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2014.11.07 11:59

現役東大生が開発。たのしさ重視の英単語暗記は「mikan」で!
↑サイト「WomanApps magazine」へリンクしています。

現役東大生が開発したアプリ。
英単語暗記アプリ。
このテのものはこれまでも、いろいろ出てきていると思います(といってもまだまだ数としては少ないですけどね)。
皆さんにとっては真新しいかもしれませんが、ICT教育を普段からリサーチしている僕にとっては、ややお腹いっぱい感。


とはいえ!?一つ一つの(ICT教育の)記事内容まできちんと読んでいます(タイトルだけ見て読み飛ばしはしないってことですね)。
そして…今回のアプリ、「いいじゃん!」と直感的に感じました。


1.実体験に基づいている。

“今回紹介するアプリ「mikan」は、開発者である現役東大生がみずから実践していた「もっとも早く効率よく」できる暗記方法を、アプリとして作成したもの。”(“ ”内は記事より引用)

「こんなのあったらいいな」と、開発者自ら思っているものが形になったとき、それは素晴らしいものになる確率が高まります。自分自身がユーザーで、自分が満足しないと世に出しませんからね。

「そんなのあたりまえじゃん」と思われる方が多いかもしれません。
しかし一方で、「自分が“やりたい”」と思ったわけではなく、何らかの指示により開発業務に携わった場合、様々な制約条件を言い訳にして、「こんなのあったらいいな」という気持ちの発露が全くないケース、たくさん、たくさん、あります。
確かに根源的な「やりたい!」はないかもしれませんが、それでも、指示の中で許されている自由度の中で発露できるシーンは数多くあります。にも関わらず。
※余談ですが…「そんなのあたりまえじゃん」と思う方に限って、自分が開発業務を担当すると、そうなりがちな気もしています。

そのため、「こんなのあったらいいな」がそのまま形になったものは、意外と世の中になく、だからこそ他の製品と比べてよいものになる確率が高いんです。


2.自分の足でユーザーにヒアリングしている。

“アプリのリリースまで、この開発者さんは全国をまわって約250人にこの「mikan」での英単語学習を試してきたそうです。”(“ ”内は記事より引用)

「業務」としてリサーチを任されたとき、担当者が
   “自分の目で見る、確かめる、感じる”
をやらないケース、これも枚挙に暇がないくらい、世には散見されます。ほんとに他社の友人から愚痴で出てくるパターンとして多い(苦笑)

そのような担当者がやりがちなこと。
・そもそもアンケート内容がチープ(例:「やってみて役に立ったか?」などの質問項目を用意するケースが多いですが、「役に立たない」(=役に立ったシーンがゼロであるもの)ことなんて実際にはほとんどない、にも関わらず)。
・分析どまりで解釈がない(例:「よい」と答えた人が75%いた。だからいいものである。と結論。75%「よい」と答えたら“利用しようと思うほど「よい」ということ”か?の視点がない)
・リサーチに基づいて「よりよいものにしていこう」と自ら動こうとしない。
…などですね。

250人、実際に開発者がユーザーに聞くなんて、すごい規模ですよ。仕事の「機能」で動きがちな大企業で開発者がここまでしているケースは余りないんじゃないでしょうか。
だから、大企業の出すアプリより、いいものになっている、そんな気がします。


現役東大生が開発。たのしさ重視の英単語暗記は「mikan」で!
↑サイト「WomanApps magazine」へリンクしています。

皆さんも試してみては?僕も見てみまーす。
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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