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2012.09.14 23:40

『坂の上の坂』(藤原和博)

以前から気になっていた書籍ですが(藤原さんの本でもありますし)、ちょっとしたきっかけがあって購入。すぐに読了。
想像はいい意味で裏切られ、共感するところが多い書籍でした。


ちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』、そして知人でもある泉忠司さんの
魚の釣り方は自分で考えろ』。
伝えていることの根幹は、『坂の上の坂』とおんなじです。

自分の力で自分の人生、自分の幸せを定義し、創っていかないと、これからの世の中は、きっついよ~

ってことなのかと。


僕が子どもだった、1970年代から90年代も、「自分の力で道を切り開け!」のようなことは言われていました(そう教わりました)。
でもほとんどの人は、そんな精神論を教わるにとどまり、社会に出るときに「切り開く」ように飛び出た人はあまりいない、そんな世代だと思います。

そんな僕の世代が親になった時代。周りで「自分の力で道を切り開け!」的なことを言われていても、「でもどこかにしがみつくんだよね(しがみつけるんだよね)」と思っている保護者も、少なからずいるような気がします。


今の時代、マジ、しがみつけませんから。

自分の時代感は、そんな感覚です。


正解のない時代。
考えて、選択し、決断すること。
そのスピードを速くすること。

そんな人しかハッピーをつかめないんだと思います。

そして、そんな人がつかんだハッピーは、横並びの時代に多くの人がつかんだ「そこそこハッピー」より、ずっとずっと、ハッピーなんだと思います。
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2011.11.15 23:50

ふらっと買ってみました。

『自分のアタマで考えよう』(ちきりん/ダイヤモンド社)

ちきりんさんは有名なブロガーですね。

Chikirinの日記


本書では、文章やデータから「(自分で)解釈すること」の大切さを教えてくれています。

現代社会は情報が氾濫しているうえに、いろいろな物事が複雑化しており、問題が起きた時の原因は1つ2つではないですし、解決策まで直線的につながる時代ではありません。
だから、1つの事実や「表面に現れたこと」を「自ら」紐とき、「自ら」考えていくことは、とっても、とっても、大切です。


しかし一方で、残念ながら、昨日のブログ 「わかりにくい」「説明不足」その原因は“お互いさま”。でも触れたように、良く考えようともせず、すぐに「わかりにくい」と口にする人も相当数いるような気がします。
加えて、「わかりにくい」のは説明者側に責任がある、と…(昨日のブログの通り、本人にも努力が足りないことが大半なんですけどね)。

教育業界が拡大してきた影響もあるかもしれませんね。
幼いうちから「塾」に慣れてしまうと、「説明する側がわかるようにしてくれてアタリマエ」のような感覚になりがち。
※我々も反省しなければいけませんね…。

また、本当にわかりやすい参考書は、売り上げも伴い人気を博すのですが、そこまで売り上げがない参考書に対し、学生が「これ、わかりやすいよ!」というコメントを寄せている場合には、“わかろうという姿勢が薄い人を狙い、わかりやすいと錯覚させるように”作っている場合もありますね。
“わかろうという姿勢が薄い人”は学力レベルもそこまで高くないことが多いですから、簡単な問題を載せ、その解答解説を、学力が低い人に合わせた言語で書く、なんてこと、できちゃいますから。


閑話休題。
現代の状況を見ても、未来がヨミにくいことを考慮しても、「自分のアタマで考える」ことをしないと、幸せは間違いなくその人に訪れません。
わかりやすい説明を思わず求めがちかもな…と思える人、『自分のアタマで考えよう』は参考になりますよ。


蛇足になりますが、本著で思わず「そうそう!」と思った文章を紹介しておきます。

==(以下引用)==

クラクラするほど無意味な仕事の選択理由が「社会の役に立つ仕事がしたい!」というものです。いったい「社会の役に立たない仕事」とはどんな仕事なのでしょう?オレオレ詐欺?それとも銀行強盗??「社会の役にたつかどうか」などというフィルターを使っても、志望業種すら絞れません。
「成長できる仕事」というフィルターもナンセンスです。「社会人1年目に一生懸命取り組んで、まったく成長できない仕事」なんて存在しません。もし特定の仕事でしか成長できない新社会人がいるとしたら、問題は本人の学ぶ能力の方でしょう。

『自分のアタマで考えよう』(ちきりん/ダイヤモンド社)
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寺西隆行
ICT CONNECT 21 の寺西隆行です。小松高校→東大理一→工学部環境系→教育の道へ。教育とマーケティングをずっと見つめながら過ごすことが喜びです。
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