(とくに難関大学)が多いです。「800点」という認識の方は、ゆとり教育への批判から生まれた「センター試験5教科7科目(あるいは6教科7科目)化」以前の受験者ですね。また、「900点」という認識の方は、5教科7科目化はされていたものの、リスニング試験(50点)が導入される前の受験者の方。


◎今年度(2012年度)はそれまでと何が変わった?


理科と地歴・公民の受験の仕方が大きく変わりました。
たとえば、これまでは社会の中でも「地歴」と「公民」は別々の時限(それぞれ60分間)で試験を受けていたんですが、今年度から「地歴と公民をあわせて120分の時間内で解く。60分経過時点で1教科目の解答用紙を回収する」ことになりました。
これにより、これまではできなかった「(公民を受験せず)地歴だけ2科目受験する」という方法が可能になりました。細かいですが、理科では「物理・化学・生物」などという3科目受験ができなくなり、最大2科目の受験となりました。

この方法をとることにより、ある「ズル」が可能になるんですが…わかりますかね?
答えは記事の最後に。


◎受験番号などの基本情報をマークし忘れた受験生の措置は?


「やばい!受験番号をマークするの忘れた…」
そもそも忘れた人は、これ自体も気づかないかもしれませんが(苦笑)、こういう受験生は0点となるのでしょうか?

2006年5月25日の記事によると…
1984年以降23年間にわたり、このような“うっかり受験者”に対しては、全員誰かを割り出され、「0点」にせずに通常通り採点されていたそうです。2006年度センター試験では、その数、なんと、約7,000名!
でも、だからといって、今後この方針が続くとも限りませんので、マーク漏れがないかは十分注意して欲しいものです。


◎過去と似たような問題が出題されることはある?

似たような問題どころか、過去問そのものも利用される(こともある)というのが方針です(2010年度以降)。
…まあ、だからといって、すべての過去問を完璧に解けるようになるだけでも…という感じもしますし、完璧に解けるということはそもそも実力があるのでは?という見方もありますが(笑)


◎地歴公民や理科の科目選択に有利・不利はある?


僕の高校時代にもありました。“理系は「日本史」より「地理」の方が有利だ”という噂(笑)。

確かに、毎年の「平均点」だけで比べれば、地理の方が日本史より高くなることの方が多いです(この15年では地理<日本史となったのがわずか3回)。
しかしだからといって、地理受験が有利だ、と短絡的に結論付けるのは、冷静に考えるとおかしな話です。
教科との相性があるから、という理由もありますが、もっとハッキリした根拠に、「その科目を勉強するための時間数が「平均点」には加味されていないから」というものがありますから。
…つまり、地理が勉強しにくいため、地理受験者の地理に費やす勉強量が、日本史受験者の日本史に費やす勉強量よりずっと多くなった、結果として「センター試験まで一生懸命勉強してきた人間同士」比べると、地理の方が日本史より点数が高くなる、ってだけかもしれないわけです。

科目選択に絶対的な有利・不利なんてありません!


◎では最後に

「今年度(2012年度)はそれまでと何が変わった?」のところで言及した「ズル」について。

例えばほとんどの文系学部では、理科は1科目だけしか(センター試験の受験を)要請していません。
したがって、文系学部志望者で、化学で出願しよう!と思っていた人間が「ズル」しようと思えば、

=============
最初から化学を解き、回答を「問題冊子」に記録、60分時点での解答用紙回収では別の科目を解いたものとして提出、2科目目の時間も引き続き化学を解く。これにより「60分の時間枠のものを120分かけて解く」ことが可能に!
=============

となるんです。

このような「ズル」を避けるため、ほとんどの大学では、「先に提出した解答用紙の科目での出願とする」ことが規定されました。
これまでは、2科目以上受験した場合、大学側が自動的に高得点の方を出願科目として採用していただけに、得意・不得意に差がない人にとっては少し不利な条件に変わったと言えますね…

余談ですが、僕は物理・化学の2科目受験しました。
当時は理系でも、東大出願の際、センター試験で必要な科目は「(理科は
1科目」でした。
化学の方がはるかに得意だったにも関わらず、本番は、物理の方が得点がずっと良かったので、今年受験していたら不利にはたらきましたね(苦笑)。まず1科目目に化学を解くにきまっていますから。
ソーシャルブックマーク:

プロフィール

プロフィール画像
寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
※スパムのためコメント欄は閉じました(すいません)。

カレンダー

<<   2017年11月   >>
      01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

月別アーカイブ